魔法のチューニングパーツ
パワーデッキスペーサー装着!

ついにエンジンに手を入れちゃいました(苦笑)。
(07/07/21)
(07/08/01更新)



 私と同じくEDに乗っていた弟が今年の春にクルマの乗り換えをしたのですが、その際に取り外した 「パワーデッキスペーサー」が実家の車庫の片隅に転がっていたので、 譲ってもらいました。

 「パワーデッキスペーサー」トップフューエル)とは、 3S-GEエンジン専用のパワーアップパーツで、サージタンク(エンジンの空気溜まり)の容量をアップさせることで 燃焼効率を上げ、低速から中速域までのトルクを上げるというパーツです。なんとポン付けで10馬力アップ!? コンピューターの書き換えや他のパーツの加工・調整は一切不要で車検にも適合という優れものパーツなのです。

では、さっそく装着してみましょう!

装着前

装着後(3cmかさ上げ)

 作業は、サージタンクのカバーを外して、パワーデッキスペーサーをはめ込んで再びボルト留めするだけなので、 順調に進めば30〜60分で完了します。ただ、サージタンクのカバーは8本のボルトで留まっているのですが、そのうち2本が スタッドボルト(ヘッドが無く、棒の両端がネジになっているボルト)なので、それを外すのに苦労するかも知れません。



 スタッドボルトは「ダブルナット」という方法を用いて外します。上の画像のように、ボルトにナットを2重にかけ、 そのナット同士を締め付けて、下側のナットを回すとスタッドボルトも回るという具合です。最初は、既存のナットを 2重がけして挑戦したのですが、あまり強く締めるとナットの角が滑てしまいそうだったので、ホームセンターで M6×1.25のナットを2つ買ってきて実行しました。ちなみに、ナットは鉄製で、価格は3円×2個です(笑)。 (既存のナットだとネジがバカになったらアウトですが、ホームセンターで 買ったナットなら壊れる事を恐れず思いっきり出来ます。実際、買ってきたナットで「えいやあ!」って やったら案外簡単にスタッドボルトが緩みました。でも、案の定やっぱりナットは少しシブい感じになりました;汗。)



 実は、パワーデッキスペーサーを装着すると既存のプラグコードカバーが取り付けられなくなるのですが、 私のクルマの場合、タワーバーが邪魔でプラグコードからカバーを取り外すのがむしろ難しく、「えーい!だったら・・・」 ってことでカバーをそのままにしてプラグコードを無理やり元の場所に押し込んじゃいました。 なお、既存のものより10mmくらい長めのボルトでカバーを1ヶ所ネジ止めしてあります(上の画像)。


<インプレッション>
(07/08/01更新)

 まず結論から言いますと、私は充分にパワーアップを体感することができて、毎日の通勤がとても楽しくなりました。 とはいえ、加速力が革命的に向上して「ゼロヨンが○.○○秒伸びる」とか、アクセルをベタ踏みすると 「最高速が○○km/h伸びる」とかというパーツではないと思ってください。むしろ、アクセルをガツンと踏んでいるとき よりも、どちらかといえば普通の走行で「あっ、いい感じ♪」って思う感じです。
 装着前は、踏み込んだ瞬間や加速し始めるときに、なんとなくもたつきがあったんですが、装着後は、アクセルの 踏み込みが浅くてもしっかり反応するし、加速もスムーズになりました。クルマを通勤中心で利用している私は、 日頃より安全運転&低燃費走行を心がけておりますが、アクセル・オンした瞬間や浅めの踏み込みでもしっかり反応して がっちり踏ん張ってくれるので、運転が大変楽になりました。
 なお、燃費にはあまり影響はなさそうです。今回は、パワーデッキスペーサー装着後のフィーリングを体感しようと 実験的にアクセルを深めに踏んだりもしてみたので燃費についてはあまり期待してなかったのですが、計算してみたら なにげに10.0km/l走ってました。(ちなみに普段も10〜11km/lくらいなので普段どおりですね。)


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