bit Bookガイドを読んで下さった方々へ


ありがとうございました

bitというコンピュータ科学雑誌の、97年10月号(9月12日発売)に私の原稿が載っています。
読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。

内容は、「bit Bookガイド--わたしの書棚から--」というリレー連載です。毎月、著者が交代で自分の愛読本を紹介するというものです。自分の愛読本を人様に紹介するというのは、主婦がキッチンの裏側を覗かれるのと同じくらい恥ずかしいことのようにも思えるのですが、こんなチャンスを与えられることはとても貴重でもありますので、つつしんでお受けいたしました。テーマは各回、著者の得意分野、例えば、アルゴリズム編、人工知能編、クラッカー小説編など、コンピュータに関係するある領域について紹介します。どうしてもコンピュータの難しい本だけ紹介しなければいけないわけではなく、広い意味でコンピュータとつながりがあれば著者の独断でコメントを書いてよいというのです。

わたくしは現在マルチメディア系の仕事をしているため、「メディア編」ということで、20数冊の本を解説を交えながら、紹介させていただきました。本当はもっとたくさん紹介したかったのですが... メディアという領域は単にテクノロジーだけではカバーしきれず、「境界領域をボーダレスに実体験していかなければ、よい研究成果や開発成果は得られない」、ということを申し上げたかったのですが、読者のみなさまはどのようにお感じになったでしょうか。

ぜひ、感想をhoshida@hi-ho.ne.jp にいただければ幸いです。

日本では、なにか情報を発信しても、なかなかレスポンスをいただける機会は少ないようです。私は以前、やはり遺伝子やコンピュータ系のリレー連載を執筆させていただいたり、単稿本「遺伝子情報処理へ挑戦」(共立出版)を出版させていただいたりしたのですが、数人からお手紙をいただいただけでした。もちろん、それでも大変うれしいことなのですが、現在はホームページやメイルがありますので、もっと気軽に感想などをいただければ幸いです。

最後に、bitはやや専門的なので、大きめの書店さんにしか置かれていないと思います。ただ、日本でおそらく最初に創刊されたコンピュータサイエンス誌だと思います。よろしくお願いいたします。

お世話になった方々

原稿を書くにあたって、たくさんの方々のお世話になりました。bitには書けなかったのですが、ここでつつしんで御礼申し上げます。

林田美伸さん
パパラギという本を紹介してくれたのは彼女です。
異文化コミュニケーションを学んだことがある人。いつも元気を与えてくれてありがとう。
板倉学園(学習塾)
上越ケーブルビジョン
大西達也さん
あんなに丁寧に文章を見てくれて、私はどれほど感激したことでしょう。
松下電器産業研究員
鈴木紀夫さん
情報のスペシャリスト。すぐにアドバイスして下さって、ありがとうございました。
松下電器産業
情報サービス室
石川幹人さん
いつも知恵を授けて下さる先輩。今回もお世話になりました。
明治大学助教授
矢崎俊彦さん
元辣腕編集者。コックを経て現在プログラマー。貴重なアドバイスをいただきました。
メディカルシステム研究所


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