| ほとんどのお父さんは子供の頃昆虫採集をした経験があるのではないでしょうか。 とりわけ夏の暑い盛りにセミ取りをした思い出があると思います。ところが近頃の子供たちはあまり昆虫に興味があるようには思えません。この原因は一時、小学校で昆虫採集を禁止にした時期があったことに関係があるような気がします。 かぶと虫やくわがたをデパートで買うのでは、生き物と接するというよりはむしろおもちゃを買う感覚に近いのではないかと思います。生きている昆虫が電子ゲーム機と一緒というのではあまりに寂しすぎます。 もっともっと自然に親しみ、身近にたくさんの生物がたくましく生きていることを知ることから豊かな感情が芽生え、やさしさとか思いやりの心が育つのではないでしょうか。自然のなかの生き物の姿に気がつけば悲惨な少年犯罪は少なくなるような気がします。 昆虫を観察するとその形の素晴らしさや色の美しさに驚愕するに違いありません。一生懸命生きている姿も感動的です。子供たちに自然と親しむことを教えてあげるのは親の責任です。 何も昆虫を捕まえて殺し標本にすることを勧めているわけではありません。昆虫たちが生きている行動をじっくり観察すればきっとそのたくましさや美しさに感動することでしょう。今はデジカメもありますし、写真を撮って見せ合うことだってできます。プラの虫のおもちゃを集めるのではなく身近に実際にいる昆虫たちに触れてみてください。 このコーナーでは私を育ててくれた虫たちの話を紹介させていただきます。お子様と一緒にもう一度身近な虫達に関心を持つきっかけになればうれしいのですがいかがでしょうか。 「お父さんのための昆虫記」という感じで書いていきたいと思っています。以前から掲載していた内容に新たにできるだけ写真を入れて書き直してみました。 (Copyright:風見武夫 無断で転載を禁じます) |
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