ビッグ・フィッシュ |
監督: ティム・バートン 製作: ブルース・コーエン/ダン・ジンクス/リチャード・D・ザナック 製作総指揮: アーン・シュミット 原作: ダニエル・ウォレス『ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり』(河出書房新社刊) 脚本: ジョン・オーガスト 撮影: フィリップ・ルースロ 美術: デニス・ガスナー 音楽: ダニー・エルフマン 出演: ユアン・マクレガー/アルバート・フィニー/ビリー・クラダップ/ジェシカ・ラング/ ヘレナ・ボナム=カーター/ジェニファー・ヒル/アリソン・ローマン/ロバート・ギローム/ マリオン・コティヤール/マシュー・マッグローリー/ミッシー・パイル/スティーヴ・ブシェミ/ ダニー・デヴィート/ダニエル・ウォレス |
| 《Story》 その大切さに気づいたのは、最期のときだった。人生なんて、まるでお伽噺さ。 エドワード・ブルームが御伽噺で語る自らの「人生のストーリー」には、誰もが楽しく、幸せな気分になった。たった一人、息子のウィルを除いて。 ジャーナリストとして活躍するウィルは出産間近の妻、ジョセフィーンと共にパリで暮らしている。ウィルの結婚式の夜、また父のつくり話が始まり、父と息子は激しく口論した。。それ以来3年もの間、父との不和が続いていた。そんなある日、母サンドラから、父が病に倒れたことを知らされたウィルは、妻と一緒に故郷へと向かう。 久しぶりの実家。父は一日の殆どをベッドで過ごしていた。そして、体調のいい時には、相変わらずかつての冒険や思い出話を語っている。エドワードを看病するジョセフィーンは、サンドラとの恋愛話を聞かされた。とびきりロマンティックな話しに胸を打たれた彼女は、なぜその話を教えてくれなかったのか、ウィルに尋ねる。“事実ではない作り話”だからというウィルに、彼女はエドワードと話し合うことを薦める。 ウィルは「悪人でも、善人でもいいから、本当の父さんを見せて」と、想いを打ち明けるが、2人の心はすれ違ったまま、エドワードの容体が急変してしまう。残された時間は、あとわずかーー。ウィルは父の“真実”を見出せるだろうか。 《Review》 心あたたまる映画。観たあと、きっと何か熱い想いが湧き出てくる。そんな映画です。父が語る愛に満ち溢れた“ホラ話?”は、いつか真実よりも人のココロを幸せにするものになる。イラクであんなことが起きている今、愛ある“夢”を語るのは悪いことじゃないはず。それを“ホラ”や“ウソ”と呼ぶのは簡単だよね。もちろん真実に目を向けない人間は決して賢いとは思わない。だけど、腐った真実が人間を救うわけじゃない。この映画で父が語る“おとぎ話”は真実以上の説得力をもってココロにしみてくるんだよね。。。父親役の名優アルバート・フィニーがイイ!父の愛や哀しさが身体からにじみ出てくる演技、ホントに素晴らしいです!。。。あの強面のティム・バートンがこんな愛あるファンタジーを作るとはビックリだね。映像の表現力は相変わらずスゴイよ。こんな映画、待ってた人も結構いるんじゃないかな?人によって感じ方はかなり違ってくるのかもしれないけど、イイ映画ですよ。オススメです。。。 |