コールド マウンテン |
監督/脚本:アンソニー・ミンゲラ 原作:チャールズ・フレイジャー『コールドマウンテン』(新潮社刊) 撮影:ジョン・シール 美術:ダンテ・フェレッティ 編集:ウォルター・マーチ 音楽:ガブリエル・ヤーレ 出演:ジュード・ロウ/ニコール・キッドマン/レニー・ゼルウィガー/ ドナルド・サザーランド/ナタリー・ポートマン |
| 《Story》 それは、千億の山と谷を越えて、あなたへと続く帰り道。 南北戦争末期の1864年。ヴァージニア州の戦場で戦っていた南軍の兵士インマンは、瀕死の重傷を負い、病院へ収容された。従軍して3年になるインマンにとって、故郷コールドマウンテンと、彼の帰りを待ち続ける恋人エイダだけが心の支えだった。そして、病院でエイダからの手紙を受け取ったインマンは、ついに死罪を覚悟で脱走を図り故郷へ向かって歩み出す。一方その頃、インマンの帰りをひたすら待ち続けていたエイダは愛する父の急死という悲劇に見舞われていた。一人では何も出来ない彼女は途方に暮れるばかりだった。しかし、やがて彼女は流れ者の女ルビーに助けられ、2人は次第に友情を育んでいった…。 《Review》 人に「どんな映画だった?」と聞かれて、よかったけど説明ができない映画ってありますよね。まさに『コールドマウンテン』はそんな映画です。「南北戦争中、恋人に会うために軍隊を脱走する男の話し」。一言で言えばそんな映画なんだけど・・・。でもその単純なストーリーの中に、そこに生きる人間の姿がしっかりと描かれている!人々の“心の動き”や“想い”がしっかり伝わってくる!これは、映画って、単純にストーリーを追うものではなく、そこに確実に生きている人間が存在させられるか。それが勝負なんだなぁと改めて思わせてくれる映画でした。役者はイイです!アカデミー賞を取ったレニーの南部なまりの自立する女性の存在感はもちろん。ジュードの二枚目にあるまじき、顔半分を覆いそうな“ヒゲ面”の人間臭さ。さらには、キレイなだけでたいしてウマくないと思っていたニコールでさえ、見事に難しい役をやり遂げていました。ビックリです!人間の“生きるチカラ”が確実に伝わってくる力強い映像に★4つ! |