自称「放浪の浪漫選曲家」のDJライフ! (EBIのページ)
2001年6月
皆さん、こんにちは。今回はいつもと趣向を変えて私が当時テープに録って良く聞いていたアナログ盤を紹介します!ところで最近の傾向として音楽そしてファッションまでもが80年代ブーム!そんな時代に良く聞いていた作品(中には現在CD販売してないものもあるのが残念!)を紹介します。

 

テーマ 80年代名盤コレクション 夏編(邦楽)

アルバムタイトル アーチスト コメント
AFTER 5 CLASH(84’) 角松敏生 夏のリゾートに合う曲作りがうまかった彼がシティポップでブラックなサウンドに傾倒しはじめたアルバム。「ステップ・イントゥ・ザライト」はまさにイケてるダンスインストナンバー。締めの「あいらぶゆう音頭」も名作!!
A LONG VACATION(81’) 大滝詠一 マニアな人が好きなアーチストというイメージがこの作品によって打ち破られたといってもいい。今年リマスターされるくらい再評価されて当然といえるくらいいい曲が揃っている。梅雨にぴったりな「雨のウェンズディ」、CMソングだった「君は天然色」、「カナリア諸島にて」ビーチボーイズ風な「FUN×4」、村上春樹に捧げたのか?「我が心のピンボール」、太田裕美に提供し、本人はシャドウズ風に仕上げたナンバー「さらばシベリア鉄道」など全曲ノンストップで聞くしかないっしょ。
OVERLAP(82’) 杉真理 大滝とナイアガラトライアングルVol.2でセッションした一人。スイートな声が女性ファンを掴んだ。60年代のアメリカンポップにかなり傾倒した人だと思う。必ずアルバムには1曲、夏の海の曲が入っている。(ここでは「渚のエンジェル」)CMソングになった「Catch Your Way」はキャッチーなサウンドだ。
ジャケットのフェラーリもいい感じに使われている。
SOMEDAY(82’) 佐野元春 最近NO MORE LANDMINE にも参加していた、同じく大滝とナイアガラトライアングルVol.2でセッションした一人。この時期は山下久美子や沢田研二等の優れたアーチストに曲提供した。(このアルバムにもセリフカバーしている「VANITY FACTORY」は沢田がコーラスで参加、ちなみに「I'M IN BLUE」は吉川晃司がファーストアルバムで取り上げている。ついでにアルバムタイトル曲は白井貴子もカバー。)またシングルを多くリリースした時期でもある。大丈夫かな?と思ったがアルバムの質は全くファーストから衰えてなかった。これぞ彼のベストオリジナルアルバムだと私はいいたい。「真夜中に清めて」は最高のバラード!必聴すべし!
フィルハーモニー(82’) 細野晴臣 YMO在籍時に出たソロアルバム。サンプリングを駆使しつつも日本の夏を彼なりに解釈した曲がよい。アンビエントな「ホタル」「エアコン」はまさに納涼っぽい作品だ。「プラトニック」「LDK」などファンキーなナンバーも楽しい。
音楽殺人(80’) 高橋幸宏 YMOメンバーに於いて、もっともポップで元気で聞きやすいソロアルバムをつくってるのは誰もが彼だと認めるだろう。これはセカンドアルバムでとにかくA面は通してきけるものばかり。自分のおすすめの1曲は大村憲司と鮎川誠のギター競演がすばらしいインストナンバー「BIJIN-KYOSHI AT THE SWIMMING SCHOOL」だな。
MEDIA BAHN LIVE(86’) 坂本龍一 初のライブ、しかも2枚組のアルバム。当時教授のベスト盤ってのはなかったのでこれは過去の作品から選曲されててよかったと思う。時代的にかなりサンプリングを駆使した内容である。YMO時代の「音楽」は楽しいアレンジになっている。C面のピアノコーナーもとても素晴しい。
TPO1(83’) TPO FILMS出身の岩崎工が中心のプロジェクト。こちらもサンプリングを駆使したフュージョンっぽい作品。「アート・オブ・ノイズ」な感じかと思いきや全くノイズな要素は見当たらない。「THE JET SET」のチョッパーフレーズは打ち込みでありながら実にかっこいい!また「NOON」は美しいイージーリスニングなナンバー。ぜひともつくば万博のキャンペーンソング「FUJIMARU ア!」のボーナストラック付きでのCD化を願いたいところ。
シルクスクリーン(81’) 南佳孝 この人はくせのある声なので嫌いな人も多いけどとても素晴しいメロディーメーカーだと思う。針を落とすと圧倒されてしまうパイプオルガンのソロがフェイドアウトしながらかぶる映画「スローなブギにしてくれ」のテーマソングは今も色あせないかっちょいいバラードナンバー。ボサノバな「デ・ジャ・ブー」レゲエ調の「空中庭園」、ジョンレノンに捧げたニューウェーブ風な「そして・・・(One of John)」いい曲が揃っている。前作「MONTAGE」同様アナログ盤はかなり安く手に入るので試しに聞いてみるべし。
ロゼ(83’) 飯島真理 プロデュースが坂本教授というだけで買ったが聞いてみてそんな事はどーでもいいくらいキュートでさわやかで優しいナンバーが揃っている。「まりン」は失恋したときに何度勇気づけてくれたことだろう。「Shine Love」は泣けるバラードナンバー。「ひみつの扉」はかなりフュージョンっぽくアダルトな感じがする。実はラストのおまけっぽい扱いな「おでこにKiss」が一番お気に入りなのだ。
DON`T TRUST OVER THIRTY(86’) ムーンライダーズ 5年間の活動休止前に出したエネルギーを出し切ったであろう作品。このアルバムのちょっと後ぐらいのライブが日本青年館であって初めて彼等を見に行きました。「マニアの受難」の再演はひたすら感動しました。タイトル曲を演奏していた時、バックコーラスかダンサーのお姉さんにほっぺをキスされて照れていた白井良明が凄く印象に残っています。
NIGHT WALKER(84’)
モノクロームの夏(85’)
NOBODY グラサンにツインギターがトレードマークの二人組。この2作品はとにかく良く聞いた。実は矢沢永吉のバックバンドや作詞提供をしていてかなり業界は長い。タイムがどれも短いからとても聞きやすく感じるのだ。80年代、彼等はたくさんのアイドルやアーチストに作品提供をしている。彼等自身のアルバムに関しては余り評価されていないのが残念だ。であるからアナログ盤ならばたぶん比較的安く手に入ると思う。「NIGHT WALKER」以前はリズムのみが打ち込みだったがこれ以降はかなりコンピュータを駆使したアレンジになっている。しかし熱のこもったボーカルにロック魂を感じるのだ。これはきっと永ちゃんゆずりだろうな。
俳優、坂上忍に「悲しみのモノクローム」というタイトルで提供した原曲「モノクロームの夏」はミニアルバムで、吉川晃司へ提供した「モニカ」「さよならは8月のララバイ」の英語バージョンが目玉となった。
杏里ベスト(80’) 杏里 これは正直いって反則です。というのはほとんど78年、79年音源だからです。やっぱ「オリビアを聞きながら」はこのオリジナルバージョンが一番ですよ。梅雨という中途半端な季節ではなく、夏の海しかない。彼女の音楽にぴったりな場所は。
してみたい(84’) 中川勝彦 今は亡き美少年シンガーのデビューアルバム。当時はムーンライダーズが関わっているという理由だけで聞いていたがかなり完成度高いアルバム。のっけから民族風な「夜風からビーチムーン」、デビューシングルのタイトルナンバーはカジャグーグーの「君はTOO SHY」っぽい。「SALTY LADY」はハービー・ハンコックの「ロック・イット」みたいなスクラッチを取り入れたダンスナンバー。「STARDUST」や「愛じゃない」はテクノなGSナンバーなど飽きのこないアレンジに仕上がっている。
PINK(85’) PINK 日刊アルバイトニュースとか映画「チンピラ」のテーマソングで知った彼等だがこのファーストアルバムからはいっぱいパワーを頂いた。意味不明な詩「YOUNG GENIUS」、80年代の最高の洋楽プロモ番組「ソニーミュージックTV」のテーマだった「ZEAN ZEAN」とかノリノリなナンバーが多かった。これも再CD化をお願いしたい。
THE 10th ODYSSEY(81’) チューリップ 彼等の80年代の代表作はきっとこれではないかと思う。これは第2期のメンバーとしてのセカンドアルバムで新メンバーの宮城伸一郎や伊藤かおるがバンドにとけこみ、とても演奏が完成されてきたからと感じるからである。と同時に財津が「宇宙」をテーマにした曲を徐々に展開しはじめたアルバムでもある。(これが原因の一つでオリジナルメンバーが脱退してしまうのだが。)「愛のゆくえ」は今までにない渋いナンバー。「めぐりあいは想い出」はひたすらセンチメンタル。「恋のテレポーテーション」はニューウェーブなナンバー。とにかく曲もアレンジも今まで以上にバラエティにとんでいるのだ。
The Best Year of My Life(84’) オフコース 82年本人たちが主演のテレビの単発ドラマのサウンドトラック「NEXT」から2年、レコード会社を移籍し、ギターの鈴木は脱退してしまった分を松尾がカバーし完成された作品。時代的にDX7やシモンズドラムをほぼ全面に使用しているが「緑の日々」や「恋人たちのように」などに聞ける爽やかなハーモニーは変わらない。

テーマ 80年代名盤コレクション 夏編(洋楽)
アルバムタイトル アーチスト コメント
オン・ザ・ビーチ(86’) クリス・レア 渋声が魅力な彼の夏の定番というべき代表作。特にタイトル曲はボサノバ風AORともいえる有名曲!ジャケットがまた素晴しい!所々にアップテンポな曲が入っているがこれはこれで新鮮に聞ける。
シェイク・イット・アップ(81’) ザ・カーズ 前作「パノラマ」はかなり凝った音作りで面白かった反面、少々とまどったが、この4枚目はキャッチーなメロディーが詰まっているといえる。バラード「アイム・ノット・ザ・ワン」は特に素晴しい出来映えだ。またタイトル曲はアメリカン・モダン・ロックの一つといえる。ジャケットの姉ちゃんもイカしてるぜ!
ガール(86’) F.R・デヴィッド 実は日本だけの一発屋ではないのかな?CMソングだったタイトル曲や「ワーズ」「アイ・ニード・ユー」目当てだったが、他の曲がヨーロピアン歌謡メロディーで(いわゆるカンツォーネ?)なんとなくデジタル風ミッシェル・ポルナレフっぽい。こっちは英語だけど。
アブダカダブラ(82’) スティーヴ・ミラー・バンド プラチナディスクに輝いた作品らしい。当時、A面ばっか聞いていたような気がする。しかし他の作品は知らない。聞かなきゃと思いつつ、いつも買う機会を逃してしまうのだった。息の長いバンドなのでどれを次に聞こうか内心迷ってるからなのかもしれない。
カムフラージュ(84’) ロッド・スチュワート マイケル・オマーティアンノプロデュースだからファンキーでデジタルなアレンジで若いファンをつかんだと思う。たぶん昔からのファンには余り受けていなかっただろう。ジェフ・ベックとの久々の共演「おまえにヒートアップ」やフリーのカバー「オール・ライト・ナウ」、ロバートパーマーの「サム・ガイズ」など目玉な曲ばかりをシングルカットしてて実は結構セコかったんだな。でも好きなアルバムです。
リオ(82’) デュラン・デュラン このセカンドアルバムでは前作のニューウェーブでダークな曲は薄れて非常にアップテンポでポップな曲が入っている。「リオ」「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」「セイヴ・ア・プレイヤー」「オン・マイ・ウエイ」(ここでは、ややスローなバージョン)等のヒットシングルが入っているが、でも一番好きなのは、かなり地味な曲「悪魔の中の孤独」である。これは一連のポップバンドでは作れない良くできた曲だと思う。
アイランズ(84’) カジャグーグー 本当はリマールの在籍していたポップで元気な曲がいっぱいのファーストも同じ位良く聞いていた。でもリマールについては、また別の機会で褒めたいので今回はこの「脱・アイドルバンド」を訴えたとも言えるセカンドをプッシュします。当時の「週間FM」によるとベースのニック・ベッグスは、カシオペアのメンバーとも交流があったようだ。だから彼が中心で作った音はどことなくフュージョンっぽい。ブラスを効果的に使ったりして、ちょっとキーの高いニックの声にぴったりなサウンドになってしまってるんだよな。
THE SINGLES 81-85(85’) デペッシュ・モード 彼等を初めて知ったのはなにげに聞いていたNHK-FMの「クロスオーバー・イレブン」からだったと思う。こういったシンセ一色のバンドっていうのはクラフトワーク以来でとても新鮮だったのかもしれない。「シー・ユー」「エブリシング・カウンツ」「ブラスフェイマス・ルーモアズ」など思いっきり暗いけどマイナー調好きな日本人の心をつかんでいるなあと思う。
かくれんぼ(84’) ハワード・ジョーンズ 格好やサウンドはニューウェーブぽかったが、彼の作る曲はとても繊細で真面目なテーマの曲が多かった。「ニューソング」「パールと貝殻」を聞くとプロモビデオやライブにおいてシュールな格好のマイムダンサー、ジェド君のパフォーマンスを思い出す。
ナイト・バーズ(82’) シャカタク お洒落な80年代フュージョンバンドの代表作。この2枚目が日本で大ブレイクした。生ピアノ、やさしい女性コーラス、軽快なリズム、全てが絶妙なバランスでミックスされている。これぞドライブミュージックの永遠の定番だろう。
HITS2(85’) V.A デッド・オア・アライブ、ニック・カーショウ、ストロベリー・スイッチブレッド、フォーリナー、ニュー・エディション、ミック・ジャガー、フィリップ・ベイリー、ZZトップなど80年代の彼等の大ヒット曲がごちゃまぜに入ってて楽しい。この時代を知らなかった人には手っ取り早い一枚。あ、これはちなみに2枚組。


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