![]() スパイダーマン |
《Story》 幼くして両親を失ったピーター・パーカーは伯父夫妻に引き取られ、ニューヨーク郊外のクイーンズに暮らすごく普通の高校3年生。最近の関心事は、カレッジへの進学と、幼なじみの同級生メリー・ジェーンの存在。勉強は得意でも華やかさに欠けるピーターは、メリー・ジェーンに思いを寄せながらも心を打ち明ける勇気が持てなかった。 そんな或る日、課外授業で遺伝子を組み替えたスーパースパイダーの見学に行ったピーターは、逃げ出したクモに刺されてしまう。すると、彼の身体に異変が起こり始めた! 動体視力や跳躍力が驚異的にアップ、手首からは強靱なクモの糸が飛び出し、天井やビルの壁面も自在に動き回ることができるようになったのだ。メリー・ジェーンの気を惹きたいピーターはこの能力で賭けレスリングに優勝し、クルマを買うことを思いつく。伯父のベンは何かを企むピーターを諭そうとするが、聞く耳を持たない彼は試合に出場。見事に優勝を果たす。ところが、プロモーターは賞金を渡そうとしない。ピーターはその晩プロモーターの事務所に強盗が押し入るのを目撃するが、騙された腹いせからその強盗を見逃した。しかし何とその強盗が、居合わせたベン伯父を殺害してしまったのだ! 追跡して強盗を捕まえたものの、特殊能力を正義のために使わなかったことを、ピーターは心の底から後悔し苦しむ。そして、街に救う悪を懲らしめることを決意する。 《Review》 結構おバカ映画だったのには笑った!マジメにディジタル・アートしてるのかと思ったらとんでもない!スパイダーマンとゴブリンの闘うシーンなどはタダの殴り合いのケンカだったりで、かなりアナログ感覚アリアリの映画でした。スパイダーマンのコスチュームもピーター自作の衣装ってところも笑っちゃうよね。(最初に作った?衣装は特に笑えた。)ヒロインの女の子がブサイクなのが妙にリアルで逆に面白かったです。もちろんスパイダーマンがビルを飛び回るところは見ごたえあるし、それとは別に結構笑えるシーンもあるし、かなり面白く観れました。シチュエーションの作り方もW・デフォーの役もかなりメチャクチャな人格設定だったし、それはそれはナンセンスな映画です。好き嫌いは分かれるでしょうね。でも、これぞB級エンターテイメント!って感じで笑えたし、kazzz的には“くだらなさ”加減が結構イイ感じで、かなり満足でした。 |