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FSX福井(越前)フォト 夏季&秋季が完成!    Jul. 4 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 本当に長いことかかって(約1年半)作ってきたFSX用の福井県嶺北地方(越前地域)のフォトシーナリーが、本日ついに完成した!!。!!。
 長かった...。 疲れた。
 でも、作って良かった。
 夏季と秋季版が完成しただけといえば確かにそうなのだが、3季分を作る予定の内、3分の2がようやく出来たのだから、やっぱりうれしい。

 仕事の都合もあって、冬季のテクスチャは当分作れそうにない。ので、今日までの結果を、記念にDVDに焼いてみた。
 いつもながら、こういうデザインはかなり苦手な方だが、とにかく記念だ。

 記念撮影をして、はい、総仕上げ。

 これから約半年間、フォトシーナリー作りは休業の予定。



FSX 福井フォト 夏のテクスチャ作成-3    June. 22 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 本業(?)の福井フォトシーナリー。越前地域の夏テクスチャもいよいよ海岸線部分に着手し、大詰めを迎えた。
 といっても、初めて作るときのようなアルファチャンネル用テクスチャでの苦労はせずに済むので、かなり楽だ。あの、海岸線を拾い出す作業は思い起こしてもドッと疲れが出そうになるほどしんどい。
 夏テクスチャの今回は、作業の時間さえ確保できれば、1エリアが半日もかからずに出来る。なのに、全体の仕上がりが着手から2ヶ月以上経ても終わらないのは何故??と、自問....

 夏のテクスチャも、色合いは意外と難しい。もっと、黒ずんだ感じがいいのかも。実景は、確かにもっと黒っぽい。
 でも、美しい緑の中を飛んでみたいし....


ひげちゃんの福井空港ターミナル    June. 07 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 フォトシーナリー作り。ちょっと北海道に寄り道して、愛別空港周辺+旭川をとりあえず仕上げた。
 で、地元の福井再開の次期がきたのだが、フォトのことは置いておいて、肝心の福井空港ターミナルビルはFSXデフォルトの「まるで掘っ立て小屋」を爆破して以来、何も建物が無い更地のままで我慢していた。
 というのも、ターミナルビルを新たに造るにしても、FS2004用に公開されている「ひげちゃん」さんの、あまりにも素晴らしい福井空港ターミナルビルを知ってしまった以上、あれ以上、いやせめてあれと同様のものを作らないとどうしようもない訳だが、あの完璧なまでのターミナルビルを作るのは、私にはとうてい出来ないことだ。どう考えても。無理。最初から。
 なら、FS2004用でもFSXに使える可能性も高いのだし、それを使ってみたら、という至極当然の結論が頭に浮かんでも良さそうなものだが、FSXのSP2導入によるあの世界的大騒動により、そういう考えはついぞ浮かばずにきてしまっていた。

 しかし、やっぱりターミナルビルがないとFSやってても楽しくない。どうするか。Gmaxで作るか....、と考えていたら、「あれ?!、オレってFSXのAddonConverterを導入していたんだ。アドオンの機体だってそれなりに表示できているんだ」と、今更に気がつき、それならというので「ひげちゃん」さんの福井空港ターミナルビルを早速インストールしてみた。

 結果は?? 「すぐそばに近づかなければ、ほぼOK」。 ビルのベランダフェンスやガラス窓に使用されているテクスチャの透過具合が、FSX+SP2に合わなくて、透けなかったり透けすぎでビルの背後の景色まで見えたりするのと、あと、近くのビルが真っ黒けであるが、どちらも100mも離れれば、どうという事はない。
 ひとつだけ、滑走路に併走する県道の見え方が、あまりにも強烈なので、このシーナリー内のrjnf.bglだけは削除させていただいた。
 しかし、これで十分に素晴らしい。 ひげちゃん、ありがとう。福井空港は、やっぱ、これですね。

追記 ひげちゃんの福井空港をFSXに導入すると、滑走路周囲に、標高がわずかに高い透明な第2の地表が設定されるようだ。
その結果PAPIが透明新地表の下になって見えなくなる現象が発生した。また、飛行機のタイヤもちょっとだけ新地表の下に隠れ、パンクした感じに見える。
対策としては、base_1.bglを削除すること。透明新地表が消えてPAPIは再び見えるようになる。ただし、ひげちゃん設定のエプロンのポリゴンが無くなってしまい、デフォルトのエプロンが出現するが、まあ、これは我慢....


FSX用 愛別+旭川      May. 26 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 愛別飛行場をやり始めたら、やっぱり、何となく自分でも予想していたように、隣接の旭川方面のフォトシーナリーを製作し始めてしまった。

 FS2002用に作った衛星画像の原画はあるのだが、やっぱり平野部は航空写真でないと。
 で、旭川市内周辺から愛別飛行場までは航空写真にすることにしたが、さすが北海道。 広い!!
 写真の継ぎ接ぎの部分の修正を、やってもやっても終わらない。写真解像度は4m/pixに落として我慢することにしているのだが、広い。
 手の指が攣る。腱鞘炎になりそう....・
 これで、ほんとに秋、夏、冬のテクスチャまで我慢できるか・・・・

 
FSX用 愛別飛行場 仮設置完了 + 追記      May. 13,15 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 FSXのTelluride空港着陸で、北海道の愛別飛行場を思い出して、福井にも縁のあるこの空港が、FS2004と同じくFSXにも存在しないことを思い出した。
   愛別飛行場はネット上の飛想会さんのページにもシーナリーがあったように思うが、確かFSX用ではなかったような....。これはやはり自前で設置するしかない、ということでテスト的に作成を始めた。

 愛別飛行場はFS2004用にも自前で作成したが、FSX用にはxmlベースでの作成をやりたかったので、新たに作り直すことにした。

 FSX_KMLで空港用地の座標を書き出し、それを手直ししながらとりあえず台地状の用地を作成。
 次に、FSX_Plannerを使用して滑走路とタクシーウエイを作成。このFSX_Plannerは便利なところもあるけれど、どうもまだ使い慣れないせいか、機能に物足りなさを感じる。FS2002の時までの「Airport」の機能に比べると、あまり何でもは出来ないようだ。
 が、2日ほどかけて、エプロンもウインドソックもタワーもないけれど、とりあえず離着陸可能な形にはなった。

 で、併用するFSX用フォトシーナリーだが、何せ北海道は広い。福井方面の作成で手一杯のこの身には、とても新たに作成する余裕はない。
 それで、暫定的に、フォトの方はFS2004用に作った原画をそのまま使うことにした。
 山地は30m/pixの衛星画像。平地は約4m/pixの航空写真。2m/pixが当たり前のFSXだが、これでも、ま、とりあえずなら我慢できる。それにこの原画なら芦別や富良野の方まで揃っている。

 飛んでみると、やっぱり北海道は広い。福井空港周辺のFS飛行とは違った味がある。
 時々はこちらの空港であれこれやってみることにしよう。
追記 その後、愛別飛行場の手直しを始めた。 May 15.

 まず、台地状の地形をはっきりさせるため、38mメッシュを導入。ただ、これによって、フォトの位置ずれが少々気になり始めたが....
 次に滑走路両端にクローズドの部分を追加延長。タクシーウエイの拡幅。タワーの仮設置。ウインドソックの追加。
 結果、少しだけ見栄えが良くなった。できれば、滑走路上のラインの色を黄色にしたいのだが、これはFSX_Plannerでは出来ない感じ。残念。
 シーナリーツールにADEを追加導入すれば黄色のラインは何とかなるかもしれないが、FS2002当時から、滑走路上の黄色ラインは、どのツールもダメだった覚えがある。どうも黄色の滑走路ラインは標準で描画できないのかも。
 FS2004の時は手書きのポリゴンでラインを引いたが、これが予想以上に難しかった。
 時間が出来たら、やってみるとしますか.....



FSXvs実景 その2(KTEX Telluride)      May. 5 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 ゴールデンウイークもあと1日。こどもの日の今日、午前中は母につきあって後ろの山で山菜採り。昼寝の後は童心に返ってFS三昧。
 北アメリカで一番標高の高い民間空港(KTEX Telluride)で飛んでみた。通販輸入したKingAirのフライトビデオに出てくる空港である。
 標高3000mほど(9078ft)の台地状になった地形上にある空港で、まるで空母着艦のような感じである。滑走路は6000ft以上あるので心配ないが、実機だったらかなり緊張する空港だろう。
 何の気無しにセスナで離陸開始したが、全くスピードが出ない。滑走路を飛び出しても200ftほどしか上昇しない。
 下は谷底だからクラッシュはしないが、エェ〜?!って感じである。旋回操作してもフニャァ−っという反応で、さすがに高々度であることをFSで実感させられた。
 実際の空港は、リゾート地の混雑したジェネアビ用空港のようだが、ここに着陸するのはかなりの度胸か。パイロットも乗客も。
 ロッキー山系なのでさすがに景色はよい。ビデオでは。 しかし標準のシーナリーはなんだかやたら平地っぽい景色だ。
 ただ、FSXの北アメリカは標準で19mメッシュが入っているとの事だったが、ビデオからキャプチャしたウイルソンピークの形を見ても、その事は確認できた気がする。

 しかし、この空港、どっかで見たような、似ているような、と思っていたが、FSで着陸操作中にハッと気づいた。
 標高こそ大きく違え、北海道の愛別空港に似ている!。山間部にあって、台形状の空母のような所に着陸する感覚。愛別も滑走路は短いので結構緊張する。
 ん〜、規模は違うがやっぱ似ている。と、変なところで感心する一日が終わった。 


FSX vs 実景      Apr. 19 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 ゴールデンウイークは色々と忙しそうなので、好天の今日、簡単なピクニックに出かけた。
 ちょっと黄砂気味で視程は今ひとつだったが、標高550mほどのところで、コーヒーを入れたりラーメンをつくったり。
 車で行けるところなので、私たち夫婦の他に10人ほどの若者たちグループと、CBのロールコールをやっていた無線愛好の人が1人いた。
 連休中と違って少なめの人だ。皆、他に迷惑をかけないよう適度に気を使い合っている。
 気温も快適で、この高さだと花粉も来なくてとても体が楽ちんだ。

 目の前にはガスっているけれど、越前海岸に併走する山地が見えている。写真を1,2枚。

 家に帰って、FSXで1500ftで飛んでみて、その見え具合を比べてみたが、38mメッシュ+フォトシーナリーは、かなりの見え方であることを再確認。
 3時間ほどのピクニックだったがいい一日だった。しかも、今日はかみさんの誕生日だった。

 (参考)撮影場所 :
   福井県丹生郡越前町織田
   エボシ山キャンプ場上のエボシ山バーべーキューハウス


夏のテクスチャ作成ー2      Apr. 19 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 FSX用の福井(越前)フォトシーナリーの夏テクスチャ作成を再開したが、以前に、勝山と大野周辺は作成してあったのと、アルファマスクは秋のテクスチャと同じ画像を使用すればよいため、割と順調にはかどっている。1日に1エリアが作れるペースだ。
 ただし、色合いや色むらにこだわると、とてもそうはいかないが。
 何せ、秋テクスチャを夏色に「染め直す」感じの仕事なので、いかにごまかすか、という作業になってくる。本物の色の画像は全くないのだから、最初から最後までバーチャルである。
 FSそのものが最初から最後までバーチャルなのだから、テクスチャの「本物」性にどこまでこだわるかは、要は考え方次第なのだろう。
 自分としては、夏に黄色や茶色の野原を飛びたくないので、青緑系の色に仕上げて、とりあえずは良しとしておくことにする。


夏のテクスチャ作成      Apr. 17 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 福井のフォトシーナリーも越前地域の秋が完成したところで、またぞろ、夏のテクスチャ作りを再開した。
 勝山や大野周辺の一部は、夏と冬のテクスチャを作成してあったが、秋のシーナリー作りにえらい手間取ったので、越前全域の夏まではとても手が回らなかった。

 もっとも今だって仕事がいっぱいで、しかもこの春は転勤したばかりで、なかなか夏のテクスチャに没頭する時間は取れそうにない。

 ぼちぼちやるしかない。
 越前全域が出来上がるのは、夏どころか冬を越すかも.....


改造CHヨークの修理      Apr. 6 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 以前にUSB対応に改造したCHヨーク(雑記帳第2ページ)が故障した。エレベータ軸とスポイラ軸が全く反応しなくなってしまったのだ。
 しかし原因は容易に推定できた。ほぼ間違いなく「断線」。
 何しろ、USBゲームスティックの基盤を取り出して、それをCHヨークの基盤と交換したのだが、狭い筐体の中でタコ足配線がごちゃごちゃになっていて、そこをヨークの軸が動くのだから、ひっかっかって切れる(半田付けが取れる)ことは、ある程度予想していた。

 早速CHヨークの筐体を開けて調べてみると、やはり断線が原因だった。
 スポイラ用に追加したボリウムに取り付けた半固定抵抗が外れていて、しかもそれが基盤の配線のどこかに接触していたようだ。
 判明しやすい箇所でよかった。あのごちゃごちゃの配線をもう一度全部調べ直すのは、もう気力が出そうにない。

 しかし今となっては超旧式ともいえるヨークだが、改造して使っているとなかなか新しい物に変えられない。
 手をかけていなければ、とっくにSaitekのProFlightYokeに変えたいところ.....。


福井フォト。追加。      Apr. 3 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)

 Vol.6まで作って仕上げたつもりの福井県嶺北(越前)地域のフォトシーナリー。
 だが、やっぱり、そうはいかなかった。
 越前と若狭をつなぐ地域を仕上げなければ、本当の完成とは言えない。というわけで、作ってしまった。
 やはり、もうこれは癖になってしまっている...

 越前と若狭の中間地域は、山の迫った海岸と500m前後の山並みが延々と続く地方で、FSで上空から見ると、これと言って大きな見所は無いように見えるエリアだ。
 しかし地上を旅していると、ここは古来多くの人々が行き来した重要な地域で、万葉集の時代から記録が残っているし、歌も詠まれている。
 紫式部もほんの半年ほど越前国府(旧・武生市)に滞在したが、この地を旅しているのだ。

 またこの地域にある、今庄(いまじょう)と湯尾(ゆのお)は、北陸トンネルが出来る昭和30年代前半までは、SLの基地となっていたところで、今でも当時の面影を残している。
 さらに、今庄は江戸時代には本陣も置かれた宿場町でもあった。今庄から滋賀県に向かう国道365沿いのスキー場のすぐ脇には、越前と若狭を分ける木ノ芽峠がある。
 アドオンソフトのXPOIで地名表示(英語だが...)させながら飛ぶと、こういった歴史的な場所も確認しやすくなる。

 この地域の完成で、越前地域は網羅したことになる。あとは、敦賀市を始め小浜(おばま)市などの若狭地域を作れば福井県全域をカバーできるのだが、完成する前にFSXも次期バージョンになってしまっているような....


買ってしまった。Switzerland pro X      Mar. 20 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)
 無性に美しいシーナリーが見てみたくなり、Switzerland Pro X を買ってしまった。
 ネットで注文してから8日ほどで、郵便が届いた。SimMarketで注文したので、いったいどの国から来るのか分からなかったが、発送先はドイツのSABAsoftとなっていた。
 少し前、と言っても10年以上は経つか...、こんなに簡単に海外の製品を注文できる時代が来るとは、夢にも思わなかった。

 届いた品は、以前のバージョンのようなボックス型のパッケージではなく、book型DVDのケースだった。そこに、FSX用4枚とFS2004用1枚、計5枚のDVDと、英仏独語の簡潔なマニュアルが入っている。
 使用写真はスイス全土にわたって1.2m/pixなので、十分に美しいフォトが期待できるし、メッシュも19mである。また、多くの3Dの構造物と、正しい位置に合わせたAutogenの設定がある。

 インストールも30分ちょっとで終わり、FSXのセッティングを指示通り少し重めにし、早速お目当てのアルプス、マッターホルン周遊に出発。
 3画面独立構成でも、フレームレートは20近く出ている。OK!。
 写真の品質は、確かに満足できる出来ばえである。また、19mメッシュはかなりリアルな地形を見せてくれる。
 FS Global 2008を入れた後のFSXデフォルト(左のショット)と比べても、違いは歴然とわかる。マッターホルン直下の氷河の画像も良い。

 1万2千円強。ちょっとお高めの出費だったが、買って良かった。
 円高傾向の今だし、そのうち定額給付金ももらえるだろうし、ま、いいか。
 あ、でも、給付金は国内で買い物をしなければ意味がない。その時は、大阪に飛行機でも見に行こうか。



福井フォト 越前岬 できたぁ!....    Mar. 11 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)      

 とりあえず、出来た。まだまだ、水面処理などの微調整は要るが、とにかく作った!
 38mメッシュだと、かなりリアルな地形。海にストンと落ち込む海岸線がうまく出ている。もう、76mメッシュには戻せない。

 福井県嶺北地方(越前)は、これでほぼ全域フォト化完了。


福井フォト 越前岬周辺最終仕上げにかかるも....    Mar. 8 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)      
 福井フォトも嶺北地域最後のエリア。ようやく越前岬周辺の仕上げ作業に入った。

 水面アルファ画像を作成しているが、岩礁地帯の越前岬周辺は、もう細かな岩だらけで、やってもやっても終わらない....
 目が痛い、腕が攣る、指がしびれる....。
 しかし、海岸美のポイントはこの岩なのであるから手を抜くわけにもいかず、ここが忍耐のしどころ。

 ところで、実はこの岩のうちの一部は、今はもう存在しないものもある。かなり以前の岩盤崩落事故で多くの方が犠牲になった後、道路の整備の際に埋められてしまったのだ。
 また、安全通行のために作ったトンネルの開通などもあり、せっかくの美しい岩礁海岸も道路からは見られなくなってしまった部分もある。
 そんなこんなで、まだ自然美を多く残していた昭和50年頃の海岸は、私たち福井人の思い出でもあり、何とかして少しでも写真の通りに仕上げたい。

 といいつつも、越前岬より南の漁港地域は、港が大きく整備され、昔とはすっかり海岸線の形も違っているので、ここはなるべく今の海岸線にしたい。
 で、このあたりは「あの手」を使って、最近のモノクロ写真に薄く彩色して使うことにした。

 このアルファ画像が仕上がったら、次はブレンドマスク画像を作らないといけない。
 アルファほどの手間はいらないが、浅瀬の雰囲気や陸と海水の自然なつながりを出すには、かなり神経を使わなければならない。
 FSX用のフォトシーナリーは、こういう所がつらいところだが、仕上がり後のフライトを夢見て、少しずつ精を出すしかない。
 

FSXデフォルトシーナリー + 38mメッシュ    Feb. 11 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)      

 ある方のホームページを読んで刺激を受け、ふと細かいメッシュを使ってみたくなった。
 今までは、76mメッシュでやっていたが、スイスアルプスはFS Global 2008 で19mメッシュも導入済みなことだし、地元も細かいメッシュを入れるとどうなるか見てみたくなったのだ。
 しかし、3画面構成で無理させている我がPCに、現在入手可能になった10mメッシュなどとても無理だと思われたので、38mメッシュを入れることにした。データは日本全国の衛星画像フォトシーナリーで有名なYOSIさんのページでいただいた。
 メッシュの違いは、フォトシーナリーをかぶせてある場所では、写真の山ひだなどに幻惑されてその違いが分かりにくいこともあるので、デフォルトシーナリーの場所で、しかも山間の池(小さな湖)の武周ケ池を選ぶことにした。76mメッシュでは斜面の落ち込み方や池の平坦がうまく出ない所である。
 ちなみにこの池は、東経136度0分と北緯36度0分が交わる地点のすぐ北東にあり、昔に山津波で住民が犠牲になったとの伝説のあるところで、私たちが小さい頃から「石を投げ入れてはいけない」と言われている。 ま、言うたら曰く付きの池なのである。
 そこに、石どころかエンジンがブンブンうなる機械を放り込もうという訳だから、まあ、バーチャルとはいえ罰当たりな話であるが。

 結果は、まあまあ。池の周囲に見えていた不自然な平坦地は消えて、水面からジワっと斜面が立ち上がっている。
 水面がちょっと持ち上がってしまった所もあるが、試しに急降下着水を試みた感じでは、何とか水面でジャンプしないで済んでいる。
 実は、38mメッシュにしたため、池への進入路にあたる谷間の地形がシビアでリアルな形に変化し、今までなだらかな稜線をかすめて着水していた飛行ルートがズレてしまい、池端ぎりぎりには着水できずオーバーランして湖畔に激突したのだが...。
 しかし、これはこれで、着水出来るルートを新たに探すのも面白そうだ。
 フォトシーナリー作りに疲れたので、しばらくこっちでも遊ぼうと思っている。


xmlファイル使用で福井港を修正    Jan. 30 , 2009       go to HOME PAGE (ホームに戻る)      

 福井新港(テクノポート)全域をフォトシーナリー化した際、FSXデフォルトの地形と多少ずれてしまったため、石油備蓄基地に段差が生じたり、入り江状態の港の海面が盛り上がったりしてしまった。
 以前なら、Ground2K4を使って標高を修正して終わり、だったが、FSXではうまくいかないに違いない。
 ScenGenXを使って、フラッテン領域を作る手もあるが、ここはもうその手は使いたくない。
 せっかくFSX標準のやりかたを掴んだのだから、ポリゴン(シェープファイル)を作って、xmlファイルで処理手順を書いて、shp2vec.exeに読ませて、という方法を使うことにした。
 と言うと聞こえはいいのだが、実際には港の輪郭の緯度経度を何十カ所も、しかも間違いなく手書きするのはどう考えてもキツイしスマートではない。
 まだ書式もうろ覚えのxmlファイルを延々と正確に書く力もない。

 しかし、以前からたまに使用しているFSX_KMLというソフトは、このシェープファイルをGoogleEarth上で作成し、FSX_KLMで位置を修正編集したうえで、shp2vecコンパイラ用のxmlファイルを書き出してくれる優れものである。その後引き続きSDKのツールでコンパイルも行う。
 以前にFSX_KMLで福井のランドクラス修正を行ったときは、xmlなどのことは何も知らずに、ただ闇雲に使っていたが、今回、ソフトが書き出す幾つかのkmlファイルを見ると、正しいものになっている(ような気がする....)。
 このソフトを使うと作業がやはりそうとう短縮できるので、信じて使うことにした。

 結果は、うまく働いてくれてたようだ。海面もぴったりねらった形で平坦になっている。備蓄基地タンクの用地も真っ平らになった。
 xmlに記述した緯度経度を微調整すれば、かなり精密にフォトに合わせた地形に直せることが分かった。


 ところで、写真のMaule水上機。古風で結構好き。
 もうひとつ、ところで。
 標高の編集は本来シェープファイル使用は邪道かもしれない。海面のように真っ平らではないデコボコの地形に編集したいなら、地形用の画像を作ってresampleツールで処理する方法をとるべきなのだろうが、地形用画像とデフォルト地形の標高との(境目の)マッチング方法がまだつかめない。

 標高修正にはもう少し「お勉強」が必要。しかし....

心覚え
 XMLファイルの緯度経度を編集するとき、位置ポイントは反時計回りの記述を。また、ぐるりと一周して輪が閉じるようなポイントデータにする。つまり、最初の行と、最後の行に同じ緯度経度ポイントを記述すること。  使用したFSX_XMLのソースファイル


Gmaxで足羽山に仏舎利塔 配置   Jan. 25 , 2009   go to HOME PAGE (ホームに戻る)      

 先日までフォトシーナリーや地表風景作成についてあれこれやっていたが、それに伴って、xmlファイルのことやGmaxのFSX用設定について今頃になって理解できた次第。
 で、地表風景ばっかりで頭がちょっと疲れたことと、ほとんど忘れてしまったGmaxの使い方を思い出したいこととで、FS95時台から気に掛かっていた足羽山の仏舎利塔を作ってみることにした。
 山上でTV塔の間に白く見えるこのオブジェは、福井市内からでも場所によってはくっきりと見える建物である。空からならもっとはっきりと確認できることだろう。
 で、ずーと以前から配置したかったものなのだが、なぜか作らないままになっていた。が、半球と筒と三角錐とを組み合わせれば比較的簡単に作れそうで、色もテクスチャ無しでいけそうなので、Gmaxの復習を兼ねて取りかかった。

 マニュアルを読み、あれこれと思い出しながら作業。上空を通過しながらお参りするだけなので、相輪なども細かな所にはこだわらない方針。
 2時間余りで一応の形にはなった。早速に飛行して出来具合の確認。
 しかし、実際の塔は聖人のお骨を納めた神聖な物なので、いくらバーチャルとはいえ真上の通過は遠慮することにする。
 実機で上空から眺めたことはないので実際の見え方は分からないが、ま、こんな感じでいいかなという所。周りに木でも配置した方がいいかも、とも思ったが、そうすると山全体の木を配置しないと、フォトシーナリーを見た感じのバランスがとれなくなりそうなので、木の配置は止めにした。

 気が向かれたら、こちらから 福井市足羽山仏舎利塔(Gmax製)をダウンロード


FSX福井 足羽山テレビ塔、越前岬灯台 復活   Jan. 23 , 2009   go to HOME PAGE (ホームに戻る)      

 Gmaxで作った自作オブジェクトを配置する方法や、FSX標準ライブラリのオブジェクトを配置する方法が分かったので、フォトシーナリー作りをチョット中断して、FSXに移行してから寂しい限りだった福井市南部の足羽山にTV塔を設置し、地元越前町の越前岬に灯台を配置してみた。

 TV塔は標準ライブラリのものを3つ並べたが、結構本物と似ていて、これならわざわざ自作する必要もないかな、というほどである。ライブラリ使用なのでbglサイズも1KBしかない。
 一方、越前岬灯台は標準ライブラリの物では全然日本的ではないので、FS2004時に作ったオリジナルを、FSX用にコンパイルし直して配置した。1個物なのでbglサイズは86KB。
 1KBでも86KBでも、HDD記録上はある一定の領域を占有してしまう訳だし、数百ギガのHDDの時代でもあるので、サイズの違いは気にしないことにする。

 こだわりたいオブジェクトはGmaxで作り、まあまあ何か「らしい」物があれば目印にはなるというオブジェクトは、ライブラリのものを使う。
 何か、今後の方針が見えた感じだ。(Gmaxで作るのはしんどいのだが....)

心覚えに、TV塔配置に使ったxmlファイル。  <  >  は小文字で。
---------------------------------------------------------
<FSData version="9.0"
  xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
  xsi:noNamespaceSchemaLocation="bglcomp.xsd">
<SceneryObject
 lat="N36 3.26" lon="E136 12.34" alt="2M" pitch="0.0" bank="0.0" heading="360" altitudeIsAgl="TRUE" imageComplexity="SPARSE">
 <LibraryObject name="{79D0AD2B-C7CF-4433-9C7C-25BA72B3327F}" scale="1.0" />
 </SceneryObject>
<SceneryObject
 lat="N36 3.11" lon="E136 12.09" alt="2M" pitch="0.0" bank="0.0" heading="360" altitudeIsAgl="TRUE" imageComplexity="SPARSE">
 <LibraryObject name="{79D0AD2B-C7CF-4433-9C7C-25BA72B3327F}" scale="1.0" />
 </SceneryObject>
<SceneryObject
 lat="N36 3.36" lon="E136 12.52" alt="2M" pitch="0.0" bank="0.0" heading="360" altitudeIsAgl="TRUE" imageComplexity="SPARSE">
 <LibraryObject name="{F4CCAF40-00A9-45B9-9412-E4873DE9CA97}" scale="1.0" />
 </SceneryObject>
</FSData>
------------------------------------------------   <Gmaxのページ>も参照  


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以下の記事は、第3ページ にあります。

FSXフォトシーナリー 福井港周辺を彩色法にて作り直し   Jan. 18 , 2009
FSXフォトシーナリーのブレンドマスク仕様 Dec. 30 , 2008
福井フォト 「越前海岸エリア」着手 Dec. 21 , 2008
「温故知新」 古き技をフォトシーナリーに使ってみる Dec. 3 , 2008
FSX用福井フォトSC。 武生・南条周辺が完成。 Nov. 25 , 2008
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XPOI 日本の地名綴り間違い、位置ずれ、の原因判明 Oct. 24 , 2008
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ついに出た!! 待望のツール! Jun. 30 , 2008
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