ウインカーミラー製作!
(05/02/01)
(06/02/23更新)

 近頃流行のウインカーミラー、最近のクルマには純正で装着 されていますが、ED用には社外でもそんなパーツは存在しません。「EDにウインカーミラーも 格好イイかもね」ってことで、汎用品をドアミラーに埋め込んでみました。

 注:05年4月より道路運送車両保安基準におけるウインカーミラー取り付けに関しての検査基準 が厳しくなったようです。車種別専用設計のカバータイプのウインカーミラー(既製品)でも、 左右の点灯部位の位置のずれ(非対称)を指摘され、車検に通らなかった事例がすでにあるようです。 ウインカーミラー自体は違法性はなく、ウインカーの数の規制もありませんので、交通取締りにおいて 整備不良扱いされることはありませんが、その点をご承知の上でお願いいたします。


デンソー「ドアミラーウインカー」

 点灯体をLEDを使って一から製作するのは時間、費用、技術の全て面で難しいと思われたので、 汎用品を購入しました。ちなみに価格はネット通販で4500円(税込)+送料390円でした。


自分のクルマからドアミラーを取り外してきました。

 ドアミラーの分解は、まずミラー(鏡)を外すところから。ミラーは、下方を持ち上げてゆっくり 引っぱるとツメが外れて取り外せます。


切断する部分にマスキングテープを施します。

 マスキングテープを貼った上からウインカーを合わせてその外側を鉛筆でなぞり、引いた線より 2〜3mm 内側を糸ノコなどを使って切断します。
 ちなみに、左側のドアミラーは右側に比べて若干内倒している(運転席から見やすいように内向き になっている)ので、左側は右側より1cmくらい内側にずらして切断することをオススメします。
 切り抜けたら、ウインカーと合わせながらヤスリで広げつつカタチを整えます。


切断後です。縁の部分は軽く面取りしてあります。

本当なら全体的にヤスリがけして再塗装すべきところですが、今回はこのまま行きます! (とはいえ面取りした部分に地が見えるので、ホワイト系以外の色では最低限ペン入れは 必要になるかと思われます。)


ウインカーの位置決めをしたら、表側からテープで仮止め。


裏からアルミ板と両面テープで固定。


完成!

さあ、いよいよ取り付けです!

色々考えましたが、結局フェンダーマーカーに配線しました。


ちなみに、配線は上の画像のあたりからフェンダーに通しています。

ドアミラー本体の取り付けは内装をはがしてボルトでとめるだけなので省略させていただきます。


装着完了!!
昼間でも結構明るいLED15個!


夜のイメージ
(2月の晴れの日、17時ごろ撮影)

フラッシュ撮影


ノンフラッシュ撮影

100点満点とはいえないかもしれないけど、かなり満足な出来です!

 私の場合は、仕事の合間を縫って、1週間に1〜2度、1度の作業が30〜60分くらいでのんびり 製作したため、1ヶ月くらいかかってしまいましたが、まとまった時間があれば全てを1日で片付け ることも出来ると思います。実際、右側のミラーを取り外してから再び装着するまでほぼ1ヶ月 かかりましたが、左側は全工程を3時間でこなしました。(但し、やはり左側の出来はイマイチで、 「じっくり時間をかけてしっかりと作ることが大切だな」と思い、ちょっと反省しました。) ちなみに、私の場合は端から加工に数日かかることを覚悟していたので、 解体屋さんから中古のミラーを仕入れて臨みました。もし「やってみよう!」と思った方で、特に塗装 までお考えの場合は、やはり代わりのミラーをご用意なさることをオススメします。(代わりのミラー があれば、万が一車検時に問題が起きてもカバーできるし;汗。)


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