ハラハラ


発言日時:1998年09月04日 23時58分55秒



今朝方バスに乗っているとき
隣でつり革につかまっているおじさんの半袖ワイシャツの袖口に
体長1センチぐらいの小さな虫が止まっているのに気付きました。

その場ですぐに教えようと思ったんですけど
『私が教える → おじさんがびっくりしてはたき落とす
 → 虫がバスの車内を飛び回る → ちょっとしたパニックになる』
という図式が頭に浮かんだのでとりあえずそっとしておくことにしました。

しばらくするとずっと袖口で暮らしているのに飽きたのか
虫はおじさんの背中へと移動してきました。
背中にたどり着いた虫はしばらくグルグル歩き回ってたんですけど
そのうちにおじさんの襟首に潜り込むべきかどうか考えだしたようで
ワイシャツの襟ぎりぎりのところでしばし立ち止まり
再び背中の真ん中まで戻る、という行動を繰り返しはじめました。

「おーっと!ついに潜り込むのか?!いやっ、戻った戻った。
 っと思ったら再びUターンだーっ!危なーいっ!!」
って感じで手に汗握る虫の動きに私はすっかり目を奪われてしまいました。

しばらくの間、虫の動きに一喜一憂していたんですけど
「本当に潜り込んだらおじさんがえらいことになる」と気付いたんで
あわててティッシュを引っ張り出し
おじさんに「虫が付いてますよ」と声を掛け
何回目かのアタックに向かう虫を捕まえたのでした。