PIC によるエレキーについて

従来の TTL IC を組合せたエレキーは次の図のようにパルス発振器の信号をフリップフロップ回路に入れて短点や長点を作ります。
送信速度の設定はパルス発振器の発振周波数を変えることにより可能です。
ドットとダッシュの比率はほぼ完全に1対3になります。

次の図はモールス符号 W(・−−)の出力例です。

1) 図の一番上はパルス発振器の出力です。
2) パルス出力からフリップフロップにより点(短点)をつくります。(2行目)
3) 線(長点)は先ず点を作り(3行目)フリップフロップでその点の2倍の信号を作ります。(4行目)
4) その信号に点1個分の信号を加えて線を完成させます。(5行目)
5) これで符号「W」が送信されます。(6行目)
 

PIC によるエレキー はパルス信号をカウントして点(短点) と スペース ならびに線(長点) を生成させます。
カウント数を若干増減させることにより点と線の比率を 1対3から微妙に変化させて相手方に聞き取り易い符号を送りだすこともできます。

ここでもモールス符号 W(・−−)の出力を例に説明します。

1) 下の図の1行目はPICを動かすクロックパルスを示します。
2) このパルスを所定量カウントして点をつくります。(2行目)
3) 同量のカウントをした時間をスペースとして点のあとに付けます。
4) 線は点の3倍のカウントをして点1個分のスペースを付けます。(3行目)
5) これで符号「W」が送信されます。(4行目)
 
PICによるエレキーの送信速度設定はパルスカウント量を変えるかクロックの周波数を変えることにより行ないます。

パルスカウント量を変える方法を採ると、符号の「点」、「スペース」および「線」の比率を変えることもできます。
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