2004/8/7

 
  子供達と歩んだ道(小学校編2)  
 


 秀人が5年生くらいの晩御飯の席で

秀 「先生が京都に美味しいラーメンあるから 皆で自転車に乗って
   行かへんか言いはってん」

    自宅から京都まで47Kmあります

オ 「誰々が行く事になったん」

秀 「男子のほとんどやねん」

子供の自転車では体力。気力。車体。的に無理やと
思いましたが話は聞かなアキマセン

オ 「自転車 油注したり空気も入れなあかんし ご飯食べたら
   手入れしょうか」

秀 「僕のんチョット古いから心配やねん 見てほしいわ」

保育園時代に補助輪付きで乗ってた自転車を
大事に使うておりました

そんな事が有って2〜3日してからの晩御飯

オ 「秀人どうしたんエライ元気ないなー」

秀 「京都のラーメン 皆行かれへん言うてるねん」

オ 「なんで」

秀 「家帰って ラーメンの話したらエライ怒られて アカンねんてー
   先生にも電話掛けてきてはるんやて 僕 楽しみにしてたのに
   残念やわ」

オ 「そら残念やナー おもろい話やったのに」

秀 「パパはなんで怒らへんかったん? 他所の親は
   車に跳ねられたら どないするんや ねんてー」

オ 「そら 車に跳ねられたら死んでもらわなしゃーない どない
   いうても車が勝つ そやから気付けてるんやろ
   秀人は車が どんなに怖いか良う知ってるやろナー」

秀人が3歳の時 余りにも車に対する警戒心か恐怖心が無いように
思えたので ケガせん程度に車で当てたりましてん
それ以来 車には近づかん様になりました

オ 「悪い事はアカンけど 何でも前向きはイイ事やんか
   秀人 死んだらアカンでー」

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