世界の中心で、愛をさけぶ |
監督:行定勲 製作:本間英行 プロデューサー:市川南/春名慶 原作:片山恭一 『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館刊) 脚本:坂元裕二/伊藤ちひろ 撮影:篠田昇 美術:山口修 編集:今井剛 音楽:めいなCo. 出演:大沢たかお/柴咲コウ/長澤まさみ/森山未來/天海祐希/杉本哲太/ 宮藤官九郎/津田寛治/近藤芳正/木内みどり/田中美里/山崎努 |
| 《Story》 「最愛の人の死」−「未来を紡ぐ愛」 結婚を控えていた朔太郎は、婚約者・律子の突然の失踪に困惑する。律子の行き先が四国と知り、彼女を追って四国へ向かう朔太郎。しかし、そこは朔太郎の故郷であり、彼の初恋の相手にして最愛の人・アキとの思い出が眠る場所でもあった。朔太郎は次第に初恋時代の思い出の中に迷い込んでいく――。高校2年の朔太郎は、アキとの甘く淡い恋に浸っていた。ウォークマンでの声の交換日記や無人島への一泊旅行…。ところが、約束されていたと思われた2人の明るい未来は、アキが不治の病であることが発覚し一転してしまう。 《Review》 原作が有名なので比べる人が多いようだけど・・・この映画に関しては映画としてのオリジナルな視点で創ってますね。「過去の愛を懐かしむだけでは前には進まない。現在、そして未来の愛が大事だ。」そんな視点で描こうとした行定監督の意図は伝わってきます。純愛モノにありがちな“さぁ泣いてください”と言った押し付けがましさはなく、抑えた演出には好感が持てました。ただ、「現在の愛」と「過去の愛」が対峙するLoveストーリーとしては「過去の愛」の輝きに比べ「現在の愛」はやや薄い感じもしますね。まぁそれも監督の意図なのかな?大沢くんは『解夏』同様抑えた芝居の中での感情の動き(特に泣きの芝居)を表現するのがウマイですね。柴崎コウちゃんは・・・どうすかねぇ?ちょっともの足りなかったかな。まぁ役どころとしてはちょっと特殊だったからしょうがないかもね。高校生時代を演じた森山くんと長澤まさみちゃんは良かった!みずみずしい純愛を力みのない芝居で自然に見せてくれました。特に森山くんの感性あふれる芝居は素晴らしい! |