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縦振電鍵の槓杆
 
写真の電鍵は昭和31年7月に購入した縦振電鍵です。
メーカは電通精機で、商標銘板は「Swallow」となっていて「つばめ」の絵が描かれています。電鍵操作すれば、つばめ のように早いシグナルが出せるというのでしょう。

古い電鍵を取り上げたのは、電鍵のパーツの古い呼び名を書いてみたかったからです。

以前 JH2WEH さんから貰った 編者:電気通信省業務局、発行:電気通信共済会  昭和27年6月刊の「音響通信術」に出ている電鍵各パーツ名称の中の
アーム部分の呼び名を写真に入れてみました。
 
他に、「摘」とか「弾条」などの部品名がありましたが、それらはツマミやバネであることは判ります。

アームを槓杆(こうかん)と言うのですが、皆さんご存知でしたか?

広辞苑によれば
槓杆とは
  ・一定点を通る軸を中心に自由に回転しうる棒
  ・ある点に力を加えて他の点における力と釣合いをとる装置
  ・ある点の動きに、拡大または縮小する装置
  ・梃子(てこ)
  ・一端を構造体に固定した梁(片持梁)
                         などと出ていました。
 
日本アマチュア無線連盟編集、誠文堂新光社発行の「ラジオ アマチュア ハンドブック(昭和31年6月 6版)」では、アームは
槓杆でなく、桿饋(かんき)と書かれています。

桿饋は広辞苑に無く、一文字づつ調べると
  桿は 棒とかサオ
  饋は 送る
          と言った意味合いのようです。

2009.9.10