彼と彼をめぐる彼女と


キャスト










     藤田亜弥子(ふじたあやこ)

〈経歴〉
 京都市出身。大阪市在住。
 高校において地学部部長。
 高校3年生から演劇部にオブザーバー参加。
 長らくドーナツ販売に精励する。
 退職後、かんから館に参加。
 ホームセンターにおいて敏腕店員として活躍するも、惜しまれつつ退職。

〈特長〉
 手先が器用。細かな作業に優れ、特にクラフト製作はセミプロ級。
 現在、「手作り帽子」作家を目指している。個展なども開催。
 買い物上手。やりくり上手。料理が得意。
 国語科教員免許を所持。

〈その他〉
 声が大きい。
 感情の起伏が激しい。かんから館の情熱面を一身に担う。
 第1、15回公演以外の全作品に出演。





     志萱優奈(しがやゆうな)

〈経歴〉
 京都府向日市出身、在住。
 高校の美術部員だったが、だまされて演劇部に入部。
 入部早々頭角を現し、「超」部長の名をほしいままにする。
 この春から花の現役女子大生。

〈特長〉
 一見清楚な優等生タイプ。
 その実かなりクセモノの個性派少女。
 マンガをこよなく愛好するが、限りなくマイナー、通好み。
 お笑いが好き。特にラーメンズが一番のお気に入り。
 趣味はマンガを描くこと。大学でもマンガサークルに所属。

〈その他〉
 かんから館は「ひなまつり」に続いて2度目の出演。
 自宅のテレビが崩壊寸前なのが目下の悩みのタネ。
   







関口陽子(せきぐちようこ)

〈経歴〉
 東京下町路地裏育ち。
 現在滋賀県在住。
 専業主婦。
 関西在住は既にウン十年になるが、いまだに関西弁が変(らしい)。

〈特長〉
 好きなことは「発汗」。
 ビリーズブートキャンプに入隊するが、なぜか筋肉だけが増加し、体重
 が増量した。この不条理に憤りを感じている。
 趣味はインディーズロックバンドの追っかけ。

〈その他〉
 かんから館は「ポスティングベイビー」以来、2度目の出演。
 性格は優柔不断、へたれだがやりたがり。
 かんから館の役者募集に自分から飛びついたが、実はビビっている。
 一男三女のおかん。
 ほんわかして、かつチャキチャキした江戸っ子さん。









     村上幸平(むらかみこうへい)

〈経歴〉
 京都市出身、在住。
 演劇部経験はない。
 高校時代の文化祭で演劇(お笑い?)に目覚める。
 その時の仲間たちと劇団「ガンリュージマ・プロジェクト」を結成。
 大学3回生。

〈特長〉
 三度のメシよりラーメンズが好き。(「ラーメン」ではない)
 村上春樹、中でも「ノルウェイの森」を愛読する。
 劇作、夢占いを趣味とする。
 カニ座、A型。

〈その他〉
 かんから館は、3度目の出演。
 初出演時は声が小さいのが難点だったが、ずいぶん大きくなった。
 セリフ覚えは誰よりも早い。
 家は畳屋さんらしい。
 お笑いマニアにしては、普段はいたって真面目。






作・演出













     川村武郎(かわむらたけお)

〈経歴〉
 京都市出身、在住。
 高校時代、学校非公認のバンド活動にいそしむ。
 大学では、映画製作、極左同人誌に興じる。
 卒業後、教員となる。
 たまたま演劇部を担当し、没入する。
 劇団「プチ・フレンチ・キッス」を結成。6回公演して、解散。
 劇作を始める。
 かんから館の結成に参加させられ、後に乗っ取る。

〈特長〉
 極左偏向思想。
 躁鬱病罹患中。
 一応ギタリスト。リッチー・ブラックモアとジェフ・ベックを崇拝。
 未婚。独身。
 普通自動車免許(AT限定)、国語科教員免許を所持。

〈その他〉
 内向性が強く、小心。にもかかわらず、攻撃的性格。議論を趣味とする。
 本当は役者がしたいが、劇団員から禁じられている。
 第1回公演から参加。ほぼ全作品を作、演出。役者として出演は3回。