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エレキー F675 開発基板 | |||
最近市販されたマイクロチップ社のPIC12F675を使ってエレキー用 ICを作ろうと考えています。 このPICは8ピンで小さなICですが EEPROMを内臓しているので、電源を落としても書込んだメッセージは別のメッセージを再書込みするまで保存されます。 またアナログ・デジタル(A/D)ポートもあるので、キーイング速度を可変抵抗器で無段階調節することが可能です。 プログラム開発の目標(仕様)は次のものを考えています。 1.CQ呼出や、コンテストナンバー用に 2チャンネルのメッセージメモリを持つ。 2.送信速度は可変抵抗器で殆ど瞬時に相手の速度に合わせられる。 3.メッセージは1回だけ送信と一定時間の間隔を置いて繰返し送信可とする。 4.バグキーモードも有する。 5.送信機用キーイング出力1点とモニターブザー出力1点を別々に有する。 6.PIC用クロックは外部水晶発振子などはつかわないで、内部RC発振(4MHz)とする。 PICの8ピン中、電源+とGND用の2本を差し引くと I/Oに使えるピンは6本になります。しかし必要な I/O は GNDを除いてパドル入力(2)、メモリー入力兼読み出し(2)、キーイング出力(1)、モニターブザー出力(1)、スピード調整用入力(1)、リピート送信 ON−OFF入力(1)、バグキーモード切替(1)の9本となります。不足する3本はソフトウエアで補いました。 プログラム開発、TESTのために下の写真のような基板を製作しました。 完成したら「キーヤー」の頁でお見せいたします。 うまくいけば安価で小さな高機能エレキー用ICができそうです。
エレキーF675が完成しました。 ここ(F675キーヤー)をクリックすると完成写真などが出ます。ジャンプ先のページから自作支援用のPIC書込みHexファイルのほか回路図や取扱説明書などもダウンロードできます。 |