卵
発言日時:1998年06月12日 00時21分37秒
小学校の5年生か6年生の頃学校から帰ってくると
家の奥から母親「まったくもう」という怒りの声と
掃除機の音が聞こえました。
何やってるんだろうと不思議に思って見に行くと
片手に殺虫剤を持った母親が
私の机のあたりに掃除機をかけていました。
母親は私をキッと睨み付け
「何であんな物持ってきたのっ!」
とヒステリー寸前の声で叫びました。
突然頭ごなしに叱り飛ばされた私はむっとしたんですけど
机の回りに何やら白くて小さなものがたくさん落ちています。
一つ拾ってみるとそれは小さなカマキリでした。
前に遊んでいてみつけたカマキリの卵が付いた小枝を
なんとなく机のペン立てにさしておいたんですけど
それが孵化して大量の小さなカマキリが出現したのでした。
「カマキリが卵からかえるところを見たかった」
という私の素直な感想は母親の怒りの炎に油を注ぐことになり
その後さんざん叱られてしまいました。