■高齢化対応マンション
 
最近駅のあちこちでエレベーターやエスカレーターの設置工事が行われています。首都圏のストラクチャー施設が高齢化社会に向けて整備されてきている表れですね。今は未だハンディギャップの有る方の為に工事されている趣きがありますが、高齢者の方も楽になり、乳母車を使う若い方たちも結構重宝しています。

 ユニバーサルデザインの良い事例です。

 高齢化社会に向けて、マンション・住宅を計画しても、最寄の駅が階段しか無いところでは意味がありません。

 振り返って我が家のマンションはどうでしょうか?乳母車がそのまま玄関に着きません。マンション玄関前には10段位階段はありますし、(裏口から入るしかありません)外ローカと我が家の前にも2段の階段があります。

 我が家はまだ一階だから良いのですが、裏の2階の家には、エレベーターからのアクセスは無く、階段で上がるしかありません。

 「マンション建替え」、施行規則案に、地震に対する構造強度と防火避難上の事は建替え理由にカウントされるようですが、我が家のマンションの2階のような状況は点数に加算されないようです。

20021208
■1981年に建築基準法の構造規定が改正される以前の建物では,現行法規並みの耐震性能を確保する必要がある。

●都道府県別 81年以前の建物の耐震化率ランキング

順位/都道府県名/耐震化率
1/三重/69.9%
2/福井/65.0%
3/山梨/58.7%
4/北海道/58.0%
5/愛知/53.4%
6/埼玉/46.0%
7/群馬/45.6%
8/鳥取/40.8%
9/千葉/40.5%
10/青森/40.2%
11/茨城/39.5%
12/和歌山/38.5%
13/山口/36.8%
14/東京/35.0%
15/愛媛/33.9%
16/静岡/33.3%
17/福島/32.0%
18/大阪/31.6%
19/宮城/31.3%
20/佐賀/30.1%
21/宮崎/26.0%
22/岐阜/25.8%
23/兵庫/24.5%
24/岩手/24.2%
25/富山/22.3%
26/大分/21.4%
27/神奈川/19.8%
28/広島/17.9%
29/栃木/17.6%
30/高知/17.5%
31/滋賀/17.0%
32/石川/15.3%
33/秋田/14.7%
34/徳島/11.4%
35/鹿児島/8.3%
36/沖縄/6.5%
37/山形/5.7%
38/熊本/5.2%
39/長崎/4.9%
39/奈良/4.9%
41/福岡/4.8%
42/香川/4.4%
43/島根/3.9%
44/長野/1.5%
回答なし/新潟,京都,岡山
自治体名/把握状況/耐震化率

横浜市/すべて/43.4%
北九州市/すべて/0.1%
札幌市/一部/43.1%
千葉市/一部/46.4%
京都市/一部/45.1%
大阪市/一部/80.5%
神戸市/一部/22.4%
川崎市/記載なし/41.4%
名古屋市/記載なし/28.1%
仙台市/把握していない
広島市/回答なし
福岡市/回答なし

●81年以前の建物の耐震化率(東京23区)
千代田区/すべて/61.8%
中央区/すべて/84.8%
港区/すべて/34.1%
文京区/すべて/52.3%
台東区/すべて/67.4%
墨田区/すべて/42.8%
目黒区/すべて/67.1%
大田区/すべて/65.7%
杉並区/すべて/58.8%
荒川区/すべて/81.5%
練馬区/すべて/78.9%
葛飾区/すべて/17.7%
江戸川区/すべて/78.4%
新宿/おおむね/32.4%
品川区/一部/20.7%
世田谷区/一部/97.7%
渋谷区/一部/40.0%
中野区/記載なし/50.2%
豊島区/記載なし/16.8%
北区/一部/39.9%
板橋区/一部/調査中
足立区/一部/29.1%
江東区/回答なし

2002/10/08

(日経アーキテクチュアが全国47都道府県を対象に,公共建築物の耐震対策の実施状況を調査)

長野県の1・5%が目立ちますね。
水害対策には気を使って、地震対策は気にしていないようです。

 ○○県知事は、大破の恐れが二割以上有る学校に、子供を毎日通わせているのです.。地震が起きて「学校が大破、不明者が百数十名」の報道に、あれは天災だから。と言って言い逃れができると思っているのでしょうか?

そしてその事を解っている建築に携わる人には、社会に訴えていく義務があるのではないでしょうか、

私も今住んでいる大和市に問い合わせしたところ、耐震化率79%とのことでした
これではあまり文句言えないな、と思いました。

20021117

■少子化の本当の理由は厚生年金制度

 昔々、人手不足の時代、サラリーマンの定年は55歳でした。
 ある日政府は、厚生年金の資金不足を理由に、受給年齢を55歳から60歳に引き上げました。

 そうするとサラリーマンは困ってしまいます。定年後の5年間、生活が困ります。そこで政府は、サラリーマンは元気だから、60歳まで働きなさい。会社も定年を60歳に延ばして辞めさせてはいけません。と、

 (実はこれが少子化の元だったのです。)

 定年が延長された為、新旧の入れ替わりが5年延長されました。その上その年代の給料は若者の2〜3倍なので、新入社員を減らすしかありませんでした。

 その後、景気の延びは期待できない時代に入り、

 若い人の就職口はますます狭められました、

 定職が無ければ、結婚はなかなかできません。(結婚年齢も上がり)

 結婚しなければ子供はできません。

 (今のサラリーマン家庭の状況)
 親父は60歳過ぎても会社で働く、働き者。←(これは間違いでは?)
 引き換え、35過ぎの子供はフリーターで結婚しない独身者。


 今また、厚生年金の受給年齢が段階的に65歳に引き上げられる制度がスタートしています。

 (将来のサラリーマン家庭の状況-A案:現状の延長案)
 親父は65歳過ぎまで会社で働く、働き者。←(社会の害虫?)
 おかげで、40過ぎの子供はフリーターで結婚できない独身者。


 (将来のサラリーマン家庭の状況-B案:改革案)
 そこで国の王様は
 35歳以下の若い人の採用は本採用だけに限定し、アルバイト、パートを認めない制度を創りました。

 その代わり、55歳以上のサラリーマンは重役と同じように一旦退職し再雇用はパートやアルバイトに限定しました。そうすると、

 親父は55歳で会社を辞めてサボリーマン。(隠居生活) 
 30過ぎの子供は定職に就き、できちゃった婚。
 子供が生まれ親父は孫の遊び相手。

 めでたし、めでたし。
20020816


■老齢化社会に向けての施設創り(マンションにコ・ハウジングを)

 今もマンションがたくさん作られています。
 団塊ジュニアーに向けた3LDK・4LDK主体のマンションです。

 それはそれで良いのですが、これからは、子育ての終わった団塊の世代が高齢化していきます。その人達も今、3LDK・4LDKのマンションに住んでいますが、これが2人から、1人になっていった時、生活と建物がミスマッチになります。

 当然今までのマンションにバリヤフリーとか高齢化対応はされていません。

 なにかで読んだ本に、デンマークではコ・ハウジングと言う、共同住宅があり、日本にも、1人住まいの高齢者が何人か集まって共同生活をおこなうコ・ハウジングが必要になってくるだろうと書いてありました。

 人間年をとってくると、当然呆けてきます。呆けた老人を今の病院に入院させると症状がひどくなってしまうとか。・・・痴呆性高齢者用グループホームに移せば症状は改善するとか・・・いずれにせよ呆けて環境が変わるのはいやですね。

 これからは、高齢で一人になったらマンションからコ・ハウジングに移ります。
 そのうち呆けてきても、そこで(グループホームのような)介護を受けながら共同生活を続けます。

 これから建てるマンションの一階に、コ・ハウジングを創りましょう。
 (分譲か、市町村の補助か、デベに義務付けるか、問題はありますが)

 老齢化社会に向けてコ・ハウジングはいかがでしょうか?。痴呆性高齢者用グループホームを調べながら考えました、

 コ・ハウジングに入る高齢者がいるか心配ですが、3LDKのマンションや戸建に一人で住んでいて、”下宿に住んだほうが便利”だと考えている方は結構多いのでは。
 20020721 コ・ハウジングについてのアンケート

日本の人口は100年後、半分になるそうです。

 言い換えると、100年後、今の建物の半分はいらなくなる、と言う事です。
 それも平均して半分になれば良いですが、商売いがなりたつ都市集中が加速し、市町村の半分位は人が住まなくなり空き家だらけ、と言うことが予測されます。

 100年もつ住宅とか、スケルトンインフィル(SI)住宅と今流行っていますが、建てる都市と場所を選ぶ必要があります。

 高齢化・少子化の問題は今どこでも話題になっていますが、人口が半分になる事に対しての街の将来像を解説されたものは未だありません。でも、人の住めなくなる市町村がこれからは確実に増えると思います。

 人口が減り、年寄りだけになった町や村は集約していかない限り公的サービスは供給出来なくなります。

 いままでは地方の都市が過疎化していましたが、これからは首都圏周辺でも過疎化のはじまる市町村がでてくるでしょう。客の減少で駅近くの店舗がなりたたなくなり閉店、不便で賃貸アパートの人は別の駅近くに引越し、のこっているのは分譲住宅を買って住んでいる年寄りだけ。

 これから建物を建てる人。住宅を買う人は場所を選ばないといけません。しばらくは賃貸に住んで世の中の流れ、何処に住めばよいか、様子を見るのも良さそうです。
20020426

 次世代に向けての住宅プラン(案):(ヤドカリ式 リビルトハウス システム)
 これからの時代、どうしても一戸建ての住宅に住みたい人は。

 定期借地権で敷地を借ります。ログハウスのような解体・再組み立ての容易な建物を建てます。
 借地権が切れる30年後、
(まだ人口は平均10%減ですが、都市部は減らないで地方の県によっては20%減ります。)

 周辺を見直し、今後も条件の良い敷地を探して再度定期借地します。建物を解体し、その時の生活に合った規模の住宅に再組立てします。

 次の25年後の人口は全国平均で25%減ります。県によっては50%減の所が有っても不思議ではありません。その頃あなたの住んでいる街や団地は人口が増えているでしょうか?
20020429

風水の家相方位学/Dr小林/講談社を買ってみました。
家を建てる目的が、”良い家”ではなく、”家族の幸せと発展の為”と言うのはさすがです。

その為には、満年齢を4で割り切れる年に、自分の吉方位に移動すれば(新しい家をつくれば)家族が幸せになれると言うもの。???

かなり暗示にかける為と思われますが、(病は気から−幸運も気から)と思うと結構それなりの効果が有りそうですし、決断しやすいですね。

駅や商店街、学校などから近い敷地、南傾斜で周辺より高く、公園が近くに有る敷地、接道も狭くなく広すぎず、ポイントを押さえていますね。

方位や年まわりの吉・凶の根拠は不明ですが、決断に迷った時の拠り所にはなりそうです。
良い建築の基本を押さえ、決断をしやすくし、良い条件がそろわなくても妥協方法を教えてくれる内容でした。

地鎮祭や結婚式の日を決める時、大安の日を選びます。迷信とか科学的根拠が無いと若い時は思っていましたが、その日の吉・凶より、”家族の幸せと発展の為”と言う気持ちが有ってそちらに一歩行動を移す事が、実は大事なことだと思います。

木造住宅の欠点
なんと言っても、火に弱いのが欠点ですね。今の時期は石油ストーブや原因不明の出火で死亡ニュースが報道されてます。

火事で恐いのが延焼です。基準法は外壁が燃えないように規制しています。その効果は表われて街全体が焼ける事はなくなりました。しかし・・・・

最近の火事の現場をTVで見ますと、窓回りが黒く汚れているだけで、建物はしっかりしています。それでいて中で何人も死んでいる。としたら、考えてしまいます。
社会責任を果たして外装を不燃化したけど、自分や家族の命は守れなかったのです。

今、自分の為にしておかなければならない事は、内装(壁・天井・家具・カーテン)の不燃化ではないでしょうか、住宅に内装制限(内部仕上げの不燃化を規制)はありません。性能表示制度でも、早期発見、早期避難を前提にして無視されています。高齢化やバリアフリー、子供の事を考える時代にはナンセンスですね。

あなたと家族の命を守のは、あなた自身で判断して、行動に移す(自主的内装制限)しかないようです。壁、天井の下地はベニヤでなく不燃のプラスターボード、仕上げやカーテン、家具も含めて不燃のものにしておきたいものです。2002/01/19
消防白書「新たな住宅防火対策」を特集

設計と工事監理を分離
工事監理を、設計した事務所とは別の設計事務所に依頼する動きがあります。
受け取る監理事務所が設計図書が完成されているかをチェックして受け取ります。

完成された設計図書であれば、施工業者も安心して見積り・施工が出来るため、結果的に安く良い物が出来る事になります。

現場施工の監理だけでなく、設計図書の完成度も監理してくれる、賢い方法ですね。

性能表示制度の1、構造の安全に関すること。

 1-4、耐積雪等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止)
 極めて稀に(500年に一度程度)発生する積雪とは
 −(新潟県三条市で2.8m)-----に部分的にこわれても、つぶれない事

 稀に(50年に一度程度)発生する積雪とは
 -(新潟県三条市で2m)------で大規模な構造の修復工事にならない事。

 500年に一度と言われてもピンときません。数値に置き換えてみました。
 2001/05/26

■性能表示制度の1、構造の安全に関すること。
 1-1、耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)
 極めて稀に(数百年に一度程度)とは
 =(関東や淡路大震災)=(震度6強から7)=(400ガルの加速度)の地震。
 -----に部分的にこわれても、つぶれない事

 1-2、耐震等級(構造躯体の損傷防止)
 稀に(数十年に一度程度)とは
 =(震度5)=(80ガルの加速度)の地震。
 ------で大規模な構造の修復工事にならない事。
 数百年に一度と言われてもピンときませんが、数値に置き換えてわかりましたかね。
 2001/05/13

今注目の3DーCADはManufacturing Forum2001

・3Dで製品を設計するだけでなく、モックアップからナレッジを盛り込んだモーフィング、生産体制もバーチャルでチェックする事が行われています。コスト管理を盛り込み生産組織全体をデジタルで管理するソフトに拡大・成長して行くようです。
 2001/04/18

■色々の事故がTVで報道されています。
 知っておきたい危険予防のポイントを3つ。

@、外廊下や妻側の窓に付いている面格子
 いざという時中から飛び出せる様に上部を30センチ位、空けておきましょう。

A、手すり高さの中央に横方向の足がかりは付けない事。 小さな子供でも手すりを乗り越えてしまいます。

B、窓や手すりのそばにベッドヤソファーを置くことも止めたいですね。窓の下まで80cm以上有るから大丈夫と思っても、足がかりがあると小さな子供は登って行きます。

 恐いですね。建物が凶器になる3点です。設計者・施工者・建築主・住人も含めて気を付けて欲しいポイントです。
2001/03/24

■えひめ丸の事故で森首相の対応が問われました。
 池袋の託児所で4ヶ月の赤ちゃんが死亡しました。都は基準の職員数がいなかったからと言って責任のがれしていますが、予測出来た事故では?
 全国に立派な老人保険施設は公立・民間とも山ほど完成していますが、
 託児所が出来た話しはありません。(共稼ぎがあたりまえの社会なのに)
 少子化とか子供の虐待とか、若い世代に住みにくい社会背景があり、行政の足りない所を自費でカバーしている施設で起きた今回の事故に、石原都知事は対応してくれるのでしょうか?
建築と政治には関係が無いようですが、建物は人の生活を良くして行く為の物だと考えると、社会や政治の中の矛盾が気になります。

■”21世紀を拓く技術”のセミナーより/日経産業新聞
 新しい技術を考え育て、ビジネスにしていくベンチャー企業が必要と叫ばれながら、
 ちっとも変わらない日本の体制と景気。政治も変らなければ、大手企業も変わっていません。
 半導体やバイオの分野でトップレベルのパネラーが、台湾・韓国・インドに遅れをとっているのに
なにも変わらない日本の現状に、不満を打明けてくれたセミナーでした。
 IT革命といわれながら、ちっとも変わらない政府は、江戸末期の徳川幕府のようです。
平成維新か、日本革命を起こさないと、良くならないのですかね。
 2001/01/25

■ある住宅メーカーに性能表示に対応した住宅のタイプを問い合せたところ、
全商品が対応しているとか、
そう言われればそうなんですかね、
基準法に適合していれば最小項目のレベル1”は確保されているわけだし、
項目は付け加えレベルをアップしていけば良いんですから。
2001/01/13


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