アルバイト
発言日時:1998年05月11日 22時04分33秒
- 高校を卒業してからすぐ私と友人のH君はあるものを買うため
夜のパン工場でアルバイトにいそしんでいました。
私達が買いたいものは「ビデオデッキ」でした。
今でこそ各家庭に普及しそれほど高価ではないビデオデッキも
その頃は私達のバイト料数ヶ月分を全て投入してようやく手に入る
かなり高価なものでした。
何ヶ月もの労働の対価を投入してまでビデオデッキを手に入れたい理由
それは「アダルトビデオを最初から最後まで見る」というものでした。
TVの深夜番組でやっていたアダルトビデオ紹介コーナーを見る度に
「ほんのサワリの部分しか見せないとはけしからん。
キチンと全て放映するべきである。」
という感想を述べ合っていた私とH君でしたが
ビデオソフト自身が1万円以上の高価なものであり
自らビデオデッキとソフトを購入する力はありませんでした。
そんな私達の家の近所にレンタルビデオショップが開店しました。
偵察に赴いた私達はそこに大量のアダルトビデオを発見しました。
ただちに私は近隣の家電店でビデオデッキの価格を調査し
Hくんは割のいいアルバイトを見つけてきました。
そしてビデオデッキを買ってアダルトビデオを見るという
実に低い志のもと私達は嬉々として働き
数ヶ月後にビデオデッキを手に入れたのでした。
あの頃持っていたエッチにかける情熱は
私にビデオデッキを買わせるほどのものだったのでした。