2004年大阪シティハーフマラソン参加記

今日で今シーズンの照準大会である荒川市民マラソンまで丁度後1ヶ月。 荒川までの間には今日の大阪シティと荒川の1週間前の京都シティの ハーフ2大会を残すのみとなっている。 荒川前の京都シティは疲れを残さないように全力では走らないつもりなので、 この大会が実質今シーズン最後のタイムトライアルとなるのだ。 朝にゼッケン引き換え場所を調べると思っていた場所と違い、 谷町線に乗らねばならない模様。もうそろそろ出んと現地での余裕が 無いやんけ、と思いながらそそくさと家を出た。

現地でゼッケン引き換えを行い、ランシャツに付ける。 天気予報によると雨が心配とのことだったが、 雨よりも気温が気になるところ。かなり暖かくランシャツとランパン のみでも寒さを感じないのだ。 ストレッチをしているとやたらと荷物を早く預けろとの放送がうるさい。 急かされてうっとうしいのぉと思いながら、 荷物をまとめて移動していると後から思いも掛けず声がかかった。 コイズミ君の彼女ではないか。 コイズミ君といえば先日神戸ラブランの駅伝で一緒に走った、 まだまだ若い将来有望なランナーだ。 しばらく彼女と話しているとコイズミ君がアップから戻ってきた。 彼の自己ベストは18分ちょいで、今回の目標は17分とほぼ同じレベル。 一緒に走れればええねぇとお互い激励をして荷物を預けに移動した。

アップゾーンに移動して走快ねっとRCの面子と合流。 MAKOTOさん、わかちゃん、澤ちゃん、わたchan、 コウジさん、ポチさん、サミーさん、ヨッシーさんなどなど・・・ 応援には浜ちゃんやみぞさんが来てくれていた。 エントリーしているさぼちゃんが見当たらんなぁ。

スタート前の気温は何とも17〜18℃だとか。 並んで待っていても陽射しが暑い、厳しいレースになりそうだ。 目標の1時間17分切りを果たす為には5kmを18分14秒(3分39秒/km)ペースで 走らなければならない。1kmごとの距離表示があればいいのだが、 始めの1kmの次は5、10、15、後2km、20kmしか表示が無いのだ。 車椅子の部がスタートしてスターと位置まで移動、3、4列目に 陣取っていたので他のランナーはそれほど邪魔にはならんでしょう。 そしていざスタートのピストルが打ち鳴らされた。

まずはしばらく下りが続く、この感じやと入りの1kmは3分半くらいが 丁度いい感じだろう。そして1km地点通過、ぴったり3分半だ。 この貯金を残して後はイーブンで行けばOKってのは甘い考えか。 距離表示も無くいまいち自分の走っているペースが分からないが、 恐らくいいペースだろうと思いながら走っていると走快ねっとの 幟を発見、みやけんさんさんが沿道にいるではないか。 挨拶をして通り過ぎると、前方にまたもや走快ねっとらしき幟が 掲げてあるのが見える。しかし、裏返っていて確認が出来ない。 その場所には浜ちゃんが立って応援をしてくれていた。
「旗、裏返ってますよ〜」
気付いて無さそうなので一応ゆうておかねば(笑)
そのまま快調に走っていると、昔一緒にマラニックをした 女性ランナーが沿道から声を掛けてくれた。 いつも顔を合わすと挨拶をしたり会話を交わしたりするのだが、 実は未だに名前を知らないのだ(汗) そうしているうちに5km地点がやってきた、 丁度5km地点にコイズミ君の彼女がいる。 そういえば、コイズミ君は後ろのスタート位置から 近づいてきているのだろうか。 5kmの通過タイムは18分弱、なかなか理想的なタイム。 もう1/4終わったんかぁなどと思ってしまった。 約15秒の貯金が出来たので後はこのまま何処まで維持できるかが勝負。 大阪城周辺をグルッと回って2周目に突入した。

2週目もみやけんさんや浜ちゃんの声援を受け、10km地点を通過。 この5kmのラップは18分16秒、2秒貯金を使ってしまったがまずまずのペースだ。 この時の気持ちはまだ半分かぁといったところ。 そして2週終わって大阪城周辺から中ノ島の方に離れていった。 少しだけとはいえ、このあたりのメジャーな通りを走れるのは 気持ちいいなぁと思っていると、前方にFRUNのシャツを着たランナー発見。 もしや、くりりんでは?と思いながら徐々に近づいていく。 やはりくりりんだった、ちょっとしんどそうだ、本調子では無さそう。 大分ペースが落ちているようで軽く声を掛けてそのまま横を通り過ていった。 折り返してしばらくすると北浜の交差点あたりから行きのランナーとの すれ違いが始まった。一応知っている人を探しながら走るが細かく 注意してみながら走るほどの余裕は無い。基本的に向こうから声を 掛けてくるのに返しながらのラン、澤ちゃん、よーじさん、 MAKOTOさん、わたchan・・・(他に声を掛け合った人が いたらすんません)コウジさんはこっちから見つけたが でかい声を掛ける程の余裕はない。 後はさぼちゃんは行けども行けども見当たらない。 若しかして関門に引っかかったんかなぁ。

天満橋を越えて大きく右に曲がり、再び大阪城外周へ。 なかなか15km地点がやってこない。 すると沿道の上から声がかかった。 見上げると歩道橋の階段のところにみぞさんとスポックさんが いるではないか。手を上げて応えたが写真取ってくれたかな(笑) そして15km地点通過。この5kmも18分17秒と数秒の貯金の消費ですんだ。 後6kmをふんばらねば。 とはいえ、なんかさっきから上り坂が続いて嫌な時間帯だ。 ようやく左に折れて少し行くと大阪城公園内のコースに移る。 そこで、知り合いの女性ランナーが三度目の声援を送ってくれた。 大阪城公園内に入っても登りや下りが思ったより存在し、 疲れた体にはちょっと辛いところ。大阪城公園内を出て再び外周へ。 もうこれで坂は終わりやろ〜と思っていると、目の前にまたもや難関が。 始めに2回通ったトンネルが待ち受けていたのだ。 トンネルに入ると急な下りになるのだが、好きな下りもあまり 余裕が無くペースが上がらない。下りが終わると下った分の 上りが待っているので上り嫌いには辛いところだ。 でも、前より上りに対する苦手意識は減ってきている気がする。 トンネルを潜り抜け右に曲がるとこれが最後の外周のはず。

右に折れて、みやけんさんと挨拶を交わし、すぐ先に浜ちゃんがいると 思っていたら、なんとも浜ちゃんとさぼちゃんが一緒に応援している。 あら?さぼちゃん若しかして第1関門とかで引っかかってもうたんかも。 等と考えていると後ろから足音が近づいてくるのを感じる。 こらすぐに抜かれるなと思ったら、ナイトランの上中さんだった。 とっくに先に行ってると思ったのにおかしいなぁ。
「えらいゆっくり走ってますねぇ」
と声を掛ける
「ばててるだけです」
との返事が。でも、走っている姿はそれ程しんどそうではない感じ。 思ったより速度差があったわけではないのでそのまま後ろを付いてくことにした。 上中さんの後ろについて、ゼッケンナンバー6番の外人招待選手や 他の人を2人くらい抜いた気がする。 そして20km地点通過、この5kmはやっぱりタイムが落ちていた。 掛かったタイムは18分30秒ちょい、あかん17分切りは無理やわ。 というか、このままでは17分切りどころか自己ベストもやばい。 次第に上中さんとも距離が離れていく。 最後はいつもナイトランの練習会で走っている噴水からの 直線に入りゴールは間近、あぁゴールが見える。 そのまま上中さんに若干離されたままゴールする予定が、 なんか後から凄い足音が聞こえる、このままでは抜かれる! と思った瞬間何とかラストのダッシュを掛ける事が出来て 再び切り離しに成功した。そしてゴール。 タイムは1時間17分4秒。おぉ〜、何とか自己ベスト、 というかもうちょっと頑張れば17分切れたんかいな。 上がりの1.1km弱は4分丁度だった。

そのまま荷物を取りに行って、ゴール近くに戻るとだいじゅさんが 走り終えていた。目標を上回る19分切りで満足そうだ。 私はまぁ目標には達しなかったものの、ほぼ達成することが出来、 公認記録の18分切りを果たしたのでまぁ良しとすることにした。
その後続々と知り合いのランナーも戻ってきてしばらく話をした後、 皆で大阪城温泉に移動、一風呂浴びて宴会となりました。 @hieveの面々やナイトランからも数人と大勢の宴会に 大いに盛り上がりいざ解散。てつごろうさんの足裏マッサージは かなり気持ちよくてええ感じでした(^^)
帰りに京橋で@hieveのだいじゅさん、イエバンさん、 H-Mikiさんにラーメン屋を紹介してお別れ。 家に帰って久々に顔を出している兄貴を含めての晩飯もあるし、 ここはじっと我慢の時なのだ。春以降やったら喜んで一緒に 食いに行ってるのになぁ(笑) とにもかくにも、参加した皆さんお疲れ様。応援してくれた方々有り難うございました。




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