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   オーディオアンプの製作

TA7252AP アンプキットと LM386 ミニアンプキットを秋月電子で買い、組み立てました。 

TA7252AP IC による低周波電力増幅アンプ
このアンプは電源が DC9V 〜 DC18V までの範囲で使用でき、最大出力は負荷 4Ωのとき 5.9W です。 

基板はガラスエポキシ樹脂製でシルク印刷がされています。 入力部に半固定可変抵抗器がつけられるようになっていますが、外付けの可変抵抗器を用意しました。 キットは \500 でしたが自分で基板を作ったりパーツ買い集めると、とてもこの価格ではきません。

TA7252AP はピン2 が電圧利得調整用でこのピンに接続する抵抗の値によって電圧利得が調整できます。キットでは 0Ωが袋詰めされていました。 0Ωの時の電圧利得は 53dB とのことですが私は 51Ωを入れました。

電圧利得 GVは
GV=20 log{(R2/(R1+Rf)}
であると東芝のデータシートにあります。 Rf は IC のピン2 に付ける抵抗器です。 R1=75Ω R2=33.5KΩ でこの二つの抵抗器は IC の中にあるため変更できません。 電圧利得を下げる場合、安定動作を保つために GV=40dB 以上での使用が推奨されています。

電源電圧 12V のとき、無信号状態での消費電流は約 40mA でした。
下の写真は TA7252AP のアンプ基板外観です。

音質などの期待はしていませんのでヘッドフォン用の信号がスピーカから大きく出せることで満足しています。仮配線で入力ケーブルを長く引いたら入力信号が無いときどこかのラジオ放送の音声がかすかに入ってきました。へー、ラジオにもなるんだナ。


基板のままでは使いにくいのでケースに入れることにしました。
腕時計のプラスチック製化粧箱の中身を取り除いて穴加工しました。

穴加工前に実尺度の図面を書いてケースにセロテープで貼り付け先端のシャープなハンダ鏝を加熱してチョンチョンと穴あけ部分を軽く突いてケガいてからボール盤で穴あけをしました。 プラスチックの穴あけはドリルに切粉が融着して割合大変でした。

2006.7.11

  CITIZEN の名前の入ったアンプに仕上がりました。
  スピーカはラジカセから取り出した3.5W 8Ωのジャンクです。
  大きな音が出ます。

LM386 ミニアンプキット
このアンプキットの基板は次の三つのパターンがあります。
   1)低周波発振器
   2)矩形波発振器
   3)正弦波発振器

基板の表はユニバーサル(蛇の目)ですが裏はパターンができていますから基板裏面の配線は不要です。パーツは上記のうちどれかひとつが作れる数だけ入っています。
ナショナル・セミコンダクタ社のデータシートによると LM386 は次の3種があります。

型番      電源電圧    出力電力
LM386N-1  4V〜12V      325mW
LM386N-3  4V〜12V      700mW
LM386N-4  5V〜18V     1,000mW

キットに入っている LM386 は日本無線(JRC)製で 700mW タイプの様です。
2005.3.11