トーク・トゥ・ハー |
| 監督/脚本:ペドロ・アルモドバル 製作: アウグスティン・アルモドバル 撮影: ハヴィエル・アグィレサローベ 音楽: アルベルト・イグレシアス 出演: ハヴィエル・カマラ/ダリオ・グランディネッティ/レオノール・ワトリング/ロサリオ・フローレス |
| 《Story》 病室のベッドに横たわる若くて美しい女性アリシア。彼女は4年前に交通事故に遭い、以来昏睡状態に陥ったまま一度も目覚めることはなかった。看護士のベニグノは4年間彼女を世話し続けるとともに、決して応えてくれることのない相手に向かって毎日語り続けていた。一方、女闘牛士のリディアもまた競技中の事故で昏睡状態に陥っている。彼女の恋人マルコは突然の事故に動転し悲嘆にくれていた。そんなベニグノとマルコは同じクリニックで顔を合わすうちいつしか言葉を交わすようになり、互いの境遇を語り合う中で次第に友情を深めていくのだったが…。 《Review》 愛するモノが植物状態での奇妙な、そして純粋な“愛”。これは純愛なのか?それとも偏執的な愛なのか?答えは誰にもわからない・・・。『オール・アバウト・マイ・マザー』で魅せたアルモドバル監督の切ないまでの人間の“業”というか愛に飢えている人間の痛〜い部分というか、とにかく人間の本質の描き方はハンパじゃない。見事です!。それに、見知らぬスペインの役者たちの素晴らしいこと!どこからあんな人間臭さがでてくるんだろう???ハリウッドにはない、観る側に選択肢をいくつも与えてくれる映画です。好みは分かれると思うし、私も正直ストライクゾーンじゃないですが・・・。ただこの深さには脱帽です。そこに生きた人間がきちんと描かれている。それだけで★3つは堅いデス。 |