祝辞や式辞は手短に


高校生 O.M (香川県東香川市 18歳)


 高校の卒業式が今月初めにありました。

 卒業式の進行について、長年抱いている疑問があります。
 祝辞や式辞は、もう少し手短にしていただいてもいいのではないでしょうか。

 もちろん、旅立ちの日を祝ってくださるのはとてもうれしいです。

 けれど、祝辞や式辞は「祝っている」というより、「原稿を読んでいる」という 感じの方が強いような気がします。
 感情がこもっていれば、「おめでとうございます。よく頑張りましたね」だけで も十分に気持ちは伝わります。

 決して「長い話は嫌だから短い方が良い」というわけではありませんが……。

 できることならもう少しだけ、原稿を短くしていただきたいと思います。

 こんな投書をしたら、うちの家族から「あんた何考えとんや!」と一斉に非難 されるかもしれません。
 しかし必ず、私と同じことを考えている卒業生が、ほかにも大勢いらっしゃると 思うのです。

 そんな卒業生を代表して、決死の覚悟≠ナ投書をさせていただきました。
 本当に申し訳ございません

(毎日新聞 2005年3月25日大阪版)


/*本当に家族から非難されてそうで、決死さが伝わってきます。
確かに祝辞や式辞には、余り心がこもっているようには感じません。

しかし、心が篭っていないからイヤだというのはウソですよね?
絶対に、長いからイヤなんですよね?

 ここまで、素直に本音が見え隠れしている投書は初めて見ました。
普通はもっと捻くれた建前で持論を展開するのですが、ここまで ウソが下手ですと、逆に清清しさすら感じてしまいます。

きっと、素直な良い子なんでしょう。
世界の平和をイラクで叫ぶ専門学生よりも、よっぽど素直な感じがして、 私は好きですね。


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