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《Story》 30時間で人間の赤血球を破壊してしまう殺人ウィルス「キメラ」とその解毒剤「ベレロフォーン」。その2つが元IMFエージェントのショーン・アンブローズ(ダグレイ・スコット)によって盗まれた。 休暇を楽しんでいたIMFのエージェントであるイーサン・ハント(トム・クルーズ)は盗まれた「キメラ」と「ベレロフォーン」を取り戻すべく指令を受けスペインに飛ぶ。そこで女泥棒であるナイア(タンディ・ニュートン)を見つけ出し、メンバーに引き入れる。アンブローズの元恋人だったナイアを敵のアジトに潜り込ませ彼らの計画を調べ始める。やがて彼らの計画の全貌が明らかになっていくにつれ、ナイアにも危険が迫る・・・・・。ナイアの行方は?そして「キメラ」と「ベレロフォーン」は?彼らの計画を阻止することはできるのか?イーサン・ハントと宿敵アンブローズとの死闘が始まる・・・。 《Review》 トム・クルーズのスタンドプレイ。アクションシーンにも特筆すべきところは何一つなく、かなり退屈な映画だった。 前作「ミッション・インポッシブル」(1996)と違い今回はトム・クルーズが製作も担当している。そのためか、“トム・クルーズのためのトム・クルーズの映画”になっている。トム・クルーズファンにはたまらないのだろうが、映画の質は完全に落ちてしまっている。おそらくジョン・ウーもやりにくかったのでないか?俳優に関してもあくまでトムを目立たすため。司令官役のアンソニー・ホプキンスなどは信じられないほどつまらない使い方をされている。いっそのこと全部の役をトム・クルーズがやったほうが良かったのでは?とにかく壮大な“無駄使い”映画でした。 |