退治


発言日時:1998年05月10日 22時03分21秒



私の父親は思い立ったら吉日というか猪突猛進というか
結果を考えずに行動することが時々あります。

私が高校生の頃、丁度今頃の季節のことでした。
夕食を終えて居間でテレビを見ていると
殺虫剤を手にした父親が庭に出て行きました。
「害虫を駆除しよう」と突然思い立ったらしく
庭に出た父親はそこら中に殺虫剤をばらまき始めました。

「もう真っ暗だし朝になってからやればいいのに」などと言っても
そんなことに耳を貸す父親ではないの放っておきました。
そのうちに殺虫剤の匂いが網戸から流れ込み始めたので
閉口した私は1階の居間から2階の自分の部屋に逃げ出しました。

私の部屋は庭に面していて父親が殺虫剤をまく「シューシュー」
という音は聞こえるのですが2階まで匂いは漂って来ませんでした。
「やれやれ」と寝転がってマンガを読んでいるうちに
いつのまにか殺虫剤をまく音は止んでいました。

「おや、終ったな」と思い外を見た私は
その光景に「うわわーーーっ!」と叫んでしまいました。
寝ている所に突然殺虫剤のシャワーを浴びせられ
「こりゃたまらん」と庭から逃げ出した大小様々な大量の虫達が
明かりに誘われ私の部屋の窓の外で休んでいたのでした。

私は1階に駆け下りると父親の手から殺虫剤をひったくり
夜の害虫駆除を引き継いだのでした。

PS:ペットを育てている女性ユーザーの皆さんへ
   「お母さんいつもありがとう(^^)」 by ペット一同
   (ペットに代わって書かせて頂きました。)