那須 芦野の里

いわゆる、観光地那須から外れたところに芦野の里はある。

むかしの東山道、奥州街道、いまのルート4、そして東北道と
関東と東北のボーダーに位置する那須は今も重要な交通の要所である。

旅をする、芭蕉は現在の暦の6月7日に
ここに立ち寄る。
「田一枚残して立ち去る柳かな」の句のこす。
有名な遊行柳(ゆぎょうやなぎ)が今も残る。
聞けば、芭蕉は那須湯元から当日出発、そして
芦野の里を超え
陸奥の国境まで一日で歩いているとか、
凄い健脚、忍者説もうなずける。

今も俳句の聖地、全国から俳句が寄せられる。
そして選ばれた作品が掲示されたいた。
芦野の陣屋跡に建つ
石の美術館、ストーンプラザ
ここの芦野石を使ったモダンな石造りの美術館
シャープな線が印象的

日本の代表的な建築家のひとり
隈研吾さんの作品
那須歴史探訪館は那須路の歴史博物館
那須の宿場の面影を残す静かな芦野の
中心地の高台にある。

頼めば解説の方が楽しく話してくれる。