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鎌倉(実朝没後800年)

撮影日:2019/8/12

今年2019年は源頼朝没後820年、源実朝没後800年になります。
以前から鎌倉 長谷寺に行きたいと思っていましたが、これも巡り合わせかもしれません。
台風10号が近づく中、8/12朝、新横浜に到着した時には小雨がしとしと降っていましたが、
大船に着いた時にはなんとか大丈夫でした。天気の子が味方してくれているようです(笑)
まずは実朝歌碑を目指し、大船から湘南モノレール、江ノ島から江ノ電に乗りました。


稲村ガ崎公園から江の島を見る




稲村ヶ崎と鳩

稲村ガ崎公園を出て湘南道路(国道134号)を由比ヶ浜方向へ歩きました。
稲村ヶ崎で海が隠れた山道のような道路を上って行き、稲村ヶ崎が切れるとパッと開けて
広々とした海が見える景色は好きになりました。
湘南道路脇の歩道を歩いていると、鳩のお出迎えがありました。




鎌倉右大臣(源実朝)歌碑 〜鎌倉海浜公園坂ノ下地区〜

小倉百人一首 第九十三番 鎌倉右大臣(源 実朝)歌碑
世の中は つねにもがもな なぎさこぐ あまの小舟の つなでかなしも

右側の歌碑の碑陰には下記が記されています。
 鎌倉右大臣(源実朝)歌碑
 建立 社団法人 全日本かるた協会
 揮毫 京都市下鴨   日比野 光鳳
 協力 和歌山県吉備町 近藤 清一
 平成十三年四月吉祥日 建立
 平成十三年四月吉祥日 鎌倉市へ寄贈




高徳院 鎌倉大仏




長谷寺






壽福寺 〜鎌倉五山 第三位〜

裏山の墓地の奥に北条政子と源実朝の墓があります。






鶴岡八幡宮



白旗神社(鶴岡八幡宮境内社)は源頼朝、源実朝を祀っています。





円覚寺 〜鎌倉五山 第二位〜






撮影日:2019/8/13

8/13朝は傘が必要なくらいの雨が降っていましたが、浄妙寺に着くと雨が止みました。
やっぱり天気の子が味方してくれているようです(笑)
雨でしっとり濡れている草木も風情があります。


浄妙寺 〜鎌倉五山 第五位〜




背後の稲荷山に鎌足稲荷神社があります。
藤原鎌足が子孫繁栄を願って霊鎌を埋めたことが「鎌倉」の地名の語源になったという
伝承があります。





白旗神社(法華堂跡)

源頼朝を祀っており、源頼朝の墓があります。
お参りしている最中に蝉に唇を襲われました。

蝉に何か縁があるかもと思って検索して調べると、源義経が「蝉折れの笛」(龍笛)を須須神社
(石川県珠洲市)に奉納したことが伝えられています。
文治3年(1187年)、源頼朝に追われる身になった義経一行は、安宅の関→白山比盗_社→
大野湊から出帆し佐渡へ向かう途中、能登半島北端の珠洲で暴風に遭いますが無事に船を
岬に寄せることができます。難を逃れた御礼として義経は「蝉折れの笛」を奉納しました。

だいぶ以前になりますが、大野湊神社へ初詣によく行っていましたし、白山比盗_社で開催
された競技かるたの北國大会に出場するために北陸自動車道の安宅PA手前の尼御前SAで
車中泊をよくしていました。どこで糸が繋がるかわからないものですね。
ちなみに、白山比盗_社の近くには辰口町という町があります。




建長寺 〜鎌倉五山 第一位〜








浄智寺 〜鎌倉五山 第四位〜






江島神社

当初予定になかった江の島に足を運んでみました。
辺津宮に着くと本格的に雨が降り出しました。中津宮まで雨の中がんばって行った後、
江の島を退散しました。江ノ電に乗って鎌倉まで戻るうちに雨も止みました。
江の島は藤沢市であって鎌倉ではないということで、天気の子も味方してくれなかった
のかもしれませんね(笑)






■参考URL
Wikipedia 白旗神社
Wikipedia 鎌倉五山
Wikipedia 尼御前サービスエリア

鎌倉大仏殿高徳院
鎌倉 長谷寺
鶴岡八幡宮
日本三大弁財天・江島神社

わが魂は輝く水なり/蝉折の笛
名刀幻想辞典/蝉折
日本音楽の伝説/義経(4)蝉折れの笛
謡蹟めぐり/安宅 あたか
映画『天気の子』公式サイト


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