【ヌード鑑賞が反面教師役に】


農業(東予市 70歳)


 あれは高2の孫娘が夏休みに1週間ほど泊まり込みでやって来た、ある夜の出来事であった。
 
 女房も孫娘も奥の間で夢路についているに違いないと、私はパソコンをインターネットにつなぎ、ヌード鑑賞をしていた
 
 目を皿にして画面を見ていたから、背後に孫娘立っているとは夢にも思わなかった。

 だから、「じいちゃん、こんなものに興味があるの」と彼女に声をかけられたとき、マウスを握っている私の右手は小刻みに震えた.画面の矢印マークも右往左往である。

 だてに70歳という馬齢を重ねているのではない.私は落ち着いたふりを装いながら、「男には雄の本能があってな、じいちゃんみたいなジェントルマン(?)でも、裸婦が見たいんじゃ.だから、お前も今後、めったなことで衣服を脱いではならんのじゃ」と、反面教師役となった次第である。
 
 翌朝、女房からこっぴどくお目玉をくったことは、言うまでもあるまい。


(2002年12月30日 西部本社版 )


/*おじいちゃん。ガンバレ!
こういう楽しめる投稿はやはり良いです。

孫娘に見つかった時の、この御老体の狼狽ぶりを想像すると思わずにやけてしまいますね。

新聞の投書の意味を考えた時、これを載せる意味なんて全くないですし、それこそ広告の裏にでも書け?というレベルなのですが、不快感がありませんし純粋に楽しめました。

背後に孫娘が立っていても気付かないくらいに、女人のヌードに全神経を集中!
いくつになっても男はスケベですよね。

なお、この投稿が掲載された日の中ほどのページには、朝日新聞が主催している「第63回 国際写真サロン」の入選作品が掲載されていたのですが、その中に妊婦の半裸写真(乳首もばっちり)が載っていました。

この投稿とのセット効果によって、いったいどのくらいのサラリーマンが「今日も一日頑張ろう」と心を奮わせたことでしょうか。

珍しく男性に優しい朝日新聞でした。


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国際写真サロン