日用品の部

北朝鮮の小学生用ノート。「学習帳」と書いてある。中は茶色っぽい紙になっている。そういえば中国のノートも、以前はこういうのしかなかった。平壌、羊角島ホテル1階の本屋で購入。値段は忘れたが安いものだと思う。珍しいものなので、もったいなくて使えない。

・みやげもの度:★★★

・いやげもの度:★★

 

 


お茶用フタつきびんその1。中国の人たちはよく「マイ・ティーカップ」を一日中持ち歩く。大学教授も、サラリーマンも、タクシーやバスの運転手さんもみな同じだ。びんの中にお茶っ葉を入れ、お湯を注いだものを持ち歩き、行く先々(休憩場所であったり、会議室であったり、職場であったり、いろいろ)でお湯を足している。昔はインスタントコーヒーやジャムの空き瓶を利用していたが、だんだん進化して専用の美しいスリガラスの瓶が出てきたり、ステンレスの磁化コップが登場したが、なんといっても最新兵器はこれ!ガラス瓶が2重になっており、お茶が冷めにくく、持っても熱くない。内部にはお茶っぱが口元に押し寄せてこないように網がついている。しかも専用ホルダー付きだ。ホルダーには「富源口杯」と商品名がでかでかとプリントされ、全国統一価格 268元とその下によく見えるように書いてある。内側の瓶の中程にも全国統一価格 268元とあり、下部にはメーカーの名前と電話番号がぐるりとプリントされている。中国湖北省荊州市のバスセンター近くのお茶屋さんで値切って160元で購入。

・みやげもの度:★★

・いやげもの度:★★★★★


お茶用フタつきびんその2。私のお茶用フタつきびん好きを見抜いていた中国のL教授がわざわざ来日する時に持ってきてくださった。素敵なプレゼント用パッケージに入っており、これは女性用だそうだ(商品名の「口杯」の「口」の字がキスマークみたいになっているからか)。金達電器有限公司という会社のナナホシカップという商品だ。電球をつくる技術の応用編だろうか。高級な宇宙用ガラスでできていて、中は二重になっており、内側のびんにはヤシの木の絵が描かれている。この絵の色が変わる、とパッケージには書いてあるが・・・。

→→実際にお湯を入れて試してみたところ、このびんは上下ともフタになっていて、いくら締めてもそこからお湯が漏れ出すばかり。熱湯を入れるだけに、危険ですらある。また、ヤシの絵の色は変わらなかった。見かけ倒しの一品である。

このびんのブランドマークがチープでかわいい。「火箭(ロケット)」と書かれたとてもシンプルな上昇中のロケットの絵と両脇の星がステキだ。

・みやげもの度:★★★★★

・いやげもの度:★★★★★(漏れるから)

 

 

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