どないなってるんやろ?  

2002/11/23

なんか子供の様子が変わってきたそうです。

具体的な例では、授業中に注意をすると「ハゲのオッサン五月蝿いわい」というような調子らしいです。
そんな子供の数が増えたように感じるらしいです。

この高校は世間では良いように言われてますんで意外でした。
なんか新聞の記事読んでるような感覚です、まさかあの高校でと言う感じです。

子供達の何処が変わったんでしょうか?

色々話をしていたら、今の子供は辛抱をしないまま大きくなっているのが良くないんじゃないかと言うようなことになってきました。

小さい頃から縦の社会を経験していない子供が増えたとのが一因かと思うんです。
私達が小さい頃は、遊びであれ何であれガキ大将がいました。
兄弟も比較的人数が多かったような気もします。
自然に上下の関係が築かれたのでは無いでしょうか?
自分の出来ないことが出来る年上の人間がいるということに気が付きます。
年上を敬うような感覚もこの辺で出来てくるのかもしれません。
また、怖いおじさんが地域の中に何人か居ましたよね。
そうなれば辛抱も要求されていたはずです。

家庭ではどうなんでしょう?
人のことは言えませんが、放任主義という名のほったらかしが多いのではないでしょうか?
小さい頃はまだ良いんですがそれなりの年齢になってくると今度は親が注意しようとしても
さっぱり言うことを聞かなくなるらしいです。

親に対しての敬意という物が無くなるんでしょうね。
また、年上の人間に対してもそうなっていくようです。

しかしこんな事になったのは子供の責任ばかりではないでしょう。
家に帰って遊びに行こうとしても友達がいないとか、友達がいなくても
テレビゲームなどで時間がつぶせます。
テレビを見ていてもやりたい放題のような番組が多いですよね。
漫画にしてもそうです。
私が小さかった頃に流行った物は、スポコンというんでしたっけ?根性物です。
今そのような内容の物は有るんでしょうか?
売れるものしか作りませんから、結構きわどい物が多いような気もします。

なんか世間全体が子供を変えて行っているような気がします。

まとまりませんが今日はこのへんで・・・・。

2002/11/25

最近の子供は遊ぶ友達もいないし、ゲームで時間つぶしが出来るという話からなんですが・・・
私達が小さい時のように山にいったり川に行ったりしません。
また遊ぶ道具も自分たちで作らなくても良い?

そんな事からかどうかは判りませんが色々問題?が出てきているようです。

以下は新聞で見つけた記事です。

「器用か、不器用かじゃない。ここまでくると、手先を動かす頭脳の発達の問題じゃないかと…」 教諭はそうつぶやいた。

かつて「肥後守を使えない子」が話題になった。文具の一つでもあった折りたたみナイフだ。当時より、事態はより深刻になっていると教諭たちは体で感じている。

 削る、折る、つくる。あいさつする。家事を手伝う。仕事に打ち込む大人の姿を見る。人の死を身近に感じる―。高度成長のころと、テレビゲームなど仮想空間が幅を利かせ始めたころを境に、実体験は、子どもたちの世界から急速に消えていった。

完全に実体験の不足のようです。
最近は教師が集まり「原体験教育研究会」という会を作り、子どもたちの体験不足を補おうと試みているらしいです。簡単な科学実験、ナイフを用いた竹とんぼ作り、田んぼで泥まみれになっての水中生物探しなどなど・・・・・

代表を務める名古屋芸術大教授、山田卓三(69)の言葉、「感性も知恵も意欲も、五感を用いた体験から生まれる」というのはなるほどと思います。

いつのまにか「体験づくり」まで、学校(教師)の仕事になってしまうんでしょうか?

親として何が出来るのかとチョット考えてしまいます。