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9月18日の朝、ボクはお姉ちゃんが学校に行った後、お母さんの膝の上でのんびりしていると、お父さんとお母さんが”ジャン、今日はキャンプに行くからね”なんて言う。 |
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やだー!
ボクはお母さんに抱っこされてずーっと昼寝をするんだー! |
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気がつけば車に乗っていた。
お姉ちゃんは嬉しそうだけど、ボクは迷惑。
だって、ボクはお外はこわいし、べつにオイシイものが食べられるわけじゃないし。
でもお留守番はイヤだからしかたない。 |
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1時間ちょっとで千葉県君津にある柿山田オートキャンプ場についた。
お父さんとお母さんとお姉ちゃんでテントやタープを設営した。
テントの後側はすぐに1段低くなっていて、その下はキレイな川が流れている。 |
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テントの所から川の方を眺めたところ。とってもキレイでしょ。
ボクは川は見るのは好きだけど、入るのは大キライ! |
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だからキライだって言ったじゃないか!
ひえー。ぶるぶる。
ボクはなぜか川に入ると中腰になっちゃうんだよね。 |
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たすけてー!! |
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写真撮影どころじゃないんだ。
なんでもいいから早くお水から出してー。 |
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あー。やっと川から出してもらってほっとしたのもつかの間。
こんどはお姉ちゃんがブランコで遊びだした。
キャー!コワい顔だー!
川に入るよりコワいー!! |
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あー。散々な一日だった。
お夕食の後、タープでくつろぐ時、やっと抱っこしてもらえた。
キャンプもずーっと抱っこしてくれるんだったら喜んでいくのに。
つ・か・れ・た・・・ |
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次の朝、木に登っていくカエルさんをみつけた。
すごいなー。
ボクは木にはオシッコをかけることくらいしかできない。 |
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お父さんとお姉ちゃんがボールで遊ぶんだって。
ボクもやりたいー! |
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やった!!
ボールが転がってきた。
えい!えい!ボクだって上手にボール遊びができるんだゾ! |
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あのー。
ビーチボールって、かみつくと破れちゃうんですか・・・。
じゃあ、そろそろ帰りましょうか。 |
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帰りの車ではボクはずーっと眠っていた。
いいでしょ。ちゃんとシートベルトもしているし。 |
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キャンプから帰ったら、すぐにお母さんがボクをシャンプーした。
疲れているのに。でも、お風呂に入った後って、なぜかたくさん眠れるんだよね。 |
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やっぱりウチが一番。
でも、またキャンプに付き合ってあげてもいいよ。
ボクがいないとみんな寂しいだろうしね。
お・わ・り |
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