釜洞 祐子 (KAMAHORA Yuko) プロフィール

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神戸女学院大学音楽学部卒業。東京音楽大学オペラ研究科修了。畑きみ子、福沢アクリヴィ、畑中更予、インゲボルグ・ハルシュタイン、ルドルフ・ヤンセンの各氏に師事。1982年、第51回日本音楽コンクール第一位。1983年、日生劇場における「魔笛」の夜の女王役は、各方面より絶賛された。1984年、ハンブルグ国立歌劇場日本公演の「魔笛」では、急遽同役を代演し、その大役を果たしたばかりでなく、コロラトゥーラの妙技を示した。1984年秋より、文化庁在外研修員として、ミュンヘンへ留学。1986年より1992年までカッセル国立歌劇場と契約をむすび、「後宮よりの逃走」のコンスタンツェ、「魔笛」の夜の女王、「ホフマン物語」のオリンピアなどの難役を好演する他、ハンブルグ、ハノーブァー、シュトゥットガルト、ミュンヘン、ドレスデンなどの劇場へも客演。またコロラトゥーラの役に加え「ラボエーム」のムゼッタ、「ドン・ジョヴァンニ」のツェルリーナ、「ジークフリート」の森の小鳥、「ポッペアの戴冠」のポッペアなどをこなしながら、1990年「セヴィリャの理髪師」のロジーナ、1992年「ナクソス島のアリアドネ」のツェルビネッタでは特に「卓越した歌唱力のみならす、舞台上における自由自在な伸びやかさ」「役者としての存在感の強さと温かさ」と、高く評価された。日本へは毎年帰国し、これまでにNHK交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団等の演奏会で、サロネン、スウィトナー、ブロムシュテット、小澤征爾、秋山和慶、若杉弘などと共演。1993年、1994年には、「フィガロの結婚」スザンナ役、「フィデリオ」マルツェリーネ役、「沈黙」オハル役など、レパートリーを広げ、その成果に対して、1994年度第22回ジロー・オペラ賞を受賞。ドイツ・リート、オーケストラ付歌曲、オラトリオ、ミサ曲の分野でも高い評価を受けており、コンサート歌手としても活躍している。BMGビクターより「アモール」(ドイツ・リート)、「青い月夜に」(日本歌曲)のCDがリリースされている。ドイツ在住。吹田市出身。

当団関連演奏会

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ホームページにもどる Last modified: Wed Apr 29 09:45:41 2009