山形の旅

 紅葉には少し早い9月、山形への旅に出かけました。 季節は黄金色に輝く収穫の時。
秋空のお釜周辺のトレッキングを計画しましたが残念ながら雨。
予定変更。

  ウインターシーズンのカラフルで賑やかな蔵王と違う
季節はずれの「静かな蔵王」と霊場「山寺」の旅をしました。

奥羽三高湯のひとつとして古くから親しまれ来た
蔵王温泉。
強烈な酸性温泉で金属を身に付けて
入浴すると変色腐食してしまいます。

ココは上湯共同浴場。
昔の温泉場の雰囲気を残しています。
蔵王温泉神社の大鳥居
冬ここを通過するとスキー場に着いたと
感じたものです。
今日は曇って山はよく見えません。
山形県随一の観光名所「山寺」です。
ここ山門から1004段の石段。
うっそうとした木々の中に点在する
寺院を拝観しながら行くと
奥の院に到着します。
子供の頃みた
懐かしい場面のようで思わず
シャッターをきりました。

天台宗の霊場で
厳しい修行を思わせる断崖に建つ
寺、石像が見られます。
「閑かさや 岩にしみいる 蝉の声」
 俳聖、松尾芭蕉が山寺を詠んだこの句
包み込む静寂が
名句を思い出させます。
 奥の院までユックリ登って1時間くらい。

五大堂からは
「山寺」の街並みが
飛行機から見ているように
雲間から見えました。

もっと詳しく見たい時は