解夏
Ge−Ge
2003 東宝 1h53m

Rating: ★★★

解夏 公式サイト ↓
 http://www.gege.jp/index.html

監督:磯村一路  製作: 亀山千広/見城徹/島谷能成/遠谷信幸/桝井省志
原作: さだまさし  『解夏』(幻冬舎刊)   脚本: 磯村一路   撮影: 柴主高秀
編集: 菊池純一   音楽: 渡辺俊幸   主題歌: さだまさし  『たいせつなひと』
出演:大沢たかお /石田ゆり子/富司純子/林隆三/田辺誠一/古田新太/柄本明
/松村達雄/鴻上尚史/石野真子/渡辺えり子
《Story》
東京で小学校の教師をしていた隆之(大沢たかお)は、悪夢にうなされるようになる。10年に1度とさえ思われる教え子に恵まれながら、その子ども達に集団で乱暴をされる夢、それは隆之に襲いかかる重い病の暗示だった。体に異常が出始めた隆之は、幼なじみの医者博信(古田新太)の診察を受ける。診断結果はベーチェット病。
その中でも視力を徐々に失っていくケースということだった。
隆之は大学の恩師朝村(林隆三)に会いに行く。隆之が小学校の教師になると決めたのは、朝村の説く教育論に共感したからであり、隆之の恋人は朝村の娘、陽子(石田ゆり子)だった。隆之は自らの病気を告白し、いつか陽子の負担になってしまう自分の身を思い、陽子とは別れると告げる。

《Review》
マジメに作られたイイ映画だと思います。長崎の風景が美しいですね。失明するという恐怖に対してこの映画は前向きに自然体で受け入れ、そして静かにその時、“解夏”を向かえて行く。決して簡単に受け入れられないこの運命を淡々と描いている。そこには好感が持てるし、感情移入もできます。それにしてもこのタイトルの“解夏”、僧侶の修行の終わりの日を表すこの言葉、日本語って美しいなぁとあらためて感じます。日本人の心。イイっすね。