フットワーク軽くいきましょう!
(スタッドレスタイヤ選び編)

(06/10/25更新)

 2005年12月17日、冬用タイヤを買い替えました。ミシュランの「X-ICE」 を入れたのですが、購入にあたっては結構悩みました。 また、今まで何社かのスタッドレスを実際に履いたり、ショップのお兄さんからいろいろうんちく も聞かせてもらったので、ちょっとまとめてみます。皆さんのタイヤ選びの参考になるかどうかは分かり ませんが、目を通していただけると幸いです。


 注:この記事は個人的な独断と偏見で書かれています。これからスタッドレスタイヤを 装着するにあたり当ホームページを参考にされる場合は、それを念頭に置かれまして読み進めていただきますよう お願いいたします。


 スタッドレスタイヤとは雪道用タイヤの事です。ちょっと前は、 関東ではスキーによく行く人のタイヤって感じでしたが、最近はスタッドレスタイヤ人口も かなり増えたように感じます。

 私が運転免許を取得したのは19歳の春で、その年の冬から自分のクルマでスキーに行っているので、 スタッドレス歴はかれこれ10年になります。以前乗っていたST162カリーナEDのときは、父親が使っていた 雪道用タイヤを譲り受け、その残り溝を見ながら前輪と後輪で1年タイミングをずらして ダンロップ「グラスピックHS-1」とトーヨー「オブザーブ・ガリット」を購入しました。 最初はタイヤについての知識が全くなかったので、とりあえず手の届く範囲の価格帯でよさ気なものを 選んだつもりで、「スタッドレスを履いている」という満足感だけでガンガン雪国へと乗り込んでいましたが、 今となれば突っ込みどころ満載のスタッドレス選びでした。
 まず、オールシーズンタイヤじゃあるまいし、4本同サイズのカリーナEDで2本ずつ新調するっていうのも なんかナンセンスな感じがします。特に、使用年数や硬化の度合いを見ながら2本ずつ買い換えるならまだしも、 当時は溝のみが判断基準でした。(ちなみに、スタッドレスは4輪全てに同銘柄で組むのが基本です。たまに 「駆動輪のみに装着する」という考えの人もいますが、充分に機能しませんし、高速道路のチェーン規制でも NGをくらいます。)また、価格も185/70R13を8000円/本くらいでなんの値切り交渉もなく購入していましたが、 もう少し安く買えたんじゃないかなって思ってます。


まず、スタッドレスタイヤについての基礎知識。


 以前、理科の先生に「スキー場に、雪のかわりに小麦粉をまいたら、果たしてスキーはできるのか?」 という話を聞いた事がありまして、答えは「できない」そうです。
 水というのは、固体より液体でいる方が楽な物質で、つまり雪や氷は比較的無理な状態で固体になって いるので、ちょっと圧力がかかるとすぐ水に戻ってしまうのだそうです。スキーは、圧が加わって水に戻った雪が 抵抗を少なくしてスキー板を滑らせているということになります。
 雪道では、クルマも同じ理屈でスリップします。そこで、雪上や凍結路上でもグリップが保てるよう撥水性を 良くしたのがスタッドレスタイヤなのです。

左がスタッドレス、右がノーマル(オールシーズン)です。
スタッドレス ノーマル

 スタッドレスにはサイプと呼ばれる細かい溝があって、これが水をかき出すわけです。 また、スタッドレスは触ると表面がやわらかいのですが、やわらかい方が路面に密着するので、 凍結路や圧雪された路面でもよくグリップするという理屈です。


その1.ブリヂストン「ブリザックMZ-03」
(2000年10月に購入、05年4月まで使用)


ブリヂストン「ブリザックMZ-03」


 ST162EDの頃に使っていた2種類のスタッドレス(ダンロップ「HS-1」とトーヨー「ガリット」)を比較すると、 圧倒的に「ガリット」の方が良かったです。「HS-1」を購入したときは、ショップで「撥水性重視で凍結路面に強い」 と勧められたのですが、初めて履いたスタッドレスだったこともあって比較の対象がないのでよく分かりませんでした。 その翌年「ガリット」を履いたら、「あっ、なんか路面を掴んでる感じがする」って実感できたので、私の中では 「ガリット」のほうが印象が良いです。
 2000年の春に今のEDに乗り換えて、その冬にスタッドレスを新調するにあたり、そのあたりの経験を踏まえて またトーヨーにしようかなって思ったのですが、その年にブリヂストンが新作「ブリザックMZ-03」を発売 したので、クルマに詳しい同僚や、タイヤ屋さんやカー用品店を何軒も回って「トーヨーとブリヂストン どっちが良いですか?」と相談しまくった結果、圧倒的にブリヂストンの評判が良かったので、だいぶ高かった んですけど「MZ-03」を導入しました。
 まず、結果的に却下となってしまった「ガリット」でしたが、「でかつぶクルミ」という捨てがたい 特長を持っています。トーヨーのスタッドレスには細かく砕いたクルミの粒が入っていて、これが凍った路面を砕きます。 だから凍った路面ではスパイクタイヤのような強みがあり、そのような秀でたものを持ちながらも他社製品と 価格が変わらないのも魅力です。
 対するブリヂストンは「メガ発砲ゴム」という、細かな気泡の入ったゴムの特許を持っていて、その技術を 使って作られた「ブリッザック」はゴムが硬くならないそうです。普通スタッドレスの寿命は3年といわれていますが、 ブリヂストンは5年経っても雪道用タイヤとしての性能を充分発揮できるだけのやわらかさがあるといわれています。 ネックは、高品質なので価格が高いところでしょうか。
 そもそもST162EDは標準が13インチで、カローラクラスとほぼ同じサイズだったのですが、ST202の標準は205/55R15でした。 2インチアップでしかも扁平となれば、1本あたりの価格が倍になります。

 さて、オールシーズンタイヤについては走行性能向上やドレスアップを目的とした「インチアップ」がありますが、 冬用タイヤではこの逆をすることで、タイヤ1本あたりの価格を抑えることが出来ます。タイヤの外径に変化が なければメーターに狂いも出ず、そもそもスタッドレスは攻める走りに向きませんので幅広である必要もありません。 そこで、私もインチダウンに踏み切りました。

ST20#系タイヤサイズ変更表
205/50R16→205/55R15→195/60R15→185/65R15→185/70R14


 元々から15インチの純正ホイールにスタッドレスを組むつもりだったのですが、EDのサイズの場合、同じ15インチでも 扁平率を55〜65で調整できるので、出来る範囲で扁平率を下げてやれば価格も下がります。細かいところは忘れて しまいましたが、確か当時205/55R15の4本セットで80000円くらいで、185/65R15だと4本セットで60000円くらいでした。 それをタイヤショップを5軒くらい回ってそれぞれの店で値下げ交渉して、最後のショップで感じの良いお兄さんと 1時間くらいの話し合いの末、10月中の早期割引もあって工賃等全て込みでジャスト50000円で組んでもらいました。 ちなみに、私のEDはスポーツグレードなのでブレーキキャリパーの関係上14インチが入れられないのですが、 その他のグレードでは標準14インチですので、185/70R14ならば40000円くらいで購入可能かも知れません。もちろん、 他社のスタッドレスならもっと安く入れることも出来ると思います。

 「MZ-03」の印象ですが、「うわあ、雪をよく食ってるなあ」っていう感じで、すごく安心感があります。また、 たまにしか雪の降らない埼玉では、雪上を走るよりもむしろ雪のあと数日間の凍結にヒヤヒヤする感じなので、 建物の日陰になってなかなか雪のとけないような路面に出くわしても結構グリップしてくれるのは良い感じです。 私はこれですっかりブリヂストン信者になって、その後女房のクルマにもブリヂストンのスタッドレスを入れました。 なお、3シーズン使って履き替えるつもりでしたが、結果的には私のクルマも女房のクルマもプラットホーム (スタッドレスタイヤとして使える限界のサイン)が出るまで5シーズン履いちゃって、それでもまだ ゴムがやわらかいのはさすがブリヂストンです。
 ただし、スパイクタイヤのように引っかいてくれるわけではないので、いくら評価の高いブリヂストンでも滑り出したら 止まりません。私は一度、T字路の「止まれ」の標識に従ってブレーキを踏んだら、停止線手前が建物の北側で日陰に なっていて、そのまま「つー」っと滑って停止線の先まで放り出されたことがあります。 優秀なタイヤだからといって過信してはいけません。


その2.ミシュラン「X-ICE」
(2005年12月に購入)


ミシュラン「X-ICE」


 今回、我が家では2台分のスタッドレスの買い替えをしなければならず、冬のボーナスをアテにして、「MZ-03」 の後継である「REVO1」を私と女房と両方のクルマに入れるつもりでいたのですが、他にもいろいろと出費が かさみ、一時はスタッドレス購入を諦めざるを得なくなりました。とはいえ、クルマ依存度の高い我が家にとって 冬場にスタッドレスを履かない事は、雪が降ったら重要なライフラインをひとつ絶たれることを意味します。 そこで、「ブリヂストンに拘らないこと」と「中古も選択肢に入れる」ことで、5年前にEDの「MZ-03」を 買ったときの50000円を下回る金額で2台分のスタッドレスを購入することが出来ました!
 今回は、まずは女房のクルマを優先してスタッドレスを買いました。(家族で出かけるときに使うし、4駆なので。) 女房のクルマにはなんとしてもブリヂストンを死守したくて、標準165/70R13を155/80R13にサイズダウンして、 「REVO1」を諦めて「MZ-03」にして、ネットオークションに出品している業者さんからほぼ未使用の中古品 (まだ表面にイボイボがついている)を12600円/4本+送料で購入しました。
 ブリヂストンの良いところは「高性能」で「ロングライフ」であること。つまり、この要件を満たしていれば 他社製品で妥協する余地があるわけです。そこでEDのタイヤについては、馴染みの中古パーツ屋さんに「本当はブリヂストンが 良いのだけど、信用できるメーカーで比較的新しいものを出来るだけ安くお願いします」と伝えておいたら、女房のアトレーと同様 にほぼ未使用(但し先シーズン製)のミシュラン「X-ICE」を25000円という申し訳ないくらいお安い価格で提供して いただきました。(安くて良い中古品にめぐり合えるかどうかはハッキリ言って運です。もしこのページを見て中古品を探す場合、 普通は2〜3年落ちでこの値段とか、もしくはこの1.5倍くらいの値がついていてもおかしくないと思ってください。)


ミシュラン「X-ICE」(ちなみに、ミシュランのキャラクターは「ビバンダム」といいます。)


タイヤには「製造番号」が刻まれていて、そこから製造年週を知ることが出来ます。

 「JAF3703」が製造番号、その下4桁の数字が製造年週。最初の2桁が週で後の2桁が年を示しますので、 上の場合は2003年の第37週に製造されたことになります。

 「X-ICE」の感想ですが、ドライ走行で乗り心地が良いのに感心しました。タイヤがやわらかい割に「フニャっと (腰くだけ)感」もないし、音も比較的静かです。(とはいえ、夏タイヤに比べたらだいぶやわらかいので、乗りはじめは 若干戸惑いました。)雪道性能については・・・まだ雪が降っていないのでなんともいえませんが、 巷の評判は「ブリヂストンよりやや劣る」とか。昨シーズンから投入されたモデルなので、3シーズン目以降のゴムの硬化 の具合についてもまだ分かりません。ミシュランの前作「ドライス」も、ネットなどで調べれば「経年劣化はそれほど酷くない」 とは書かれていたりしますが、やはりブリヂストンのように「4年目も効く!」って訳には行かない様子。あと、ブリヂストンの 同サイズのスタッドレスにはリムガードがあるのですが、ミシュランにはリムガードがないのがデザイン的にやや不満かも。

 なお、今回は中古で済ませてしまいましたが、出来ればタイヤは新品で購入したいところです。中古タイヤで、特にスタッドレス を購入する場合は、溝の残り具合のほかに、製造年月(出来る限り新しいものを選ぶ)と傷の有無(サイドの傷はバーストの原因になる) をよく確認するようにしましょう。ネットオークションや中古パーツ店では、溝が残っているという理由で古いタイヤが高値で取引 されているケースも見られますが、3年以上前のスタッドレスは個人的には購入を控えたいところです。逆に、運搬や展示の際にブロック が破損した(といっても走行に支障のない程度の)新品タイヤが、新古品として安く買える場合もあります。
 あと注意したいのが、新品であれ中古であれ、「組み換え&バランス工賃(相場は1本2000円)」と、買い替えの場合はプラス「廃タイヤ 処分代」が別途掛かると思ってください。つまり、商品代プラス10000円くらいの予算を組まなければならないということになります。 逆に言えば、例えば「4本セット価格(工賃等無料)」と表示されていればお値打ちかもしれません。また、私は「込み込みで○○円に なりませんか?」という値段交渉で工賃と廃タイヤ処分代をまけてもらうのがいつものパターンです。


 さて、市中のカー用品店では、ブリヂストンとミシュランは同じくらいの価格設定になっていて、そしてこの2社だけ 他より高めです。もちろんネームヴァリューもあるのですが、やはり高性能だから値下げしなくても売れるというのが 大きいようです。スタッドレスで、ブリヂストンとミシュランがともに優れるのは「抜群の吸水性」です。スパイクの ような路面を引っかく技術については、例えば先述のクルミや、サイプのきり方や、タイヤ表面を毛羽立たせるなど、 今やそれぞれ各メーカーのさまざまな工夫によってもはや全てのスタッドレスに採用されていると言ってもよく、 引っかく技術はミクロの世界のお話ですので、スパイクを打ち込んだタイヤのような凍結路をガンガン攻めるようなイメージの 過度な期待は出来ません。よって、「路面を引っかく」よりは、やはり「よく吸着してしっかりグリップする」ことを スタッドレス選びの最重要ポイントにした方が良い、と私は考えます。

いろいろ調べた結果を踏まえ、新品スタッドレスで私が欲しい順に並べてみました。
(05/12/17現在)

 1位 ブリヂストン 「ブリザック REVO1」
 2位 ブリヂストン 「ブリザック MZ-03」
 3位 ミシュラン  「X-ICE」
 4位 ヨコハマ   「アイスガードブラック」
 5位 トーヨー   「ガリット G30」


 やっぱり一番欲しいのはブリザックで、出来れば新モデルの「REVO1」を入れたいですが、駄目なら旧モデル (だけど現行販売されている)「MZ-03」で我慢します。本当はそれ以外では考えたくないのですが、 もしブリヂストンの購入が無理ならやはりミシュランかな。まあ、市中のカーショップで新品タイヤを買うとき、 ブリヂストンとミシュランはほぼ同価格で販売されているので、ミシュランを買うお金があるなら迷わず ブリヂストンを買いますけどね。
 もしブリヂストンもミシュランも駄目なら、新技術「温度対応ブラック吸水ゴム」の採用されたヨコハマの 「アイスガードブラック」でしょうか。雪上を走行するよりも凍結路の走行の方が恐いもので、異なる温度域に 対応して撥水・吸着させる機能には興味があります。同様に、凍結路を掻くという点でトーヨーの「ガリット」 が次の候補かなって感じですが、いずれも4シーズン目以降が不安なところです。
 さらに次点を挙げるとすれば、ダンロップ「DSX」、ファルケン「エスピアEP-03」、グッドイヤー「アイスナビNH」の どれかの中で価格とデザインを見て選ぶと言ったところでしょうか。ちなみに、ダンロップ・ファルケン・グッドイヤー はいずれも「SRIグループ」(住友ゴム)系列のタイヤメーカーです。


 なお、スタッドレスタイヤというのは必ずしも万能ではありません。
 あくまでその性能を発揮するのは雪道及び凍結路であって、制動距離は乾いた路面で1.2倍、 雨で濡れた路面では2倍程度伸びる(『JAF MATE』2003年3月号)のです。 「撥水性が良いから梅雨の時期もスタッドレスが有効かも」なんて考えないように しましょうね。また、乾いた路面でのコーナリング性能もオールシーズンタイヤより20% 程度劣る(※タイヤ各々の特性にも因る)ようです。
 雪道を走る際も、スタッドレスを過信せず「夏タイヤよりマシ」くらいの意識で慎重に運転する よう心がけてください。(「studless」とは「鋲なし」の意味です。20年くらい前までは、オフロード車用 のような溝の深いパターンを持った「スノータイヤ」に鋲を埋め込んだ「スパイクタイヤ」が主流で、 ところがチェーンのような応急用ではなく、冬季にスパイクタイヤを履かせっぱなしで利用することで、 舗装の劣化が早まったり粉塵被害がひどく、その代わりとして登場したのがスタッドレスタイヤで、 今や代用品とはいえないほど性能は向上していますが、凍結路を引っかいて進む能力はスパイクやチェーン にいまだ劣るといわれます。)大雪や坂道を走行しなければならない状況が予め想定されるなら、別に チェーンを用意するとか、特に関東での突発的な雪のときに無謀なオールシーズンタイヤドライバー による渋滞や事故が多発し、交通は混乱しますので、自車は乗らずに公共の交通機関を利用するなど の方法をとった方が無難かもしれません。


おまけ(スタッドレスのリセールヴァリュー)
(06/10/25更新)


 ある10月の帰り道、ふらっと立ち寄ったカーショップで「スタッドレス早期割引」の張り紙を見かけたので、 店員さんに声をかけて見積りを出してもらいました。「ブリザック REVO1」(ブリヂストン)を女房のアトレー (165/70R13)に組む事を想定して値段を出してもらったら、通常販売価格の15%割引(早期割引分で10月末日迄) に工賃&タイヤ処分代無料で4本36000円。ブリヂストンがこの値段ならまあ悪くないかなって思いつつも、 我が家の現在のお財布事情ではすんなりと出せる金額ではありません。現在所有しているスタッドレスもまだ 残り溝が十分にあるので、買いかえるつもりもなかったのですが、一応試しに帰宅後にネットオークションで 探してみたら、「REVO1」同サイズ新品4本25000円で手に入ることが判明。まあ、ネットで購入した場合は ショップに持ち込んで組み込んでもらわないとならないので別途工賃が発生するので、結局はトータルで30000円 くらいになるかな。他社のスタッドレスや中古タイヤならもっと安く買えるかもしれませんが、やはり ブリヂストンだとこのあたりがギリギリでしょうか。
 そんな事を考えているとき、ふと「今使っている古いスタッドレスタイヤに値段が付くのなら買いかえも 夢じゃない?」なんて考えが頭を過ぎって、さっそく知り合いの中古カー用品店の店員さんに連絡してみました。 現在女房のクルマで使用しているスタッドレスは2003年製ブリヂストン「ブリザック MZ-O3」の155/80R13です。 中古で購入したのでまだ1シーズンしか使ってませんが、この冬で4シーズン目になります。ブリヂストンなので 来冬までいけるかなって思ってるんですけど、新しいのが買えるならそれに越したことはありません。ちなみに、 購入したときはほぼ未使用(表面にまだイボイボが残っているような状態)で4本12600円でした。現状は8分山 ってところでしょうか。「・・・て感じなんだけど、どう?」と、その知り合いに訊ねたら、「値段付くよ。 6000〜8000円くらいかな」だそうです。正直、4年目のスタッドレスにそんな高値が付くとは思っていなかったので ビックリです。とはいえ、4年目のスタッドレスがこんなに高く買ってもらえることは普通はないですね。 査定プラス要因は「残り溝」と「サイズ」(155/80R13って実はヴィッツやフィットやデミオのサイズ) と「メーカー」(やはり信頼のブリヂストン)でしょうね。
 結果的には買いかえるのはやめて、現在のタイヤを履き潰すことにしたのですが、それなりに良いタイヤを 選んでおけばリセールヴァリューがあるんだなって思いました。



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