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1964年、イギリスのヨークに生まれる。トランペット奏者の父の指導で7歳からトロンボーンを始め、13歳でナショナル・ユース・バンド首席。国内の主要なチャンピオンシップを受賞し、79年にはロンドン交響楽団音楽奨学生の資格を、当時の最年少で獲得。80年から、クラウディオ・アバド率いるEC青少年管弦楽団に2年間在籍。ロンドンのギルドホール音楽学校の課程を半年で修了し、83年にハレ管弦楽団の首席、88年にはロンドン交響楽団の歴代4人目の首席奏者に就任。
2000年のシーズンから、イギリス人としては異例の、ヴィーン国立歌劇場首席奏者に移籍し、楽壇の話題となった。92年には王立音楽院の教授となり、独奏者・指導者としてヨーロッパ各国、カナダ、アメリカ、日本などでリサイタルやマスタークラスを開催。ソロCDのレコーディングにも精力的に取り組んでいる。
(2004年7月現在)