![]() MOMO CORSE(モモ・コルセ)です。 ここでは、ステアリングを社外品に替える手順を紹介します。 (03/03/25) |
「ステアリング」とは、要はハンドルのことです。 ST20#系スポーツモデルの純正ステアリングも本革巻きで握り心地は悪くなく、 また社外品の価格も決して安くはないので、 「ステアリング交換はないかな」と思っていたのですが、ラッキーな事にMOMOステがお安く手に入ったので、 勢いで換えてみました。 ちなみに、ステアリングの有名どころといえば MOMO(モモ) とNARDI(ナルディ)とITALVOLANTI(イタルボランテ)かしら。 注意! ここで紹介するのはエアバックなし車の場合です。 エアバック装着車の方は、ステアリングおよびボスの説明書をよく読んで、くれぐれも慎重に作業して ください。(なお、エアバック装着車に非エアバックステアリングを取り付けた場合、自動車保険の エアバック割引が使えなくなりますのでご注意ください。) ☆作業手順☆
ホーンに電気が流れています。 念の為ヒューズを外しておくとよいでしょう。 ![]() エンジンルーム内のヒューズボックスを開け、 「ホーン」のヒューズを外しておきましょう。 ![]() 1.純正ステアリングをはずす まず、ステアリング中央のカバーをはずします。 ![]() カバーはピンとネジで留まっていますので・・・ まずはハンドルの裏側からネジをはずします。 ![]() ![]() ![]() カバーをはずすとこのような感じです。 ![]() 中央に大きなナットがあります。 実は、ステアリングを固定しているのはこれだけ。 ![]() ナットは19mm、十字レンチ(もしくはラチェットレンチ)でナットを緩めます。 その際の注意点として、キーを抜いてハンドルロックすることと、ナットは全てはずさない 事。なぜかというと、ステアリングのボルトの奥の部分がテーパー(奥がやや太くなっている構造) になっていて、かなりキツくはまっているため、ステアリングをはずす時、瞬間的に相当の力 をかけなければならないのですが、思いっきり引っ張ってはずれた時に自分の顔や胸を打って しまう事故が起こりかねないので、とりあえずナットは残しておきます。 社外品のステアリング取り付けにはステアリングボスが必要になります。 要はアダプタですね。 ![]() これがボスです。 車種により異なりますので、購入の際は慎重に。 (カーショップに必ず適合表がありますので、要確認。) 実は、私も失敗しました。上の写真の右側のボスは某ネットオークションで手に入れたのですが、 左のボスと比べると分かりますが(赤い配線に注目)、ホーンの配線がありません。 ![]() 左がエアバッグやオートクルーズなどの特別装備装着車用、右が一般的なものです。 ※必ずしも特別装備装着車のボスが左の様だとは限りません。車種により様々です。 ![]() ![]() ![]() ボスを差し込みナットを締めます。 ![]() 六角レンチを使って、ステアリングをボルトでボスに固定します。 最後に、ホーンの配線を接続して、 ホーンボタンを取り付ければ終了です。 ![]() ↓ ![]() ホーンのヒューズを戻すのを忘れないようにしてくださいね。 ![]() 装着完了! ちなみに、ホーンボタンは新たにTRDにしちゃいました。(カーショップ等でホーン ボタンのみ購入可能。) ボスについては、その車にあったものを選んで購入するので特に問題は発生しませんが、 意外に厄介なのが純正から純正への付け替えです。 取り付け部位の形状はメーカーごとに違いますが、逆にいえば同一メーカーなら、基本的には他車種 のものでも取り付け可能なのです。 ところが、取り付けたはいいが他の場所と干渉してハンドルが切れなくなるような事もあります。 (例えば、ST20#系→ST18#系,S13系後期→前期など。) そこで、ダッシュボード側を加工しちゃいましょう! ![]() アクリルカッターを使ってカバーを加工(S13前期の場合)。 |