下仁田ねぎとは



下仁田葱(ねぎ)を知っていますか?



下仁田葱(ねぎ)という葱を知っていますか? 
知っている方はなかなかのグルメかも知れませんね。

下仁田葱は、その昔江戸の殿様にも献上されていた事から別名『殿様ねぎ』とも呼ばれます。その名の通り、太く大きな葱で、根の付け根からの先端まで80cm以上になるものもあります。

下仁田葱の「下仁田」とは群馬県の西部に位置する地名で、この地域でしかできないとされた独特な葱を栽培していたことが名前の由来です。
下仁田周辺は葱にふさわしい風土とされ、昔から良質の下仁田葱を生産してきました。ちなみに下仁田はこの他にも蒟蒻(こんにゃく)も有名で、両者は「葱と蒟蒻下仁田名産」といつも対で登場します。

現在では下仁田町を含む甘楽・富岡地域で収穫されたものが「本場の下仁田葱」とされ、本場ブランドとして高値で取引されています。
(最近では様々な地域で生産されているようで、中国産もあるようですが・・・)

下仁田葱は、種まきから収穫までに約1年以上と非常に手間隙がかかります。出荷時期は10月から1月位までと短く、お歳暮の時期と重なるためその多くが贈答品としてデパートなどで販売されます。
また流通量も少ないため、主に関東周辺にしか流通していないようです。

下仁田ねぎは、特に白根が太く、鍋などで煮込むと独特の甘みが出るのが特色で、食通の方々の間では珍重されています。
種類としては根深葱の一種で、関西の葉葱と異なり主に根の部分を食します。

<主な料理>
 ・鍋料理 
 ・煮込みうどん(大きめに切って煮込むとねぎがとろけて美味!) 
 ・焼きねぎ(美味! 風邪を引きません) 

葱には、ビタミンA・B2・C・カルシウム・鉄が多く含まれ、疲労回復、冷え性、血液の浄化にも効果があるといわれます。それと何より風邪も予防になります。


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