FSX2GPSの使い方
(Backyさん作の、FSX用ナビゲーションソフト)

 FSX2GPSはBackyさんが作成された、FSX用のナビゲーションソフトです。
 FSX内の自機位置を、NMEA形式のデータでCOMポート(シリアルポート、RS−232Cポート)から出力する機能を持っています。
 つまり、FSXが起動しているPCとは別にもう1台のPCを起動し、そこのCOMポートとの間でデータをやりとりしますので、別PCにカシミールなどのNMEAデータを扱えるソフトを立ち上げれば、自機位置を地図上に表示したりできますので、簡単に高性能ナビが実現できます。

 ソフトはBackyさんのホームページFlight simulator メニューでダウンロードできます。


FSXとカシミールとで使用する例を写真にまとめました。ご参考までに。


2台のPCをシリアルリバースケーブルで接続します

 シリアルリバースケーブルは、RC-232Cケーブルのリーバスタイプ、あるいはCOMポートケーブルのリバースタイプとも呼ばれますが、大事なのは「リバース(クロス)タイプ」を選ぶことです。
 ストレートタイプでは動作しません。


FSXを起動したあと、

ダウンロードしたFSX2GPSを起動すると、
左のような小さなダイアログが表示されます。


あとは、写真にあるように設定してください。

 とても快適で詳細なGPS画面が実現でき、近くに見える山や川の名、岬、湾などの名前がとても分かりやすくなります。

 カシミールは標準では海外の地図がついていませんが、自分で組み込むこともできます。
 しかしそれは面倒だという場合は、Backyさんのソフト FSX2GE や FSX2BMAP を使って、GoogleEarth や BingMAP に自機を表示するとよいでしょう。
 こちらのソフトは、1台のPC上でFSXとGoogleEarthやBingMAPを使います。よって、FSXのフルスクリーン画面表示は使用できませんが、なかなか便利です。

 FSX2GEの設定については、拙WEBの雑記帳のページに、簡単なTipsを記載してあります。ご参考までに。








「仮想シリアルCOMポート」ソフトを使って
1台のPCでFSX2GPSを実行する方法


 以上の設定は、いちいち2台のPCを立ち上げて接続するので面倒なこともありそうです。

 別の方法としては、1台のPC上で2つのソフトをCOMポートでつなぐ「仮想シリアルCOMポート」のソフトを使う方法がありそうです。
 実際に使ってみてはいないのですが、調べてみると次の2つがありました。

 1.VirtualComPort2 サンプル版(使用制限あり)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/hardware/se355108.html


2.com0com(フリー版)32bit版、64bit版
http://homepage2.nifty.com/nonnon/Link/Null-Modem.html

 com0comをインストールすると、2つの仮想COMポートが作られ、片方のCOMポートにデータを投げると、もう片方のCOMポートからデータを取得できます。
 片方をFSX2GPSからのCOMポートに指定し、もう片方をカシミールでのCOMポートに指定すればうまくいきそうに思います。

 これを使ってみた人の使用報告HP
http://rltm9940.blogspot.jp/2008/06/com0com.html

 『注意点』
 com0comは便利そうなソフトですが、64bit版では、Windowsをテストモードで動かさないとダメなようで、面倒な部分もありそうです。
 設定がややこしい場合は、やはり素直に2台のPCをシリアルリバースケーブルで繋ぎ、1方にFSX、もう1方にカシミール というのが無難かもしれません。