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久々にFS飛行訓練 (彩雲さんとochiさんの新フォトで)                      Oct.20, 2013

 FS工務店の作業にかまけて、長らくまともなFS飛行をやっていなかったので、先日の稲沢オフ会やその後の金沢オフ会にていただいた、彩雲さんとochiさんの新フォトシーナリーを使って飛行訓練をやった。
 機体はMoony。着陸ギアの上げ下ろしの練習もやりたいし、長距離飛行にはスピードも欲しいし、プロペラピッチ、スピードブレーキもあるので、いろいろとムーニーは練習に便利である。アビオニクス関連の外付機器の練習もやりたいので、着陸の際はILSで。
 稲沢オフ後にfuji3さんからラダーを譲っていただいたので、ようやく本格的な飛行スタイルになって、ラダーの感じも掴みたい。

 まずは富山空港から親不知、糸魚川を経て新潟空港へ佐渡側から着陸。
 富山離陸で、機体が振られる。右ラダーを踏んで必死にセンターを保つ。が、ズレ気味でようやく離陸....。
 黒部川上空で乱気流に遭遇。親不知周辺が彩雲さんのフォトで超リアルになっている。こんな所を昔はよくもまあ歩いて通ったもんだと、あらためて上空から眺め直す。糸魚川から北はデフォルト地表。ちょっとPCが重い。佐渡が真左に見えた辺りで右旋回し、久しぶりにFSで見る新潟空港へ、ちょっと危なっかしくランディング。

 次は名古屋空港発、浜松経由、まちゃさん作の富士山静岡空港へ着陸
 富士山静岡空港の周辺だけはフォトが無いが、あとは全部ochiさんのフォトシーナリーで富士山の東までつながっている。リアルな眺めで快適な飛行が楽しめるようになった。
 浜名湖から向こうはあまり馴染みのない土地だが、こんな感じなんだぁ、と飛んでいると浜名湖上空で強烈な乱気流。浜松基地をゆっくり眺めるどころではない、慌てて立て直してから基地上空を遊覧。その後見えだした美しい富士山の眺めを眺めながら、まちゃさん作の富士山静岡空港上空へ。
 空港のILS周波数に合わせ、針は300にセット。空港を一旦通過して駿河湾上空に出た後、右旋回しながら降下開始。ターンし終わってみたら、アレッ、滑走路が予想以上に右に見える。慌てて針路修正。 が、おかしい.... ILSに乗らないし滑走路の向きもおかしい??
 っと、違う、あれはRJNYだぁ! というわけで、あわてて左に針路修正し、横から割り込むように富士山静岡空港のILSにインターセプト。ぎりぎりで着陸という全くひどい操縦。
 エプロンに着くと、まちゃさん作のいろいろなAIが駐機場を楽しませてくれた。

 で、とりあえず今日の飛行訓練は終わり。


gmaxでbone animation 福井鉄道の電車作り ー その後                      Sep.29, 2013

 アニメーションを付けてみた。予想通り面倒くさい。カーブの所は細かくポイント設定しないと、車体が横滑りしたような動きになってしまう。その他いろいろと想像していなかったような動作をしたりして、どうも設定の勘所もあるようだ。
 後から動きを修正すると、修正量分だけバイアスがかかったようになって、修正したところ以降の動きが大きくずれてきたりもする。

 (後日記) boneを使用して折れ曲がりながらカーブを進行する電車。 10月5日に一応の完成を見て、HPにて公開。
       機体が近づきすぎると、機体のヘディングによっては見えなくなってしまう現象が発生。原因不明。PCの表示限界か?
       今回の学習内容はgmaxのアニメーションページにて公開


gmaxでbone animation 福井鉄道の電車作り                                  Sep.21, 2013

 稲沢でのオフ会の後、SketchUP製のモデルをコンバートして、そのやり方を一応は理解したつもりで、その後いよいよ、ずっと以前からやろうと思っていた、gmaxでのbone使用アニメーションにとりかかった。

 とりあえずの目的は、福井市--越前市の間を走る福井鉄道の新型車両F1000系(3両編成)を、福井駅前のフォトシーナリー上で走らせること。
 福井駅周辺は路面電車になっていて、駅前までの"ひげ線"は90°弱のカーブになっているので、単に真っ直ぐにアニメートしただけでは面白くないわけである。
 カーブの際は、鉄道模型のように適度に折れ曲がって進行してもらいたい。そのためにはgmaxでアニメーションを作成するときに、3両それぞれに動かしていたのでは大変な手間になってしまう。boneでつなげてまとめて動かす方法が一番スマートそうである。

 で、まずはロボットの足を動かして少し歩かせてみることでboneの仕組みを理解。それなりにやり方が分かった感じなので、さっそく電車車両の作成にとりかかった。

 が、作り出してみると、本物の車両の、全体的に緩く丸みを帯びた形が、なかなか出せない。車両側面もほんの僅かだが曲線になっているので、単に箱を変形させるだけでは、曲面数の少ないペーパークラフトの感じになってしまう。
 テクスチャを貼ると曲線の感じが出るかもしれないが、やってみるまで分からない。

 人間の目は、ほんの僅かな違いでも感じ取ってしまう能力があるもんだと、モデル作りの際はよく感じることがある。と同時に、いとも簡単にごまかされてしまうものである事も事実で、モデル作りは思いも寄らないことに気づくことがあって面白いものである。

9月25日追記
 モデルは何とか形になったが、柔らかい曲線はうまくは出ていない。空から「動いている」ところを眺めるものなので、ポリゴン数をあまり多くしないで作ったこともあるが、テクスチャ貼りの際のずれを、なるべく小さくしたかったこともある。
 何より「早く」仕上げてアニメ付けに入りたかったことが、今回のお粗末の原因かな、と....。

 この後の、アニメーションがちょっと時間がかかりそうである。


SketchUPのモデルをFSにコンバート                                      Sep.15, 2013

 SketchUPを使ってのモデル作りは未だに手を付けていないのだが、Trimble3Dギャラリーには、SketchUPで作られたGooogleEarth用の素晴らしいモデルが次々とUPされていて、もうどれもこれもFSXに組み込みたいものばかりである。
 これらと同じものをgmax等で自作するとすれば、かなりな時間がかかるに違いない。

 で、迷いなくこれらをコンバートして個人的に使わせていただくことにした。
 ModelConverterXの使い方に習熟する目的もある。

 稲沢市のエレベータ試験塔と金沢市内の建物をやってみてFSXで確認すると、詳細なモデルがきちんとコンバートされて至極快適で有り難い。
 テクスチャの色合いが少し濃い目な感じはあるが、どれも気合いの入ったモデルばかりで、これだけのモデルを自作するには、どの作者の方もかなりな時間をかけられたに違いない。

 金沢市内のモデルは、あと金沢城跡の石川門と櫓、しいのき迎賓館があるので、それもコンバートさせていただくつもりである。
 ModelConverterXについて、覚え書き
 ・テクスチャはどのモデルもtexture0、texture1のように「texture」が標準なので、必ずrenameコマンドで、モデル毎の名前に変更した方が、
  一つのシーナリ(テクスチャ)フォルダに、多くのコンバートモデルを入れられる。
 ・テクスチャをミニマイズすると、確かにDrawcall数は減る。しかし、テクスチャ数が減るモデルもあるが、減らないモデルもある。
  ファイルサイズも大きくなることがあって、必ずしもFSXのフレームレート向上につながるとは限らない。
  テクスチャが10枚ぐらいまでで、それらが繰り返し貼られる事が多いものなら、ミニマイズする必要はない。
 ・ミニマイズ作業をすると、****_0.dds のように_(下付線)のあるテクスチャが新たに幾つか作られるが、これらは他のテクスチャとは
  違う名前になってしまうので、もう一度renameコマンドで他テクスチャと同じ名前にしてupdateコマンドを押す。
  こうすると、1個のモデルのテクスチャ名を同じに揃えられるので、後々の管理がしやすい。
 ・私の環境の場合、いきなりbglへの変換はうまくいかなかった。一度MDL形式にexportしてからbglに変換するとうまくいく。


FSオフ会in名古屋"改めin稲沢                                         Sep.14, 2013

 久々の雑記帳更新になってしまった。
 7月から8月にかけて仕事で2週間近く大分のくじゅう山系に行っていたし、その後は白内障の手術をしたり、母の手首骨折の何やかや等々、あっというまに9月になり、もうお彼岸も間近となってしまった。私も母も無事に事が進み、ほぼ元気を取り戻しつつある状況。ありがたい。

 そんなこんなでFSの方はどうしてもお休みがちになってしまったが、それでも先日の9月7日には稲沢市内でのFSオフ会に参加する事が出来、不束ながら幹事も務め、また新たな刺激を受けて帰ってきた。
 オフ会では新たに3名の方に参加していただいた。FSをディープにエンジョイされ、FS世界で周知の方々であり、いろいろな意味で集まった甲斐はあったと幹事の自画自賛をしている次第。
 もちろんいつもの皆さんの持ち寄りFS素材は、談義も含め貴重なものばかり。やっぱりオフ会は楽しいし素晴らしい。
 オフ会後には、fuji3さんにラダーを譲っていただくことになって、FSの操縦環境もお陰様でようやく進展したのである。

 「FSオフ会in名古屋改め稲沢」の覚え
 ・参加は11名。
 ・名古屋市内でちょっと雰囲気のいい宿の予定だったが、11名で一室に泊まりたいので、24畳部屋のあった稲沢のビジネスホテルに。
  10名以上だと超格安。1泊2食で5250円。ただし食事は家庭食並み。部屋にはバストイレ無し。共同浴場24時間。酒代は安し。
 ・宿の入り口は超安っぽくて「何これ」状態で、勝手口みたいな感じ。 コイン式の洗濯機有り。
 ・駐車場から部屋まで10m弱で、真っ直ぐの通路有り。スクリーン等の資材搬入に超便利。
 ・オフ会はいつものように、資材持ち寄り、話題持ち寄り、ネタ持ち寄りで、時間の許す限りFS談義。
  今回は食堂での会食で他の宿泊客もいたし、テーブルも分かれたので、一堂に会してスピーチ回しは出来なかった。残念。
 ・いつものように、時間が足りない。
 ・来年の今頃のオフ会は、広島県へfuji3さんのHomeCokpit見学体験ツアーを予定
 ・次回のオフ会の宿での時間には何を持ち寄るか、少し思案が必要。 ハード系は諦めて「談義」に徹してもいいかも。
 ・あの方が参加されなかったので、お酒がすすまなかった、寂しい...といつもの皆さんの弁。同感。


FS内での福井空港(RJNF) 今昔                                         Jul.9, 2013

 現実の福井空港は定期便が途絶えたまま相当な年月が経過し、そのお陰もあってか小型機やグライダーが盛んに利用して、私のような小型機ファンには貴重な存在となっている。

 FSでは《ひげちゃん》さんが、信じられないほど詳細な空港施設をFS2002、2004用に作成してくださっているので、長くそれを使わせていただいている。
 が、FSXのSP2になってからフェンスの透過具合がうまくいかない部分や、その他の不具合があって、ちょっと悔しい思いをしていたのだが、なんとBackyさんがファイル解析の結果、見事に修正してくださった。
 お陰ですっきりとした気分で新たにFSXのRJNFが楽しめるようになった。作者のひげちゃんと解析のBackyさんには感謝感激。

 その折も折、FSシーナリーの大御所の坂川さんが、懐かしいシーナリーを送ってくださった。空港ビルの脇に立っている坂川さんと私である。
 このシーナリーは、もう相当の以前、FS95か2002の頃に、坂川さん作成の福井フォトに合わせて私が作った空港ビルに配置するために、この時点ではまだ実際には合ったことのない二人の写真を並べて、坂川さんが作成されたものだ。
 FSXになってからは配置できなくて、忘れかけた存在になっていたが、再び送っていただいて本当に懐かしい思い出でいっぱいになった。
 この頃もやっぱりFSで物作りをやっていたわけで、考えてみるともう20年近くFSをやっているんだなぁ、と少々センチメンタルにもなってくる。
 坂川さんとはその後、山中温泉でのオフ会で初めてお会いし、その後名古屋でもお会いできた。
 小さな写真のシーナリーだが、大切にしたいシーナリーである。


今朝の福井空港(RJNF)                                         May 19 , 2013

 昨日、芦原温泉で会合があったので、帰りの今朝、福井空港南側のオブジェクト作りの取材も兼ねて空港に立ち寄ってみた。
 芦原でエアバンドを聞いていると、結構交信量もあったので、珍しい機体が来ているかもしれないと思ってもいた。

 行ってみると、珍しいという訳ではないが、この時期にしてはオヤッと思う機体、スーパーディモナがちょうどRW18へ着陸態勢に入っていた。
 夏頃にはグライダーの曳航でお馴染みの機体だ。今日もこの後、グライダーを曳航して離陸し(RW18)、空港の東側へまわっていった。今日のグライダーは1機だけのようであった。

 他に常駐機以外としては、3枚プロペラの機体とR22と思われる小型ヘリが駐機していた。あとは常連機。
 3枚ペラの機体はこの後に離陸後、一旦タッチアンドゴーしてから空港西側へ針路をとっていった。越前海岸方面へ向かったようである。
 こうして、のんびり1時間ほどウオッチングしてから、空港南にあるオブジェクトの取材へと向かった。


福井空港真南の目標物1                                       May 18 , 2013

 福井市内のオブジェクトに続き、福井空港RJNFに関する目標物をつくっている。FS9以前にも作ったが、今回ようやくFSX用としてまったく新たに作り直している。
 今は以前と違って、位置もぴったりと合わせられる環境になっているので、製作のし甲斐もある。
 ソフトの進化、アプリ作者の方々のお知恵のおかげであり、感謝感謝の心境。

 RJNF北西の兵庫小学校が終わったので、続いてRJNF真南のPanasonic工場をつくってみた。
 FS9用の時に比べて、現地では煙突が無くなっていたり、看板が変わっていたりしてはいるが、大きな配置に変更はなかった。
 gmax使用なので、昔のVODやEODに比べ詳細な形が作りやすく、多少は念入りに作ったが、FSの空から見ると、やはり予想通り、あまり細かな所は見えもしないのである。
 どうせ趣味の世界であるから、こだわるところはこだわって、また手を抜くところは手を抜いて、と真剣に考えないことが肝要。


福井市中心部と郊外の目標物                                       May 3 , 2013

 JR福井駅の作成に次いで、その周辺の福井県庁を始めとする福井市中心部の目立つビル群を作成し、ついでに福井空港への目印になる九頭竜橋と、郊外のガスタンク(RJNF南西6マイル)を作った。
 実機パイロットでもある彩雲さんから、RJNFへの離着陸時に目印とする建物をお聞きし、FSX用の作成を思いついてから、相当な時間が経ってしまった。ようやく作り始めたのが2月で、今回もやっぱり3ヶ月かかってしまった。本業の合間の作業なので、まぁこんなもんだろう。

 RJNFに関する目標物としては、他に足羽川のほとりにあるNTT電波塔、同じく足羽川畔の22階建てマンション、坂井市の兵庫小学校を作りたいし、RJNF西にあたる丸岡城もつくりたい、と計画は目白押し。


九頭竜橋 ようやく竣工                                       Apr. 23 , 2013

 JR福井駅周辺の第2期工事として作っていた福井市中心部が出来上がったので、付帯工事として、福井市舟橋町にある「九頭竜橋(くずりゅうばし)」を作っていたが、ようやく完成した。

 この橋は福井空港RW36側のほぼ真南2マイルにある。
 その昔は、舟を何艘もつないで板を渡して橋にしてあった場所である。だからいまでも「舟橋(ふなばし)」という高齢者もいるし、地名にも残っている訳である。

 橋桁のうち、道路面下なる部分は省略した。何せ橋桁はテクスチャでなく3Dオブジェなので、少しでも「軽く」したかった為である。
 ただし、横の歩道橋の欄干は、さすがに透過テクスチャ貼りにして製作の手間を省いた。

 今回、現地取材は過去の分も含めて2回だったが、取材漏れが多くあり、その分Googleのストリートビューで何度も形や接続具合を確認した。
 十分に鮮明な映像が見られて、ストリートビューはかなり使える取材源である。テクスチャについては、使えるものと、ゆがんでしまってだめな物とがあるが、手書きする際に大いに参考になった。


JR福井駅周辺-第2期竣工....ならず....                               Apr. 3 , 2013

 福井市中心部にある建物群の追加作業。1個のオブジェクトに複数枚のテクスチャも使えるようになって、テクスチャ貼り付けは何とか完了。
 また、今までテクスチャのテカリ(光の反射)が止められず、地表面などを作った場合は違和感が出てしまっていたが、YS-15さんのページを参考にして再度やってみたら、うまくテカリが止められた
 福井城址の地表テクスチャも貼り直したら、敷地内建物の屋上がテカっていても、地表はどこからみても反射しなくなった
 土や樹木の部分がテカッてしまったのではどうにも嘘くさいが、これで地表らしくみえるようになった。
 
 しかし、問題点が発生。
 予想はしていたが、gmaxのバグなのか操作が悪いのか、たくさんのオブジェクトを1個のファイルで作っているので、あちこちでテクスチャの剥がれが発生している。一部には透過しなくなった部分もある。
 これについては、もう一度その部分を貼り直すのが一番だろう。
 とにかく、どの面にどのテクスチャを使用するのかを、gmaxにはっきりと知らせておくのを忘れないことだ。

 (備忘録) テクスチャを反射させない(テカらせない)方法
 ・MaterialEditor - Newでテクスチャを選択するとき、Blinn Basic Parameters のDiffuseでBitmap画像を選ばずに、
  MapsにあるDiffuse Color のnoneボタンを押してから現れるダイアログで、Bitmap画像を選択する。
 ・Bitmap画像を選択したら、Blinn Basic Parameters--Specularで表示されている色(標準で白)を、黒(RGB000)に変更する。
 ・MapsにあるSpecular Levelのラジオボタンをチェックし、値を「0」にする。
 ・Show Map in Viewport を ON にして、Applyをクリック。(Applyは2,3回クリックする←テクスチャが上手く貼れるおまじない)


JR福井駅周辺-第2期工事 (gmaxとGoogleSketchup)                          Apr. 1 , 2013

 JR福井駅周辺の第2期工事として、福井市中心部にある建物群を追加している。

 今まで、gmaxの使い方が下手だったので、1個のbglファイルについて1枚のテクスチャしか使用できなかったが、ヒグマさんのHPのアドバイスを元にちょっと考えてみて、「これかな?」という方法でやってみたら上手くいった。

 福井城址石垣と議会建物の壁面をテクスチャAで、城址の地表と議会建物の屋上をテクスチャBで貼ってみたが、FSX上でも問題なく表示されている。
 これで、複数枚のテクスチャを自由に使えそうであるが、時既に遅しというか、次回の作業からはGoogleSketchupを主に使おうと思っている。
 というのも、3月30日にKanoさん宅で彩雲さんと一緒に3人で、Kanoさんの快気祝い兼オフ会をしたときに、お二人からGoogleSketchupでのオブジェ製作を見せていただいて、その分かりやすさと便利さ、高機能に驚いてしまった。
 これに比べてgmaxはとっつきにくいし、特にテクスチャ処理は複雑である。
 Sketchupはアニメーションは出来ないようであるから、アニメーションについてはgmaxの出番であるので、gmaxの使用法についても忘れる訳にはいかない。
 GoogleSketchupをメインに、gmaxをサブに使えれば、オブジェ製作がかなり楽になりそうである。

 Gmaxでのテクスチャについてもう一つ。
 Gmaxでテクスチャを貼り付けた壁面がテカってしまう現象があるが、今回ちょっと対策をやってみた。しかしやっぱり上手くいかなかった。こちらについては要研究である。

(備忘録) gmaxで複数テクスチャ使用
 ・テクスチャAを使用する面を全て選択してから、MaterialEditor - New でテクスチャAを選択。
 ・1面ずつ、テクスチャAでの貼り付け作業。(通常通り)
 ・テクスチャBを使用する面を全て選択してから、MaterialEditor - New でテクスチャBを選択。
 ・1面ずつ、テクスチャBでの貼り付け作業。(通常通り)


JR福井駅周辺−2                                    Feb. 17 , 2013

 JR福井駅周辺の3Dオブジェ群のテクスチャを貼り付けてみた。 現地で撮影した画像を元にした物と、あり合わせの物で「適当」に貼り付けた。高度1000ft程度で眺める物と割り切ったので、テクスチャそのものの解像度は低く、1枚のテクスチャ画像に、かなりな数の壁面を描き込んである。
 よって、近づいて見るとまあ大変なもので、ボケボケであることこの上ないが、ちょっと上空に上がれば、ま、こんなもんである。

 で結果はどうかというと、案の定、NTTのアンテナタワーが透過しなかった。貼り付け手順は間違っていなかったと思うが、再度貼り付け直し。
 今度はテクスチャの該当部分をFlipさせてやってみることにする。確かひぐまさんが、Flipすると透過がうまくいった事があったとおっしゃっていた。

 始めから心配していた、福井駅のプラットフォーム(2階にあるのだ...)と、フォトシーナリーに見える高架線路との不連続の問題だが、やはりありありと矛盾が見えてしまっている。
 駅の1階部分を沈めれば物理上の問題は無くなるのだろうが、やはり1階の無い駅など変であるし、せっかく作ったオブジェなので、沈めるに忍びない。
 かといって、高架線路を作って配置すると、多分、フォトにある建物との立体感が合わなくなるだろう。
 結論は、「先送り....」かも。

 ところで、スクリーンショット右側にあるX印の鉄塔。これはKawakamiさんが公開していらっしゃる「日本ランドクラスシーナリー」に付属している、全国の病院や鉄塔などである。3Dオブジェを配置し出すと競合する部分も出てきてしまうが、フォトシーナリーのみやランドクラスシーナリーのみの場合には、何かと賑やかにしてくれるシーナリーで重宝させていただいている。また、デフォルトシーナリーのみの地域には、矛盾点などもきれいに解決してくれる素晴らしいシーナリーで、お薦めである。

<後記>
 NTTタワーのテクスチャが透過しなかった件で、再度貼り付け作業を行った。

 ヒグマさんがおっしゃっていた、「貼り付け作業の際に、選択領域をFlip」させてから貼り付けたところ、上手くいった。

 透過していないと、いかにも張りぼてであることがはっきり分かってしまうのだが、透過させるとそれなりにリアルに見えるのだから不思議である。

  ダウンロード(今回の第1期工事分)ページはこちらです。

<備忘録>透過テクスチャ

 マテリアルエディター
   2side, allowBloom, SetDefaultTransParence, Z-Test(=50), AlphaTestMode=GreaterEqual, Z-Write, DoubleSided
 テクスチャラッピング(Edit UVWs)
   選択範囲をFlip


JR福井駅周辺の3Dオブジェ                                    Feb. 10 , 2013

 福井平野のフォトシーナリーを新しい画像で作ったが、それが一段落したので、JR福井駅とその周辺の建物を制作中である。Gmaxの使い方を忘れないようにリハビリ的な要素も兼ねてやっている。
 かなり覚えてはいるが、それでもテクスチャリングなどは忘れているところもあって、製作スピードが上がるまで少々時間がかかった。

 しかし以前は思いつかなかった効率のいい方法を思いついたりして、やっていてシメシメという部分もある。
 やっぱり「作り物」は楽しい。
 駅横にあるNTTタワーのパラボラアンテナも、三角錐の各ポイントをまとめて縮小しながら成型すれば、いとも簡単に作れる事に気がついた。以前は平面をシコシコを曲げながら作ったのだが、製作時間も10分の1以下だ。
 しかもカバーが掛かっているパラボラなので、成型後はテクスチャリングしなくてもOK。

 駅の建物は、単なるBOXで試作したところ、どうもよろしくない。で、BOXをBooleanでくりぬいて、雰囲気を出してみた。建設中の北陸新幹線用ホームも同じ手法で支柱群を製作。この穴開けならぬ「くり抜き」は、なかなか使える機能である。今流行のSckechUpにもこの機能はあるのだろうか。

 駅周辺のビルもあと数個テクスチャリングしないといけないが、一番の問題点が浮上。
 駅のプラットフォームは2階なので、当然そういう風にモデリングしてみたが、ということは駅の建物の2階から延々と高架の線路を設置しないといけない....という事なのである。いや、その製作作業自体はそんなに難物ではないのだが、フォトの画像上に高架を配置するとフォト画像に見えている建物の擬似的な(視覚上の)立体感と、3D建造物の"物理的"立体感に違和感が出てしまうこと。(そもそも2D画面に表示するFSに"物理的"立体感というのも変な表現ではあるが、写真上の建物が立体的に見えるので、それに対して便宜上。)
 違和感をなくすには高架周辺に累々と建物を設置しないといけなくなるが、そんなことしたら、我が非力PCのFSXは一気にフレームレート低下に陥ってしまう。

 なんか、いい方法はないものか。思案中なのである。この「思案」も、まぁ、物作りの楽しみということで....


福井NDBの廃局                                                Jan. 20 , 2013

 拙HPのBBSで、Backyさんから福井NDBのお話が出て、廃止ではないかということで、今日の午後見に行ってきた。

 雪も止み曇り空ながら穏やかな天気だったので、ドライブがてらに妻を乗せて、空港近くまで車を走らせること55分。いつもはあまり気にしていなかったが、そういえば昨年末の芦原での忘年会帰りに通った時、見覚えのあるT字型の中波アンテナが目に入らなかったような不安と共に現地に到着。
 やはり中波アンテナが消えている。局舎や看板はそのまま残っているが、シンボルとも言えるT型アンテナが無くなっている。敷地北側の両隅にアンテナマストが1本ずつあり、付いているものは避雷針とVHF用アンテナ2本のようである。福井NDBは廃局になっていた。

 Backyさんの情報によると、2011年1月13日で廃止されたとのことで、何と2年間も気づかなかった。
 その後自分でも検索してみると、廃止の話はさらに1年前の予定だったのが、存続を望む声が多くて1年間延期になっていたようである。
 また、航空局のPDF文書が検索にヒットし、読んでみると「航空局の施策として福井NDBを含めて今後すべてのNDB施設について順次廃止をしていく計画に変更は無く、また、同施設の維持管理が困難な状況にあることをご理解いただきますようお願い申し上げます。」とのこと。  そして現在は、IFRの場合は新方式であるRNAV方式でとのことで、GPSを積んでいないと無理なのではと思われる。VORだけではどうやっても不安だらけ。
 しかしVFR機でも思いがけない雲の発生時に、NDBがあると心強いのではなかろうか。それに何と言っても飛行機と無線ファンにとっては、NDB局のあのT型アンテナは、グッとくるものがあったのである。
 これも、時代の流れか.....


新・福井フォトシーナリー                                        Jan. 20 , 2013

 2ヶ月ぶりの雑記帳記入。寒くて、こたつの奴隷状態。
 PCのある部屋を暖めるのが面倒で、ついついFS関連お遊びをする時間が減ってしまう。

 とはいっても、昨年8月以来作っていた、新しい原画での福井平野フォトシーナリーがようやく形になった。
 21世紀になってからの航空写真なので、ほんとうに身近な風景がシャープな画質で広がっているが、残念ながら平野部分しか入手できなくて、現時点では山間部は旧作の福井(越前)フォトを使用せざるを得ない。
 旧作は約2,0m/pixだったが、新作は計算上は1,24m/pix。そんなに大きな違いは無いが、元写真がシャープなので、やはり飛んでみて気持ちがいい。新しい道路や学校、ダムなどもちゃんと写っているし。

 フォトの取得自体はBackyさん作のツールのおかげで実にスムーズにすすんだが、やはりネックは水面処理であった。細部にこだわればこだわるほど、解像度が上がっただけに膨大な時間がかかる。細かな水路が気になってしまうのだ。
 地元のフォトシーナリーは、やはり「根気」勝負になってしまう。

 今回の収録範囲の西側に、ぎりぎりで我家が入ったのは嬉しい限りである。しかも今回は形がはっきりとわかる!
 やっぱり我家の見え方にはこだわりを捨てられない。

 今のところ4月〜12月を一つの季節にして作ってあるので、1月〜3月(当然のことながら雪景色)をどうしようか、ちょっと迷っている。
 ゆっくりと作って別のbglにするか、それともひとまとめにして1個のbglにするか・・・
 旧作の福井フォトでも、結局雪景色は永平寺や勝山、石川県の白山西麓の部分しか作れなかった事を考えると、あまり欲張らない方がいいのかもしれない。




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