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ワインは、難しくない!ワイン道のすすめ!!

フランス料理やイタリア料理を食べにいって、ワインを注文する時、場慣れしていないと緊張してしまうことがあるでしょう。でも、緊張することなんてないんです。
なぜなら、ワインは、楽しむ飲み物だからです。
別にどんな料理にどんなワインを合わせてもいいんです。実際におすすめはしませんが、甘口のドイツワインが好みなら、それでコースを通してもいいのです。何を頼もうと、お客さんの勝手なのです。
お客さんに問われているのは、ワインや料理の知識ではなく、人間としての最低限のマナーです。食事中に大声で騒いだり、酔いつぶれたりさえ、しなければ、レストランは何でも受け入れてくれるのです。
私は、店でワインを注文する時、ソムリエやギャルソンの方と相談して決めることが多いです。彼らは、日々勉強しているので、当然、ワインや料理のことを良く知っています。同じ子羊のローストでも、ソースによって合うワインは違ってきますし、店ごとの個性もあります。自分で、どうすれば良いか迷った時には、彼らに相談すればいいんです。予算や好みをしっかり伝えれば、彼らなりに選択して、アドバイスしてもらえます。

最近、私は、ワインが難しいというイメージは、マスコミによって創られたものという気がしてなりません。1本数万円から数十万円もするような特別なワインだけをクローズアップした結果、ワインは高級だというイメージが出来てしまったのではないでしょうか。1本千円のワインでも、充分おいしいワインは、いくらでもありますし、場面によって、その方がふさわしいことも多々あります。
ワインのうんちくもよくありませんね。私自身、気づくと喋ってしまい、後で反省するのですが、それは、喋っている側の自己満足に過ぎないように思います。やっぱり、相手が望まない限り、そういう話はしない方が良いのでしょうねぇ。良いと思います。良いに違いない。。。(自問自答・・・・)
ワインの味は、うんちくなんかに捕らわれず、うまいかまずいか、それだけでいいんです。そのうちに、「このワインは、ちょっと変わっている。」から始まり、ワインにはまってくれば、「牧草の香り」や「落ち葉のにおい」を感じられるようになるのです。
これらの表現は、ワインを表現するための一般的な表現なので、実際に自分が感じている「落ち葉のにおい」とは違うかもしれませんが、ワインの表現するための共通認識なので、ある程度割り切って覚えるしかありません。
だいたい「濡れた子犬」とかって表現を聞いたりしますが、ワインの香りの想像はついても、子犬の香りの想像は、さっぱりつきません。
まあ、空手などに型があるように、ワインにも、そういう型みたいなものがあると、ご認識いただければ幸いです。これぞ、ワイン道といえるのかもしれません。
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