プラグコードとは、プラグに電気を運ぶ電線です。極端な劣化(断線など)がなければ交換する必要のない
部品ですが、一般的には5〜10万キロで交換したほうが良いとはいわれる消耗品です。
プラグコードはポン付けでOKなので、シロウトでも簡単に交換できるし、古いプラグコードは電気を逃し
やすいため、不完全燃焼を起こしやすいのですが、当然新しくすれば燃費向上も期待できます。また、
一般的な社外品で3馬力くらいのアップが見込めるということで、チューニングパーツとしてはかなりお手軽です。
そんなわけで、カーショップに行ってはにらめっこするのですが、プラグコードも結構いい値段(2万円くらい?)
するので、今までなかなか手が出せずにいました。
今回、たまたま寄ったイエローハット系の中古パーツショップで、TRDのプラグコード(新古品)が
9500円で売られているのを見かけて、「チャンス!」と思って購入に踏み切りました。

TRDプラグコード (箱が光ってしまった・・・残念)
このTRDのプラグコードの箱には交換の手順などを解説してくれるような書類が一切同封されていませんでした
(新古品だから?)。私は結構ビビリなので、ネットで交換方法を模索しまくりましたが、その手順を詳しく
説明しているページにはなかなかたどり着かず、「案ずるより生むが易し」でトライしてみました。
結論から言えば、プラグコードの交換は結構簡単です。作業時間も、私のクルマの場合ならかかっても
20〜30分ですね。
 交換前
 交換後
 交換前
 交換後
プラグコードには数字が振ってあるので、どの位置に何番が差し込まれていたかをメモしておくと、
大きな混乱もなくスムーズに作業が進むと思います。また、私は古いものをまとめて外して新しいものを取り付ける、
という手順でしたが、1本ずつ交換すれば間違えもないと思います。
交換後、最初は大きな変化は感じられなかったのですが、ふと信号待ちで「アイドリングが凄い安定している・・・」
って思って、800回転で微動だにしないタコメーターの針に若干ビビリました。あとは、アクセルも若干軽くなった
感じがします。TRDのプラグコードの場合は大きなスペックアップを望めませんのでチューニングと言うには若干足りない
感もありますが、私のEDがすでに13万キロ走っていることから考えても有効な処置だったな、と思っています。
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