2006/10/17

 
  日本海・長浜へ9「長浜観光」  
 


 奥方様が長浜城を 電右衛門と長男が地ビール ミカちゃんと元娘が

ガラス館をそれぞれ希望し 幼児連れ総勢9人が長浜をそぞろ歩き



城址

徳川方が彦根城建設にと石垣まで持ち去り 残るのは井戸だけ

現在は琵琶湖の水位が増したのか 水中に枠石組のみ残す哀れさ 

観光用に復元された 城もどきの記念館が少し離れて建って居ります

堀の内にJR長浜駅 駅前ロータリーに少年・石田三成と秀吉の

あの有名な「三椀の才」のブロンズ像(気の毒な程 不出来 プッ)


狩りの途中 のどの渇きに秀吉は長浜領内の寺に立ち寄り

白湯を所望 小坊主佐吉(三成)は最初は大きい湯飲みに白湯、

次に中くらいの湯のみにぬるいお湯、最後に小さい湯飲みに

熱いお湯を入れて 秀吉に出したという
機転と思いやりに感心した秀吉は 少年佐吉を家臣として取り立て

それに答えて石田三成は 有能な行政官としての才を振るうのですが

有能な武将でなかったのは 秀吉の眼鏡違い



地ビール

長浜駅前商店街も何処にでも在る地方都市過疎化状態の惨状

街外れ環状道路沿いに大手各種スーパー出店の為

生活用品購買客は殆ど街の外へ 駅前の古い商店街は年寄客だけ

そんな中 観光客相手に特化されたガラス館を含む商店街は人・人・人



その中に道路より3m奥に 鉄筋コンクリート打放しの洒落たレストラン

道路端オープンスペースには 木製手作風テーブル・イス

最近建てたんでしょうねー 街の風情からはポッンと浮いた建物 

親方風のこれまた団塊世代氏が 日中暑いのに表に機械持ち出し

汗だくでビール・清涼飲料・ソフトクリームを親方自ら販売中

私には見えるんです 夏場の稼ぎ時 猫の手も借りたい親方の心境

そこそこ資本投下し 早い事回収せな危ない危ない 

一時ブームの観光客相手に 来年など考えられん心境でしょう

地ビール(180cc)がワイングラス風コップに出てきて¥600-也

チョットチョット高いん違うのん 普通ビールの4倍は高いです(泣)

それも味さえ良ければ文句は云いませんけど 好みの味では無かった



ガラス館

人・人・人でごった返しスーパーの特売場並 幼児連れケガさしてもイカンし

ガラス製品を壊しても これ又いけませんので泣く泣く断念(嘘)

電右衛門的には 元娘だけにガラス製品買ってやって 嫁のミカちゃんに

無しでは世間様が許しません そうなったら良く出来た奥方様も黙ってない

「私も欲しい」と 1セットでも高いのに3セットともなると 懐寂し秋の風

良かった良かった懐具合 入ってたら高い物に付いてた筈(喜)



商店街やや離れた所で長男

「これ見てエエ物があるー チョット見て」

「何々鮒寿司やないか 昔食べたん覚えてるか」

「覚えて無い けれどドンナ味か試して見たいと思うてるねん」

「そーか覚えて無いか 一癖あるけど通にはたまらん味やねー 

今晩用に買うて帰ろかー」

まー何です皆さん 鮒寿司の高い事 15cm物が¥7.500-たかー

値段を聞いて一瞬止めよかと思うたけど 子供が食べたい云うてるし

どんな味か試さしてやりたい これも親心なんでしょうかねー



2泊3日の旅でしたが 最近ご無沙汰してる親父やってしまい疲れました 

アーもう一度 子供に帰ってみたい気もするなー 

                             近還暦電右衛門