2005/11/29

 
  水杯交わして横浜へ 番外編  
 


至福の時


 爺バカとお笑いください 人生が残り少なく成って来ますと

種の保存本能か 我が遺伝子の行方が大層気になってきます

そんな中この春 横浜に行った時の写真を送ってくれました

その一枚がこれなんですが

奥方様が抱いてる優人(まさと)の容貌が 57年前の私そっくり

私の母(優人にとっては曾祖母)は

 「これ見ると若い頃を 思い出す・・・ 当時は食料事情が悪い頃で

  どの子も どの子も痩せた子ばっかしやったけど あんた(私)だけは

  丸々と肥えててなー ほんまに私の自慢やった 電車乗った時なんか

皆に見てもらえる様に外向きに抱いて 座ったもんやった・・・・・・」

 

母の眼に光るものを見て 次がなかなか言い出せませんでした

 

 「僕の小さい頃に生き写し ソックリやと思はへんか ?」

 「よう似てるなー」

 

幼子の容貌など 日々変わって行くものと理解してても なんとも嬉しい

 これが血なんでしょうネー

幼児の私が 我が妻に抱いてもろてる写真なんて 

タイムマシーンが現実に 有るかの様な変な気分ですわ