FSX標準ライブラリのオブジェクトを配置

GoogleEarthでの作業

ここでは、以下の3種類のオブジェクトを配置してみる。
 ・説明画像A点にある工場
 ・説明画像BCDE点周囲にある石油備蓄タンク群
 ・説明画像FGHI周囲にある工場群

A点の工場の設定。
(1)アイコンの 「パスを追加」 をクリック。
(2)現れたダイアログで名前を付ける(日本語の方が、後で判別しやすい。)
(3)スタイル、色タブで、見やすい線の色を選ぶ。(デフォルトは白)
  ダイアログの右下にあるOKは、まだ押さないこと。
(4)アイコンをA手に持っていき、左クリック。そして2.で現れたダイアログのOKボタンを押す。
  OKボタンを押すと、A点に見えていた「ポイント(点)」は見えなくなってしまうが、位置情報は記録されいるので気にしない。
(5)ファイル−保存−「お気に入りを保存」、で作業結果を記録。


続いてB〜E点の石油備蓄タンク群を設定。
今回はFSX標準ライブラリのタンクをテスト設置してみるだけなので、位置はいい加減に配置してあります。
(1)〜(3)と同じ操作を行う。名前は別のものにする。
(6)B点で左クリック。
(7)C点で左クリック。もし取り消したいなら右クリック。
(8)同じようにE点まで左クリック。
  今回は、B〜E点を結ぶ線が画面上に見えています。しかし、この作業はあくまでもBCDEの4つの「座標」を設定しただけであって、「直線」をFSXに描くように設定した訳ではないので安心してください。
(9)E点まで設定が済んだら、2.で現れたダイアログのOKボタンを押す。
(10)ファイル−保存−「お気に入り」を保存、で作業結果を記録。

続いて、F〜I点の工場群を設定します。石油備蓄タンク群と同じ要領です。10.までの手順に従って設定します。

最後に、KMLファイルへの書き出しを行います。
(11)ファイル−保存−「名前を付けて場所を保存」、でこれら3種類のオブジェクトを1つのKMLファイルとして保存。
    ・この際、ファイル形式はKMLです。KMZ形式はFSX_KMLで読み込めないので選ばない。
    ・保存するKMLファイル名は日本語が分かりやすいが、稀に、BGLコンパイル時にエラーになる事があるので、英語名のほうが安心かもしれない。
    ・保存の際、左側のメニューツリーで、3つのオブジェクトが位置する場所の「ルートツリー」を選択して(青色に変えて)ください。作成した3つのオブジェクトそれぞれのチェックボックスにも、自動的にチェックが入っているはずです。
     これで3つのオブジェクトを一つのKMLファイルに書き出せます。
    ・オブジェクトを1つずつ別々のKMLファイルに保存したいなら、チェックを1個だけ入れて、それぞれ別名で保存すればOKです。


FSX_KMLでの作業

(1)作業画面上段のProjectタブをクリック。
(2)KMLファイルを表示するウインドウに不必要なKMLファイルが表示されていたら、そのKMLファイルを選択した後、RemoveKMLボタンを押して消しておく。
(3)GooglEarthで書き出したKMLファイルをAddKMLボタンをクリックして読み込む。(複数のKMLファイルを読み込み可能)
(4)読み込まれたファイルのうち、1つを選択して、作業画面下部のShapeタブをクリックすれば、GooglEarthで保存した「線」が見える。
(5)選択したKMLファイルの、discription窓をクリックする。
   窓の右側に現れた▼をクリックして、表示されたtagの中から必要なtagを選んでクリック。
   画像の例では、工場オブジェクトの中から SceneryObject_LibraryObject_ag_usfactory04 を選んでいる。
(6)Verticesタブを押して、設定したポイントの座標と標高を確認。必要なら、上部のEditボタンを押して編集が可能。
   この時、最右欄にあるElevation(標高)は0mのままにしておけばよい。この後に説明する、PropertiesタブのAltitudeIsAgl欄にチェックが入っていれば(デフォルトでON)、最終的に作り出されるオブジェクトはFSXの地表上0mに配置される。
   AltitudeIsAgl欄のチェックを外すと、オブジェクトは海面からの標高に設定されるので、0mのままでは、地表の下に潜り込んでしまう。
(7)Propertiesタブを押す。
  ・Heading欄で、オブジェクトの向きを設定。(0〜360)。
   FSX標準ライブラリのオブジェクトは、東西南北のどこかにきっちりと向いて作られているので、これを自分のシーナリーの「向き」に合うように、ヘディングの角度を調整。
  ・PichやBank欄で、オブジェクトの「水平に対する傾き」も調整可能。
  ・AltitudeIsAgl欄にチェックが入っていれば(デフォルトでON)、最終的に作り出されるオブジェクトはFSXの地表上0mに配置される。
   チェックを外すとオブジェクトは海面からの標高に配置されるので、FSX内で配置したい海抜標高を入力しなければならない。
  ・ImageComplexity欄では、FSX内でオブジェクトが表示される「シーナリーの複雑さ」を選ぶことが可能。

・他のファイルについても、(4)〜(7)の作業を繰り返す。

(8)Saveボタンを押して、作業を保存する。
(9)作業画面上段のBuildタブをクリック。
(10)現れた画面で、5つのフォルダー指定ボックスに、各ファイルの正しい位置を指定する。
  この指定は、最初の1回のみ行うだけである。
  指定ボックスの下側にある3つのチェックボックスについては、例示の画像の通りでよいと思われる。
(11)中段左にあるBuildボタンをクリック。
    Dosコマンドラインプロンプトの画面が現れたら、キーボードで何か適当なキーを押す。
    あっという間にBGLファイルが10.のOutputで指定したフォルダに書き出される。
(11)コンパイルが上手くいけば、BuildProgress欄に表示が出る。


結果の確認


 FSX_KMLでの標準ライブラリオブジェクト配置は、オブジェクトの中心位置こそは正確に配置できるが、何せGooglEarth上でオブジェクトそのものが見えている訳ではないので、スケールと向きは、「山勘」に頼らざるを得ない。
 FSX_KML以外でも、FSX画面内で直接配置するツール(ObjectsPlacementToolなど)以外では、事情は同じだ。
 FSXでの配置をスクリーンショットにとって、FSX_KML手直しをするしかない。

オブジェクトの向きについて

 オブジェクトの向きは、FSX_KMLの中で設定できるのだが、一つ注意点がある。
 F〜Iの工場の画像で明瞭に分かるように、GooglEarthで引いた折れ線が曲がる点では、オブジェクトの向きもその曲がり角度に合わせて向きが変わっているという事である。
 FとGとではほぼ90度向きが違っているが、ほぼ直線状に配置したB〜Eでは、同じ向きになっているのが分かる。
 
(参考)
 FSの標準ライブラリを画像と共に一覧できる素晴らしいサイトがある。
   FS & FSX 標準ライブラリのオブジェクト一覧  ( リンク先が変わりました。mackenjiさん、リンク情報有り難うございます。 )