今年の夏にクスコ製のストラットタワーバーを装着したのですが、その効果は絶大で、クルマの変化に疎い私でも
確実にハンドリング性能の向上が実感できました。しかし、その装着したクスコ製のタワーバーは実は適応外のパーツ
で、エンジンのヘッド上部にあるブローバイガスのパイプと干渉し、結果的にブローバイバルブを破損させてしまいました。
デザイン的にも性能的にも、私はこのクスコのタワーバーがお気に入りだったのですが、残念ながら取り外すことに
しました。 とはいえ、「もうタワーバーなしの状態には戻せない!」って事で、今度はちゃんと適応するもの
で、しかもトライアングルタイプ(3点式)を装着することにしました。
ストラットタワーバー(フロント)の取り付け

レイル「ビートラッシュ・フロントタワーバー(3点式)」
そもそも不適合であるのにもかかわらずクスコ
を選んだのは、やはり評判が良かったからです。とくにオーバルタイプ(パイプ断面の形状が楕円)は剛性が高く、
なんとしてもそれを装着したかった。
そのようなわけで、クスコを外して別メーカーの適合品を装着するとなると、2点式ではGABかタナベあたりになるのですが、
GABについてはカタログなどでその品物の詳細を確認することが出来ず、タナベはクスコより剛性が落ちると聞いていたので、
思い切ってお値段が若干高めの3点式にグレードアップすることにしました。
一番オーソドックスなのがTRDですが、
お値段が3万円近くする上に、適合品であるにもかかわらずエンジンと干渉する場合があるという話もあり、
しかもE2乗りでもかなり装着している人が多いので今回はパスし、我が家の近所に
C-ONEの工場があるので「よし、今回はC-ONE製で行こう!」
と思っていたのですが、ネットをさまよっていたらレイル
と衝撃的な出会いをしまして、衝動買い的にほぼ即決でネット通販で購入!
ちなみに、C-ONE製もレイル製も定価は同じで税込み26250円ですが、私はもう少しお安く購入することができました。なお、
「ビートラッシュ・フロントタワーバー」のST-202用(セリカ用)は2004年の6月に発売になったばかりです。絶版車に
なって久しく、アフターパーツが次々とカタログ落ちしていく中での適合製品の新登場は、そのオーナーとしては大変嬉しいです。
※レイル製とC-ONE製のST-202用タワーバーは台座の色が異なるだけで同じ製品(レイル製のOEM)のようです(エクシブJTCCさんの情報)。
また、レイル・C-ONEともにカタログには「セリカ(ST202)用」として載っておりますが、ST-20#系の車両であれば(3S-GTEおよびVVTi搭載車以外の)
全てに装着可能です。
ではさっそく装着です。
 恒例(?)新旧交代式。
 クスコ製
 レイル製
 クスコ製
 レイル製
新しいタワーバーの台座は金です。まあこれも悪くないかな。
クスコの台座の青は結構お気に入りだったんだけどなあ・・・。
<インプレッション>
今回、取り付けは相当楽でした。クスコのときは、純正タワーバーのはめ込みに結構な苦戦を強いられたのですが、
やっぱりネジ式の接続部があってのトライアングルだと、各部が楽にはまりますね(^-^)v。
乗った感じですが、コーナリングがかなりスムーズです。挙動がしっかりハッキリで、なんていうか、クルマの向きが
すぐに変わるって感じ。クスコのときもかなり良かったですけど、さらにしっかりした感じです。

なお、運転していてタワーバーのキシみ音を感じることは全くありません。
干渉もまったくなし!これは全てにおいてパーフェクトと言って良いでしょう。
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