![]() パニック・ルーム |
《Story》 ニューヨーク・マンハッタンの高級住宅地。離婚したばかりのメグ・アルトマン (ジョディ・フォスター)は、10才の娘、サラ (クリステン・スチュワート)を連れて、4階建てのタウンハウスに引っ越してきた。そこには緊急時の避難用スペースとして“パニック・ルーム”なる部屋があった。 母子の新たな生活が始まったその晩、事件は起こった。3人の男たちが邸内に忍び込んできたのである。彼らの目的は、まさにその“パニック・ルーム”にあった。男たちに気付かれながらも間一髪で“パニック・ルーム”へ逃げ込むメグとサラ。 メグは室内の電話で警察への通報を試みるが、未接続のため連絡ができない。男たちはモニター画面を通じてメグたちに部屋から出てくるようにあらゆる手段で脅迫し続ける。しかしこの状況で部屋から出るわけにはいかない。そんな時、糖尿病を患っているサラの様子がおかしくなり、インシュリンの注射をしないと命が危ない状況に陥ってしまう。しかし注射器は部屋の外。状況が好転せず、さらに対立を深めて罵り合う男たちの隙を突いて、メグは部屋を抜け出し、注射器が置いてある娘の部屋へと向かうのだが…。 《Review》 『セブン』『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャー監督と『羊たちの沈黙』のジョディ・フォスターが組んだサスペンス・ホラー。しかもジョディは『ハンニバル』を蹴ってこの映画を選んだと言うからそりゃ期待しましたが・・・結果はまぁまぁってとこですかね。面白くなくはないんですが、恐怖感がゾクゾク伝わってくるにはちょっと先が読めちゃったりで厳しかったですね。D・フィンチャーの作るいつものカメラワークはなかなか面白いんですけどね、でも少し飽きてきたかなぁって感じもあります。そのカメラワークがこの映画に限ってはストーリーに生きてないんですよねすよね! とにかく、まぁまぁ面白かったですけど、肝心の“怖さ”があまりなかったです。 |