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オール・アバウト |
《Story》 最愛の息子の死を乗り越えて母は旅立つ・・・ 「お父さんについてすべて教えて」17年前に別れてしまった夫について息子から聞かれた母マヌエラ(セシリア・ロス)。長い間隠していた夫の秘密を遂に話さなければと覚悟を決めた矢先、彼女は最愛の息子を事故で失ってしまう。息子が残した父への思いを伝えるため、彼女はかつて青春時代を過ごしたバルセロナへと旅立つ。行方不明の夫を探す道のりは、母が“女”としての自分を取り戻す再生の旅でもあった。 《Review》 この映画にも登場するが、All About Eve(邦題「イブの総て」)からするとAll About My Motherは「私の母の総て」ということになるのだろうか?つまりは“母”とはなにか?と言った映画であり、女性であるべき生き方を表現した映画にも思います。世界中が絶賛したこの映画だが、どうも、素直に感動できないところがある。俳優もそれぞれ個性を持って深みのある演技をしているし、テーマも深い。イイ映画だとは思うが、“女性”または“母”というものをあそこまで前面に出されると、かえって引いてしまうところもある。ただ、それは本当の意味で母や女性、そして人生というものをこの映画がとらえているからなのかも知れません。 わからないけど、もしかするとこの映画は“子宮”で感じるような映画なのかも知れませんね。だとすると男にはやっぱりわからない?かも? |