コーヒー


発言日時:1998年05月27日 23時15分30秒



高校生の頃、当時付き合っていた女の子が
「新しいコーヒーの飲み方を覚えた」と言いました。

本で読んだとかいうそれは
鼻から飲むとか踊りながら飲むとかじゃなくて
砂糖をコーヒーに投入してぐるぐるかき回し
しかる後にミルクをゆっくりと注ぐ
というものでした。

実際に喫茶店で実演してみせながら
「ねっ、マーブル模様がきれいでしょう」などというので
私としてはどうでもいいやと思いつつも
「うんうん、きれぇだねぇ」と適当に相槌を打っていました。

すると彼女は熱の入らない私の反応に不満を覚えたのか
私も同じことをするように要求しました。
ここで断ると要らぬ波風を立てることになるかもしれないと思い
私は素直に砂糖を入れかき回しミルクを注ぎました。

二つのマーブル模様を見て満足げな彼女は
「じゃあ、これからはいつもこうやって飲みましょうね」
と言うので私はコクコクとうなずきました。

それ以来、手順を間違える度に彼女が文句を言うので
砂糖,かきまぜ,ミルクの順番は私の癖になってしまいました。

その後彼女との付き合いが自然消滅した後も
コーヒーの飲み方だけは私の癖として残ったのでした。
最近はコーヒーに砂糖もミルクも入れないので
この癖が顔を出すことはあまりないです。