第8ページ          HOME (サイトのトップ)へ戻る

FSX用京都・大津フォト 拡張工事開始                     Jan. 16 , 2011

 
  昨年来取り組んできた京都と大津のフォトシーナリーだが、国土地理院からの公開許可が得られず、どうせ非公開ならということで、他のサイトにある写真も組み合わせながら拡張工事を少々やることにした。
 今までは宇治平等院の所が南限だったが、もうすこし南と南東に広げることにした。これで、西の方では石清水八幡宮や水無瀬もカバーするようになる。南東の山地はYahooの画像を組み合わせている。
 また、京都市の北も広げることにして、大原や鞍馬の部分はGoogleEarthの画像でやることにした。

 しかし、どうも鞍馬周辺から東側の大津にかけては、使えそうな良い画像がどこにもない。継ぎ接ぎだらけだったり古すぎたり解像度が低すぎたり。GoogleEarth画像では雲だらけ。
 ん〜.... こういうときは「組み合わせ+塗り絵」の技法か....?
 あまりFS2004時代の古い技法は使いたくないのだが、背に腹は代えられないのでいたしかたないか...。

 この拡張工事が済めば、大津--京都のフォトは全終了にしようと思っている。


FSX用京都・大津フォト 一応完了 (だが、公開不可能...)            Jan. 16 , 2011

 
  昨年の10月に、高解像度のフォトシーナリーのテスト作製のため大津市内をやりはじめたのをきっかけに、隣接の山科・京都・伏見・宇治・淀の周辺をフォト化しはじめたが、今日ようやく一応の完了を見た。
 まだ、細かな色調整は残っているが、当面の作製予定域にはフォトを貼り付け終わった。
 単純ではあるが根気の必要な作業の繰り返しなので、いつも大体これぐらい、2,3ヶ月やると、もうしばらくはやりたくなくなってしまうのである。

 しかし、まだ山崎・高槻方面にも、さらに奈良方面にも、はたまた琵琶湖周辺もフォト域を広げていきたいのだから、いやはや処置無しである。
 さらに、国土地理院の画像で、故郷福井も提供範囲に入ったので、そちらも新しい画像に入れ替えてみたい。
 どうも今年いっぱいの遊びの材料はしっかり揃ってしまったようである。


 ところで、今回の大津・京都のフォトは国土地理院の公開している画像を使ったので、著作権の関係でそのまま公開する事はできなさそうである。
 地理院のHPで確認するものの、この画像閲覧サービスについては、いったいどの程度の範囲で(条件で)公開可能なものなのか、今ひとつはっきりしない。
 そこで今回、複製使用承認を申請してみることにした。
 作り上げてみると、できるならば公開して使ってもらいたいという心情になってくるものである。正直なところ。
 営利を目的としない、しかもFSというマイナーな趣味世界の中でしか使えない物なので、何とか許可をもらえたらと思っている。
後日記
 複製使用承認について国土地理院に申請していた返事が、今日(1月26日)送られてきた。
 結果は残念ながら「私的使用のみ」ということで、公開は許可されなかった。電子国土ポータルの画像はそもそも測量法に基づく承認申請の対象外ということであるし、その利用の目安からみて私的利用を超えて配布することは認められていないということだった。。
 測量法に基づく公開承認を申請するには、基本測量成果として刊行してある空中写真(正射写真)を入手(購入)したうえでのことであるそうだ。
 残念ながら公開不可能ということになってしまったが、国土地理院のHPで読むと、私的利用以外には、ごく限られた同好の士(10名程度以内)で楽しむことなら出来そうではある。


平成23年1月11日。西暦1並びの日のお年玉                         Jan. 11 , 2011

 
 明けましておめでとうございます。2011年最初の記事です。

 今日11日は、西暦では数字の1が並ぶ日。2011年1月11日だ。この日奇しくも、国土地理院(GSI)の電子国土ポータル「オルソ画像閲覧サービス」の提供地域が拡大され、待ち望んでいた我が故郷がその範囲に入った。しかも、ちょうど提供範囲の最西端が私の住んでいる地区なのである。
 1並びの日に、私にとっては大きな贈り物を頂いた感じだ。

 さて、画像をよく見てみると、撮影は2〜3年ほど前の物らしく、新築の中学校がちゃんと写っていて十分に新しいものである。つなぎ目の色違いもなく、とても高品質の画像である。
 いままで作ったフォトシーナリーは、昭和50年代の国土交通省のオルソ化航空写真を使用した物であった。また、最近のYahoo地図での写真は解像度も高く、撮影も比較的新しいものだったが、如何せん我が地域の辺りは継ぎ接ぎ毎の色違いが大きく、ちょっと躊躇していた。

 今回のGSIの写真は、0,7、1,4、2,8m/pixの3段階の解像度が使えるので、今やっている京都盆地の南部を辺りを早いとこ仕上げて、FSX福井フォトシーナリーの新バージョンに取りかかりたい。
 前バージョンのFSX福井フォトは2m/pixで作ってあるから、解像度に関しては、つなぎ目でも大きな違和感は出ないだろう。大津・京都のフォトシーナリー作成で実証済みである。

 しかし今回の範囲拡大には砺波平野も入っており、これで琵琶湖周辺や京都、奈良、大阪(高槻)方面など、フォトシーナリーにしたいところが一気に増えてしまった。


高解像度フォトシーナリーの比較                         Dec. 29 , 2010

 
 高解像度のフォトシーナリーを作っていて、当然のことながら、解像度が高くなればなるほどファイルサイズも指数曲線的に巨大になり、作業の手間も増大する。
 可能ならば、このファイルサイズと手間を省きたい。

 で、市街地向けに考えている 1,4m/pix と 2,0m/pix を比較してみた。 2.8m/pix は市街地向けではないので、対象外。
 場所は京都の南、淀あたりである。

 色合いが少し違うのは、材料とした原画の違いのため。

 やはり 高度1000ft を超えた辺りでは、機体の真下付近は別として、ちょっと離れた距離の風景にはほとんど違いが見られない。
 作った本人でなければどちらが1.4m/pixなのか分からないだろうと思われる。
 で、高度 200ft あたりになるとどうかというと、予想通り中程度の距離まで明瞭度にはっきりとした違いが出てくる。

 結局のところ、1.4にするか2.0にするかは、低空で、しかも真下をじっくりと見るか見ないかという所に関わってくるという訳である。
 固定翼機でのVFRならば、市街地といえどもまず2.0m/pixでOKだろう。
 一方、空港周辺や、ヘリでの市街地遊覧ならば、欲を言えば1.0m/pixぐらいで作っておきたいところだ。
 どちらにしても、FSXを実行するPCの能力が低ければ何の意味もない”高解像度”ということになる。

 FSX(FSも)は、ちょっとした金と、相当な手間がかかる道楽である。やはり。

 皆様、よいお歳を。



京都フォト (西半分に着手)                         Dec. 23 , 2010

 
 今日は天皇誕生日。今年も残り僅かとなりました。

 今日は畑で人参、水菜、チンゲン菜、大根、ブロッコリを食べる分だけ収穫した後、除雪機の準備。そしてその後は、作りかけの京都フォト西半分の北側辺りの仕上げをやった。

 フォトシーナリーの北限は、画像入手先である国土地理院の公開範囲に合わせて、舟形山のちょっと北辺りである。舟形山の辺りは学生時代にしょっちゅう散歩してまわったところなので、ほんとうに懐かしい土地である。
 西賀茂、船岡山、北野、嵯峨あたりを半日ほどかけて散策してまわったものだが、今思うとよくあんなに歩いたものだと思ってしまう。
 とにかくこの辺りは、私や友人の下宿も点在していた思い出の地なので、フォトシーナリーを作っていても、なんだか地元の福井を作るときのような気分である。

 1.4m/pixなので、舟形などもその細い輪郭線がくっきりと見える。
 同じく京都フォトの左右の大文字や妙法などもよく見えるのだが、これが夜になると送り火が見えるようなイフェクトを付けられれば、かなり面白いと思うが、ちょっと難物そうである。今のところはフォトシーナリーの完成を目指すことにして、FX効果や3Dオブジェは考えないでおこう。

 京都の3Dオブジェは、主なものはshigeさんが公開されている訳なので、そちらの方を使わせていただくことにして、shigeさんの作成予定に入らないであろうマイナーなもので思い出のあるものを作っていけばいいかなというところだ。
 ただ、京都の3Dオブジェを作るのはおそらく来年になるだろうが。




京都フォト (東半分が完成)                         Dec. 19 , 2010

 
 このところ、さすがに仕事の方が忙しくて、FSの方はまったく遊べなかった。また、12月に入り、BS放送の方では見逃した番組がシリーズ再放送されているので、そちらでも時間が取られてしまった。
 京都フォトシーナリー作りも中断したままだった。

 この2、3日に、ようやくちょっとした暇ができたので、山科南西部と伏見方面を仕上げてみた。解像度は1.4m/pix。
 さすがにこれだけの解像度があると300ftぐらいまで降下してもそれなりの臨場感があって、バーチャルフライトであっても十分に遊覧飛行が楽しめる。

 作製エリアは2つ下の記事のスクリーンショット南側に当たる部分で、京都疎水が宇治川に合流するところまでであるから、「京都市」シーナリーとしては一応南限まで到達したことになる。
 FSXデフォルトでは途中で切れている鴨川も、淀川との合流地点の傍までつながった。
 地上を歩き回っていると、京都も本当に広いエリアで、各寺社仏閣もあちらこちらに散らばっているのだが、上空からのFS飛行ではあっという間に通り過ぎてしまうので、よく知ってはいるつもりの土地でも慣れるまでは土地勘が掴みにくい。
 しかし、こんな感想を持てるというのも、FSXとパソコンの進歩のおかげである訳で、まったく4,8m/pixが仕様限界だったFS2004までとFSXとでは、やはり別世界なのだという気がする。
 
 フライトに関しては、固定翼機で空港から空港へと飛ぶ楽しみの方が多かった私のFS道楽だが、ヘリを使うようになって、また1.4m/pixのフォトシーナリーを導入してみて、改めて「地上をじっくりと眺めて、浮遊感を楽しむ」という人間の欲望をかなえる味わいを感じることが出来るようになった。
 計器などを使用しながら、空港から空港へというメカニックな、あるいはシステマティックな飛行も「パイロット」気分を十分に味わえる素晴らしいFS道楽なのだが、計器なんぞほとんど無視して、地面を見ながら「土地勘」と「山勘」で飛ぶというのも、FSにしか出来ない楽しみだろう。

 京都フォトはこれで予定域の東半分が出来上がった。が、残り半分、二条城より西から桂川までが、まだしっかり残っている。
 また、大津をスタートにしてここまで作ってきたのだから、出来れば奈良市内までつなげたいとか、西は大阪市内までつなげたいとか、切りのない欲が沸々と湧いてくる。
 困ったものだ。



FSX京都デフォルトの鴨川が!!                Nov. 13 , 2010

 
 FSXのデフォルトの京都は、鴨川(加茂川)が途中で切れている!!ことを発見。今まで気づかなかったが、デフォルトでは京都市伏見区辺りでは鴨川が消えてしまっている。何ということだ。 世界的な観光地を流れる川なのに。

 鴨川のすぐ東を流れる京都疎水の細い流れは、地図通りにきちんと流れていてフォトシーナリーともぴったりつながっているのに、大きな流れの鴨川の方はフォトの切れ目でパッタリと切れてしまっている。スクショでも歴然。

 このスクショより南側の宇治川や木津川は、地図通りにきちんと流れていて淀川に合流している。
 よくみてみるとこの合流地点から北側で、鴨川の流れが消えてしまっているのだ。
 FSXの川や道路はかなり正確に地図通りに描かれているし、川の中州もかなり地図通りになっている事が多いのに、これは何かミスがあったのだろう。多分、この付近だけ地図の数値データが抜けていたのかもしれない。

 とにかくこの辺りは何が何でもフォトシーナリーにしないとVFRの楽しみが半減してしまう。


FSX京都フォトシーナリーの作製                Nov. 13 , 2010

 
 やはりというか何というか、大津周辺のフォトシーナリーを作り上げたら、事の成り行きとして、地続きの山科・京都まで手が伸びてしまった。
 解像度は都市部であるので1.4m/pix。若い頃に歩き回った場所がはっきり確認できる解像度である。
 今のところ山科と左京区〜堀川通りまでだが、結構楽しめる範囲が完成した。

 オブジェクトはShigeさん作の素晴らしい名所オブジェクトを使わせていただいている。京都駅・本願寺や金閣など本当にリアルだ。また、清水寺は実に素晴らしい。
 Shigeさんのシーナリーは、オブジェクトの他にフォトシーナリーも入れているので、現在のところ堀川通り辺りがその境目になっている。我の作ったフォトとは色合いも違うし、わずかに位置も違うが、とりあえずは市街全域をフォトで飛べる状況だ。
 私のフォトは、左京の方ではShigeさんのよりも範囲が広いし、山科・大津まで連続してフォト化してあるので、京・山科・大津・琵琶湖のヘリ遊覧飛行向きのシーナリーになった。

 Shigeさんのフォトシーナリーの解像度だが、私の1.4m/pixと比較してみると、どうも2.0m/pixあたりかと思われる。十分にFSX向きの高解像度だが、500ftぐらいの低空になると僅かだが拙作の方が建物の輪郭が際だつのがわかる。
 FS2004の頃には4.8m/pixが仕様的限界であったし、作製PCの画像処理能力も広範囲を作る際はその辺りが限界に近かったが、まったくほんの2年ほどの間に、FSX用フォトに関しては信じられないくらいの高解像度フォトが作れる環境になってきたものだ。欲を言えば、高解像度のフォトがさらに広範囲にわたって入手出来たらということと、FSの無償フォトシーナリーに関しては公開自由にして欲しいことぐらいか。

 京都フォトについてはここまで作ったので、あと残りの右京区と伏見・淀方面から山崎方面あたりまでフォト化したいと思っている。<br>
 できれば、奈良盆地もフォトにしたいが、時間を取れそうにない。
 フォトシーナリー作りはタイムキラー(プライベートタイムキラー)な趣味なので、ほどほどの時間配分を心がけないと、というのが長年シーナリーを作り続けての「教訓」である。


FSX用フォトシーナリーの考察(大津周辺作製を通して)                Oct. 20 , 2010

 琵琶湖南西部、大津市で、2,8m/pixと1,4m/pixの違いを比べてみていたが、製作の参考にとkanoさんにモニターしていただいた。  kanoさんは140インチのハイビジョンプロジェクター環境をお持ちなので、さすがに私の17インチでは気づかないことも発見してくださった。

 小ディスプレイだと、小さな目標物はどうしても最初から見逃してしまうというか、見ようとしないところがあるので、今回も名神高速道路の自動車の見え方など気にしていなかったが、kanoさんのスクショの通り、1.4m/pixにしてある瀬田川周辺では1台1台の車が見分けられる。車種まではさすがに分からないが、トラックと普通車の違いははっきりと分かる。

 で、さっそく原画をチェックしてみたら、自動車1台が横幅2ピクセルに渡って描画されていた。普通自動車の横幅は1.5mから2mまでだと思うので、確かに1.4m/pixの解像度は活かされていたわけである。
 また山林の木々も、よく見てみると1本1本の木立の茂りが見分けられる。2m/pixではボワッとした感じになってしまう里山の雰囲気も、1.4m/pixでは相当にリアルに出ている。高速道路沿いの並木の影もくっきり見える部分がある。

 この解像度があれば、高度1000ftぐらいなら自動生成オブジェクトの助けを借りなくても立体感を感じられそうである。
 ただ、さすがにフォトシーナリーの泣き所、平地での中程度の遠景になるとノッペリ、ザラザラ感はぬぐうことが出来ない。市街地にはどうしても幾つかのオブジェクトを置く必要がありそうである。

 これからのFSX用フォトシーナリーをどう作るか
 作製時間と素材調達の関係で、結論はなかなか難しいが、今回と同じ原画素材が得られると仮定するなら、
 1.主に遠景での眺望を楽しむ山間部や山岳は、2m/pix〜3m/pix。
 2.人口密集地や思い入れのある地域を、低空で遊覧飛行するなら、1.0m/pix〜1.5m/pix。
 3.離着陸するつもりのある空港周辺は、1.0m/pix〜1.5m/pix。

 というのが、今のところの結論である。ただし、たっぷりと製作時間が取れるなら....であるが。 


フォトシーナリー作り (解像度の比較)                   Oct. 11 , 2010
 琵琶湖南西部のフォトシーナリー。大津市のところで、2,8m/pixと1,4m/pixの見え方を比べてみた。
 やはり高度1000ft以下になってくるあたりからは、その見え方に歴然とした差がある。山間部はそれほど違いが感じられないのだが、市街地・民家の見え方はやはり違いがある。

 しかし1600ftぐらいになると、その違いはだんだん感じられなくなり、2000ftを超えるともう違いは全くと言っていいほど分からなくなる。
 山肌は1000ftを上回ったあたりから、違いがほとんど感じられなくなる。

 空港周辺や思い入れのある市街地は1,4m/pixで作り、その他は2,8m/pixぐらいのほうが楽であるが、やっぱり低空での1,4m/pixを見てしまうと....


フォトシーナリー作り (その後)          Oct. 10 , 2010


 琵琶湖南西部のフォトシーナリー作り。国土地理院の画像使用テストのつもりで始めたが、やっている内にやっぱりチョット本気モードになった。

 昨日作った堅田周辺の画像の調整(彩度、コントラスト、濃度等)をやったら意外と見られる感じになったので、ことのついでというわけで、山科、西大津、比叡山方面も作ってみて、それなりの範囲をフォト化してみた。

 元画像がかなり薄い色でコントラストも弱いのだが、猛烈にコントラストと濃度を上げてみると結構見分けの良い地表になった。
 コントラストを上げすぎているので山肌はちょっとぎらついているというか、かなり緑が鮮やかすぎる感じなのだが、デフォルト地表との境目になると、何せデフォルト地表はむちゃくちゃ明瞭なテクスチャなので、これぐらいの派手さがないと見劣りがしそうなのである。
 それに、FSのフォトシーナリーは、やはりどちらかというと現実より派手目に仕上げておいたほうが、上空からの眺めを楽しむ分には都合がよいようにも思う。


 ところで、西大津はこの夏訪ねて1泊したところで、少々歩き回ってもいるし、山科、大津、坂本周辺は学生時代から何回か訪れた地域でもあるので、やはりなじみ深い感じがする。
 また琵琶湖の風景は何と言っても素晴らしく、この風光明媚な土地柄を美しいフォトシーナリーで取り囲むことが出来たら最高だろう。
 FS2004の時はochiさんのフォトシーナリーと私の自作のものとで取り囲みが完成したが、あの時の私のフォトの解像度は、平野部を除き30m/pixだった。また、位置合わせも完璧とまではいかなかった。
 しかし今や、位置合わせやフォトの解像度に関しては、夢のような精度が出せるほどに環境は整っている。惜しむらくは、公開に関して相当にハードルが高くなったということぐらいか。

 今回、できれば解像度1,4m/pixでいきたいが、相当な手間がかかりそうでもある。今回のテストシーナリーは2,8m/pixで1段劣る解像度ではあるが、画像を調整したら高度1000ftくらいまでならそれほどボケは気にならない。まあまあいけそうである。
 1,4m/pix か 2,8m/pix か.... 思案.... 2,8かな...


久々のフォトシーナリー作り (琵琶湖)          Oct. 9 , 2010

 Gmaxであれこれやっていて、しばらく製作していなかったフォトシーナリーに、約1年ぶりに取り組んでみた。やり方を忘れないためのリハビリも兼ねている。

 制作地域は、琵琶湖の西岸、大津市の和邇や堅田あたりだ。
 原画は、国土地理院が新しく始めたオルソ画像閲覧からいただいた。もちろん、出来上がったシーナリーの公開はできないが、とても新しい撮影年の航空写真が閲覧できる。
 この公開画像は3段階の解像度が選べるが、今回はテスト作製なので、一番粗い解像度(計算上、FSX内でおよそ2,8m/pix)を選んだ。また、色調整もコントラスト調整も何もしないままフォトシーナリーにしてみた。
 やはり出来上がりは、2m/pixに慣れてしまった目から見るととても満足できる解像度ではないが、2000ftぐらいからなら何とか我慢できる感じだ。FS2004時の4,8m/pixに比べれば、かなりマシというところだろう。
 ただし、原画のままではコントラストが相当に低い感じだ。彩度も弱い。この辺りはちょっと調整してみる必要がある。

 テスト飛行のついでに、対岸の草津、近江八幡、安土あたりもFSXデフォルトの上を飛んでみた。田畑のテクスチャは話にならないが、38mメッシュで描画される近江富士(三上山)や安土山、長命寺山、沖島などとてもリアルで、西の湖ともあわせて観光の思い出が十分に蘇るリアリティであった。ここにフォトを貼り付ければ、どんなにか素晴らしい琵琶湖周遊が出来ることだろう。

 国土地理院の画像はもう2段階上の解像度まで取得できる。一つ上なら1,4m/pixぐらいになる。やはりこの解像度にしないとFSX専用と胸を張っては言いにくいだろう。


ブルーインパルスのリハーサル と 航空プラザ       Oct. 2 , 2010


 明日3日は小松の航空祭だ。しかし、去年と同じく明日の予報は雨模様。
 それで今年も、前日のブルーインパルスのリハーサル飛行を見に小松へ出かけた。
 家内と2人、弁当持参のピクニック気分で昼過ぎに安宅PA出口から出て、去年に見つけた海沿いの公園へ。
 すでに同じ目的らしい方々が20名近くいらっしゃって、中には超望遠レンズのカメラを構えた人も。キャンピングカーの家族もいる(航空際目当て??)。
 去年はちょっと肌寒い感じの風も吹き、北から雁の編隊も飛んでくる中での秋らしい見学だったが、今年はやはり暑くて、日差しを気にしながら青空を見上げることになった。

 13:00ちょうどの旅客機が出発した後、すぐにBIがタワーと交信をはじめ期待は高まったが、ちょっと生憎の視程で、クリアーな秋空というわけではなかった。それでも離陸後すぐにデルタ隊形をとり、軽やかできびきびとした旋回のあと、演技飛行が始まった。
 しかし間もなくミッションは中断され、1機が着陸することになった。しばらくしてまたミッションが再開されたが、やはり視程の問題なのか15分ほどでミッションは打ち切られた。
 その後、5機は空港西側の洋上を2周ほどホールディングのように飛行した後、順に着陸していった。

 今年は全演技のリハーサルが見られたわけではなかったが、それでも秋の土曜は十分楽しめた。海風も心地よかったし、やはり出かけてよかった。

 ブルーインパルスのリハーサル見学の後は、1年ぶりに小松の航空プラザに向かった。さすがに明日を控えて駐車場は満車状態で、ナンバーも全国あちこちのものが見受けられた。
 今日の航空プラザ内はもう完全にマニアの坩堝と化していて、航空際のビデオを真剣に品定めする女性陣もいれば、リュックを背に熱く語る30代、展示の「プラモデル」群を熱心に撮影する人、YS−11のシミュレータに次々と乗り込む人々などなど、もう今日ばかりは中高年おじさんが、何の恥ずかし気もなくプラモデルでもワッペンでも何でも買えてしまう1日だった。
 去年はFSチェアのデモもあったのでちょっと期待していたが、今年は無かった。しかし、エアロックのピッツが手を伸ばして触れるほどの目前で見られたのはラッキーだった。
 明日は曇りから雨模様のようだが、できれば飛行に支障のない天候になってもらいたいものだ。


スカイレジャー・ジャパン in 福井 と 芦原温泉FSミニ合宿     Sep. 26 , 2010


 秋晴れの25日、26日。福井空港でスカイ・レジャジャー・ジャパンが開催された。
 例年、この時期には福井空港フェスが開催されてはいたが、さすがに今年は「全国大会」だけあって、多くの人でにぎわっていて、福井弁以外の言葉もあちらこちらから聞こえてきた。

 私はと言えば、25日午前は仕事だったのだが、終わると家にスッ飛んで帰り、昨夜来の準備物と家内とをいっしょに、さっそく車で空港に向かった。
 駐車場から空港へのシャトルバスを降りたときには3時前で、最後の展示飛行Extra300のアクロバット中だった。
 テレビのRedBullでよく見る機体ではあったが、実機を、しかも曲技を見るのは初めてなので、さすがに興奮し嬉しかった。

 この後はもう体験搭乗飛行以外はなにも無いわけだが、実はこの日の私のメインイベントは、遠路お越しのkanoさんと合流し、芦原温泉で1泊のFSミニ合宿 (ochiさん後援) をやることだった。

 宿に着くと、FS合宿の恒例で、PC等の入った大きな箱類を運び込む訳だが、さすがに宿の人にはFSの事はすぐには理解してもらえないであろうというわけで、「ちょっとパソコンで打ち合わせ...」みたいにことわって、部屋に入るやいなや、2台のPCを並べてFS談義と研修会の第1幕という事にあいなった。
 食事時には家内も含めていろいろな話をしながらも、話題の中心はやはりFSと飛行機?
 食事後も入浴を挟んでまたまたFS談義と研修会。蒲団を敷きに来た人も、おそらくディスプレイに映っている北アルプスは、ビデオで撮影した実写と思っていたのではなかろうか。それほど進化したFSとochiさんフォトシーナリーに感激しつつ、研修会は続行され、で、寝たのは2時半ごろではなかったろうか。

 翌朝、26日は午前中から福井空港に出向き、普段は見られないウルトラライトやジャイロプレーン、大型ラジコン機飛行、ウインチ発進のパラグライダーとハングライダー、またRedBullのパワフルな曲技、それから福井空港では常連のグライダー達。合間には、自作ヘリ(逆回転2段ローター、?の)をじっくりと観察したり、作者にあれこれ教えてもらったりと、やはり例年のスカイフェスでは味わえない多くの物を見たり聞いたり出来た。
 昼もそれほどに並ぶことなく昼食をGet。早々に食べた後はまたエプロンに出向いてあれこれ見学。
 少々疲れも感じ始めた2時を回った頃に、kanoさんと共に福井空港を後にしたのであった。
 こうして、芦原温泉FSミニ合宿は、実り多き内に終了となった。kanoさん、ochiさん、有り難うございました。


HOME(サイトのトップ)へ戻る